在宅勤務と出社勤務はどっちがいい？経験者にアンケートで訊いた意識調査を公開｜転職サイト比較Plus

在宅勤務と出社勤務はどっちがいい？実際に在宅勤務を経験した社会人961人にアンケート調査を行いました。

東晶貿易株式会社が運営する転職サイト比較Plus（https://tenshoku-plus.com/）は961人の社会人に、在宅勤務に関する意識調査を行いました。

そのうち、2020年の3月以降、在宅勤務を経験したことがあるのは、39％の375人でした。

今回はこの在宅勤務の経験がある375人を対象に、在宅勤務で働く社員の実態をアンケート調査しました。

■調査概要
アンケート内容：在宅勤務と出社勤務に関するアンケート
調査期間：2020年8月27日
調査対象：22～59歳でお勤めの方
調査エリア：全国

■調査結果の概要

• 2020年3月以降、在宅勤務を経験したのは39％
• 経験者の64％が今後も在宅勤務を希望
• 出社勤務を希望する理由の約半数は「家だと集中できない」
• 在宅勤務を希望する理由の約70％は「通勤時間を省けるから」

■2020年3月以降、在宅勤務を経験したのは39％

今回の調査では、年代ごとで均等に選んだ22～59歳の社会人961人のうち、39％の375人が2020年の3月以降、在宅勤務を経験したと回答しました。

2020年3月時点での調査では、82％の人が通常通り勤務しているというデータもあり、この5ヶ月でコロナに対応する企業が増えたことがわかります。

■在宅勤務経験者の64％が今後も在宅勤務を希望

2020年3月以降、在宅勤務を経験したと回答した375人のうち、64％の240人が在宅勤務を希望していると回答しました。

出社勤務を希望しているのは、36％の135人にとどまりました。

この結果、新しい働き方に順応できている人が多く、また在宅勤務のメリットを感じている人が多いことがわかりました。
■出社勤務を希望する理由の約半数は「家だと集中できない」

出社勤務を希望する理由としては、「家だと集中できない」という回答が、43.7％と一番多いことがわかりました。

「コミュニケーション」や「運動不足」に対して、不安を覚える方も多いです。

また在宅勤務では、電気代や生活費がかさむという回答も一定数ありました。

その他に、自宅の作業環境だと作業効率が落ちるなど、仕事の効率を考えるなら、出社のほうが良いと考える人が多いようです。
■在宅勤務を希望する理由の約70％は「通勤時間を省けるから」

在宅勤務を希望する理由としては、「通勤時間を省けるから」という回答が、73.3％と圧倒的に多い結果となりました。

通常の出社勤務に対して、通勤時間が無駄だと感じている人が多いことがわかります。

また一部作業効率が上がると回答している人もいますが、全体の6.7％にとどまりました。
■今後の企業側の対応について
今回のアンケート結果から、今後在宅勤務への需要はますます高まっていくことが予想されます。

新型コロナウイルスの拡大に伴って急速に広がった在宅勤務ですが、今後は新しい働き方の一つとして、定着していくかもしれません。

企業側としては、いかに在宅勤務でも作業効率を落とさない仕組みを作れるか。

また出勤してもらうにしても、通勤時間の不満をいかに解決していくかが求められるかもしれません。
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