新鋭デザイナーを世界に発信する国際ファッションイベント「Global Fashion Collective X PARIS S/S’27」開催
日本発3ブランドが最新コレクションを発表、デザイナーによるコメントを公開
カナダ・バンクーバーに本拠を置く「Global Fashion Collective(GFC)」は、2026年10月4日(日)、5日(月)にフランス・パリのLa Maison des Métallosにて、Global Fashion Collective 2027春夏コレクションを開催しました。本コレクティブショーには、日本、イギリス、イタリア、オーストリア、ウクライナ、アメリカ、メキシコ、中国から14組のデザイナーブランドが参加。それぞれが独自のビジョンとクリエイティブをランウェイ上で披露しました。
■日本からは「STMITO」「AKITSU Chemi Akutami」「Lifestyle - Fika」が参加
デビューコレクション「Magma – Beautiful Hell」をGlobal Fashion Collective Parisにて発表したのは、クチュールデザイナー伊藤聡美氏によるブランド「STMITO」。人間の感情や内面に潜む美しさと闇を、立体的なシルエットと繊細な手仕事で表現する伊藤氏は、量産ではなく、一着一着を唯一無二の作品としてクチュールを制作し、その技術とデザインはパフォーマンス衣装の分野でも高く評価されています。これまで羽生結弦選手をはじめ、世界で活躍するアスリートやアーティストの衣装も数多く手がけてきた同氏のブランドが「Underground Couture」をコンセプトに初のランウェイをパリで披露しました。
さらに日本を拠点に、アートとファッションの垣根を越えて活動するアーティスト、デザイナーのけみ芥見氏が手がける「AKITSU Chemi Akutami」が、Global Fashion Collective Parisに初登場。BMW JAPANのレーシングカーデザインや著名人の肖像画制作をはじめ、障がいのある子どもたちとのコラボレーションアートなど、幅広い分野で創作活動を展開するデザイナーならではの、多様な表現を融合させたランウェイが好評を博しました。
最後に、Global Fashion Collective Parisのランウェイに初登場したのは、日本人デザイナー 中川由美子氏が展開するライフスタイルブランド「lifestyle-fika」。最新コレクション「Above the clouds」ではチュールの軽やかで透け感のある素材と、クラシカルなベルベットの襟など、異なる素材を組み合わせることで生まれる“New Classic”なスタイルを追求し、日々の暮らしの中で感じる視点や感性を形にするライフスタイルブランドならではの繊細な世界観を描き出しました。
主催であるGlobal Fashion Collectiveは、2017年に設立。未来のファッション界を担う若いデザイナーを発掘し、グローバル舞台へ発信するプラットフォームを提供しています。毎シーズン、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、東京と、世界5大ファッションウィークに合わせ、各エリアで新鋭デザイナーによるショーケースを開催しています。
■「STMITO」「AKITSU Chemi Akutami」「Lifestyle - Fika」の最新コレクションとデザイナーによるコメント
STMITO
《コレクションテーマ Magma – Beautiful Hell》
STMITOは、ブランド初のランウェイコレクション「Magma – Beautiful Hell」をGlobal Fashion Collective Paris 2027年春夏の公式ショーケースにて発表しました。舞台は、地底深くに広がる未知の世界。そこに暮らす住人たちを通して、デザイナー伊藤聡美は美しさと恐ろしさ、強さと儚さが共存する「麗しき地獄」をクチュールで表現しました。力強さと繊細さが調和したシルエットを通して、それぞれのルックはこの世界の個性的な住人を描き出しました。カラーパレットは、暗く陰影のあるトーンから燃えるような色合いへと変化し、地下に潜むエネルギーが神秘的な美しさに移り変わっていく様子を表現しました。「Magma – Beautiful Hell」は耐久性を考え、高い技術力と丁寧な手作業で一点もののクチュールを仕上げるSTMITOのクラフトマンシップと、クチュールを自己表現と捉えて、身に着ける人のあらゆるバックグラウンド、個性、アイデンティティを称えるブランドの哲学が見事に昇華された、記念すべき初のランウェイコレクションとなりました。



【STMITOデザイナー 伊藤聡美氏からのコメント】
■今回のコレクション、ショーへの想い
普段はクライアントワークが中心ですので、自分が表現したいもの、新しい挑戦を発表できればと思いました。
■今回のショーのこだわりは?
2023年に日本の芸術家、村山槐多の詞魂をテーマに3点のドレスを作りました。今回のショーはその延長線でもあります。
彼の詩は常に生と死への渇望が同時にありました。
生と死の狭間に存在する魂と、美しさと恐ろしさ、強さと儚さが共存する朧げな世界を今回のショーで表現できればと思いました。
■自身にとっての服飾、デザインのインスピレーションの源泉は?
特に意識した事はありませんが、文字(詞や文章)からのインスピレーション、自然の美しい色や造形に惹かれます。
■ショーを終えて(感想)
なんとか形になり発表ができて良かったです。
しかし、自分が表現したいことと、技術が伴っていない部分があり、自分自身の力量不足を痛感したのも事実です。
モデルの皆さんがドレスを本当に気に入ってくれてるようで嬉しかったです。
■今後に向けて
ただ着るだけの衣服ではなく、一緒に世界観を創るアーティストやクリエイターの方とコラボレーションが出来ればと思っています。映画や舞台衣装にも挑戦したいです。

STMITO
日本人クチュールデザイナー伊藤聡美が手がける「STMITO」は
「Underground Couture」をコンセプトに、人間の感情や内面に潜む美しさと闇を、立体的なシルエットと繊細な手仕事で表現しています。量産ではなく、一着一着を唯一無二の作品として制作。その技術とデザインはパフォーマンス衣装の分野でも高く評価され、これまで羽生結弦選手をはじめ、世界で活躍するアスリートやアーティストの衣装も数多く手がけてきました。
STMITOを通じて、彼女はクチュール、アート、パフォーマンスの境界を押し広げ続けています。
AKITSU Chemi Akutami
AKITSU Chemi Akutamiは、Global Fashion Collective(GFC)によるパリ・ファッション・ウィーク 2027年春夏コレクションのショーケースにて、ファッション、アート、そして多分野にわたるクリエイティブな視点を融合させた独自のコレクションを発表しました。
日本を拠点に活動するアーティストでもある、デザイナーけみ芥見氏のクリエイションは、ランウェイにとどまらず、BMW Japanのレーシングカーのデザインや著名人の肖像画制作など、多岐にわたる分野へと広がっています。さらにニューヨーク・ファッション・ウィークでコレクションを発表するなど、国際的な活動の場を広げてきました。今シーズンのパリでのコレクションでは、異なる領域を横断するデザイナー独自のクリエイティブなアプローチを改めて示すとともに、日本ならではの感性を融合し、革新的なデザインとアーティスティックなブランドの世界観をランウェイ上に表現、国際的な舞台に強烈な印象を残しました。



【AKITSU Chemi Akutami デザイナー けみ芥見氏からのコメント】
■今回のコレクション、ショーへの思い
ロリータという、日本でも「気持ち悪い」と思われる強引な可愛さ、これと着物カルチャーを融合させたいという思いから今回のコレクションに取り組みました。
■今回のショーのこだわり
今回は、コレクションよりもランウェイとしてのエンタメ性を重視しました。
■ご自身にとっての服飾・デザインのインスピレーションの源泉
「可愛さの中の気持ち悪さ」にフォーカスしました。
■ショーを終えてのご感想
予想通りに盛り上がって本当に嬉しく思います。モデルの皆さんの表現力にも感謝です。
■今後に向けて
次回はシックに、分かりやすくモードに寄せた表現にも取り組む予定です。

AKITSU Chemi Akutami
日本の伝統と現代文化の交差点を探求する日本人ファッションデザイナー兼コンテンポラリーアーティスト、けみ芥見によるブランド。彼は日本文化をそのまま守り継ぐのではなく、それを一度解体し、現代的な視点から再構築します。
ファッションブランド「AKITSU Chemi Akutami」を通じて、着物の美意識とストリートカルチャーを融合させ、伝統的なシルエットや文様、文化的シンボルを、新たな視覚言語へと昇華させています。
彼の作品は、伝統を振り返り、守るだけのものではなく、伝統がどのように進化しうるのかを問いかけ、未来の伝統を作り出そうとする試みそのものです。
lifestyle-fika
《コレクションテーマ Above The Clouds》
lifestyle-fikaは、Global Fashion Collective Paris の2027年春夏コレクションとして最新コレクション「Above The Clouds」を発表しました。デザイナー中川由美子はチュールの軽やかで透け感のある素材と、クラシカルなベルベットの襟など、異なる素材を組み合わせることで生まれる“New Classic”なスタイルを表現しました。「自分の中にいる小さな女の子を喜ばせる服」をテーマに、自分自身との対話や、心の奥に隠れているものを表現へと昇華したコレクションは、lifestyle-fikaならではの軽やかで心躍る世界観をパリのランウェイに再現しました。



【lifestyle-fikaデザイナー 中川由美子氏からのコメント】
■今回のコレクション、ショーへの想い
長年、直向きに服を作ってきました。
世界に発信できるチャンスに乗り
fikaの服を世界のセレクトショップで手にして欲しくて参加しました。
■今回のショーのこだわりは?
嘘がない服
自分の心から離れる事なく
奥底に存在する少女と向き合いました
■自身にとっての服飾、デザインのインスピレーションの源泉は?
これまでの経験 感覚 直感
計算はなく 手がその時の心を表現します
■ショーを終えて(感想)
感動して泣きそうでした。
プロのモデル ヘアメイク 全てのスタッフさんに魔法を掛けていただき、いつもの服が何百倍も美しく靡いてました。これらを目にした方の感情に響いて人生のスパイスになれたら光栄に思います。
■今後に向けて
今回のパリの参加では服はアートと学びました。私の服作りに変化が出たら面白いです。

lifestyle-fika
「lifestyle-fika」を手がける日本人デザイナー 中川由美子は16歳から服作りを始め、文化服装学院で3年間洋裁を学んだ後、アパレルデザイナーとして活動。2005年に独立し、日々の暮らしの中で感じる視点や感性を形にするライフスタイルブランド「lifestyle-fika」を展開しています。
■その他の参加デザイナーの最新コレクション

Universidad Iberoamericana (México)

Graduate Runway (India)

Istituto Italiano Design (Italia)

Ximena Corcuera collaboration with Llorenz Sendra (Mexico)

Lenka Designs (Austria)

San Liang Xi Huan (China)

Hindeke by Hiwot (Ethiopia)

RuirUirul (China)

Olena Adam (Ukraine)

Haus of Mclees (UK)

Jumper Zhang (China)

Nolo (Mexico)
■「Global Fashion Collective X PARIS S/S’27」開催概要
開催日程:2026年10月4日(日)、5日(月)
会場:La Maison des Métallos
住所:94 Rue Jean-Pierre Timbaud, 75011 Paris, France
主催:Global Fashion Collective
パートナー:
Key Hairstylist Lead: @OdeteDasilvaHair Hair Team: #OdeteDaSilvaHairTeam
Cristina Cuellar Instituto @Cristinacuellarstore @dermastoremx_offical @temptu
Hair Lead: Odete Da Silva @OdeteDasilvaHair
Makeup Lead: Cristina Cuellar @cristinacuellar

【Global Fashion Collective】について
2017年10月に設立されたグローバルファッションコレクティブ(GFC)は、未来のファッション界を担う若いデザイナーを発掘し、グローバル舞台へ発信するプラットフォームを提供しています。ニューヨークファッションウィークや楽天ファッションウィーク東京などの名だたるイベントで活動し、ロンドン、ミラノ、パリファッションウィークでもショーケースを開催しています。さらにGFCはあらゆる人々のバックグラウンド、アイデンティティを受け入れ、国際的で多様な環境の創出を通じて、ファッションの未来を再構築することに取り組んでいます。
デザイナーを支援するプロフェッショナル集団として価値ある体験を提供し、新鋭のデザイナー、クリエイターの未来に向けた道筋づくりに貢献しています。
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