【3年連続全国第1位の快挙！】鳴門教育大学、教員就職率89.4%を達成！令和7年3月卒業者の実績で国立教員養成大学・学部の中でトップに輝く

徹底した支援と実践的なカリキュラムが3年連続で結実。未来の学校教育を支える質の高い教員を安定的に輩出

国立大学法人鳴門教育大学

2025年12月26日 13時48分

鳴門教育大学（徳島県鳴門市、学長：佐古秀一）は、文部科学省が公表した「国立の教員養成大学・学部の令和7年3月卒業者の就職状況等」において、教員就職率89.4%*を記録し、3年連続で全国第1位となりました。

鳴門教育大学では、確かな教育実践力を育成するカリキュラムと、学生一人ひとりに寄り添った手厚いキャリア支援に取り組んでおり、この継続的な成果はその教育成果が客観的に示されたものと言えます。

*卒業者数から大学院等への進学者と保育士への就職者を除いた数を母数とした教員就職率

3年連続トップが示す質の高い教員養成

鳴門教育大学学校教育学部は、この度公表された文部科学省の調査結果において、国立教員養成大学・学部（44大学・学部）の中で3年連続で教員就職率全国第1位という快挙を達成しました。

鳴門教育大学学校教育学部卒業者の教員就職率が全国第1位となるのは、直近15年間で11回目で、全国トップレベルを維持し続けています。

この実績は、鳴門教育大学が目指す質の高い教員養成の取組が、特定の年度だけでなく、安定的にかつ継続的に教育現場から高い評価を得ていることを示しています。

【参考】文部科学省の公表資料：https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kyoushoku/kyoushoku/1413296_00010.htm

なぜ鳴門教育大学は「ずっと教員就職率が高い」のか？

鳴門教育大学が高い就職率を維持し続けている背景には、単なる試験対策にとどまらない、本質的な「教師力」を育む3つの特徴があります。

1.教育実践力を育むカリキュラム

1年次からの体系的な教育実習に加え、授業外でも学校現場を体験する機会を提供するなど、4年間を通じて教育現場に触れる機会を豊富に設けています。「大学での学び」と「現場での実践」を繰り返すことで、採用試験の面接や模擬授業でも揺るがない、確かな指導力と自信を養います。

2.教員就職に手厚いキャリア支援体制

就職支援室では、元校長などの経験豊富な複数のアドバイザーが常駐し、学生一人ひとりの志望自治体や適性に合わせたきめ細かな指導を行っています。また、模擬面接・模擬授業対策では、全コース教員協力の下、学生の支援に当たっています。

3.「教員志望」の仲間が集う環境と現職教員との交流

鳴門教育大学は、学生の多くが教員を目指しており、互いに切磋琢磨できる環境があります。大学院では、多くの現職教員が学んでおり、現場のリアルな課題や実践知に触れることができ、教員としての視座を高く保つことができます。

佐古秀一学長コメント

「このたび、本学が3年連続で教員就職率全国第1位という快挙を成し遂げられたことを、心から誇りに思います。これは何よりも、本学で真摯に学び、日本の未来を担う覚悟を持った学生たちの努力の賜物です。また、学生たちを日々支え、情熱をもって指導にあたった教職員、そして温かく学生を受け入れ、実践の場を提供してくださった学校現場の皆様に心より感謝申し上げます。『よい教師を1人でも多く』をミッションとする大学として、この結果に甘んじることなく、変化の激しい現代社会において求められる自己伸長型の教員を、これからも全国へ輩出し続ける使命を果たしてまいります。」