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株式会社ソルガム・ジャパン・ホールディングス
会社概要

【報道関係資料】株式会社ソルガム・ジャパン・ホールディングス、SIAM STEEL GROUP傘下のSIAM FOREST MANAGEMENT COMPANY LIMITEDとのMOUを締結

~バイオマス燃料・家畜の飼料など様々な製品化を目的とした実証試験栽培の実施と事業化実現の取り組みへ~

株式会社ソルガム・ジャパン・ホールディングス

株式会社ソルガム・ジャパン・ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役社長 赤尾 伸悟)は、タイ王国 (以下、「タイ」)の大手鉄鋼事業会社であるSIAM STEEL GROUP(以下、「SSG」)傘下のSIAM FOREST MANAGEMENT COMPANY LIMITED(以下、「SFM」)とスーパーソルガムを原料としたバイオマス製品(スーパーソルガムペレット、及びスーパーソルガムサイレージ飼料など)の事業化に向けた実証試験栽培プロジェクト及びその他の将来性が見込まれる事業の構築を目的とした基本合意(以下、「MOU」)を、平成29年11月8日付で締結いたしましたのでお知らせいたします。
本プロジェクトでは、タイにおいてスーパーソルガムペレット、及びスーパーソルガムサイレージなど様々な製品化を目的とした実証試験栽培の実施・分析・検証を実施し、事業化実現に向けて取り組んでまいります。また、タイにおけるスーパーソルガムの栽培を通じ、栽培地域及び地域農民の方々に利益をもたらす活動を行います。SFMは、当社が収穫したスーパーソルガムから日本市場向けにスーパーソルガムペレット、及びスーパーソルガムサイレージなどその他スーパーソルガムの製品のサンプルを製造いたします。製造されたサンプルについては、顧客である日本国内の発電事業者に提供し燃焼試験を実施することを予定しております。 

1.本MOU締結の経緯・理由
近年日本のエネルギー政策は、転換期を迎えており、その政策は、方向性を示すことを目的として平成14年6月にエネルギー政策基本法が施行されました。同法の規定により、エネルギー需給全体に関する施策の長期的・総合的・計画的な推進を図るための基本的な方向性を示したエネルギー基本計画が平成15年10月に閣議決定され、現在のエネルギー政策全体の基礎となっています。基本方針は「安定供給の確保」、「環境への適合」、及びこれらを十分に考慮したうえでの「市場原理の活用」の三項目であり、国・地方公共団体、事業者等の責務、エネルギーの需給施策の基本事項を定めています。

SSG は1953年に創業し後述する製品の分野で60年以上の業歴があり、洗練されたデザインと卓越した技術から生産された高品質な製品をタイ国内及び世界市場に供給し、多角的な事業展開をしています。現在の製品カテゴリーは、家具事業、建設資材・プレハブ・モジュラー建物事業、工業用品事業、車両事業、カッティングサービス事業、再生可能エネルギーの業容となり、タイ国内のリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。また、SSGのグループ傘下であるSFM及び、さまざまなバイオマス製品を取り扱うSIAM BIOMASS PRODUCT LTD.(以下、「SBP」)はエネルギー部門の位置付けであり、主に海外及び日本市場向けにバイオマス燃料の供給、及びバイオマス発電・太陽光発電・その他再生可能エネルギー事業においても積極的に取り組んでおります。特にバイオマス燃料事業につきましては、2020年の全世界における木質ペレット需要が5,000万トン~8,000万トンに上るとされていることに対し、その供給は4,000万トンに満たないと予想されていることから、将来SFM及びSBPは、年間1,500万トンの木質ペレットを生産供給する計画を進めております。なお、SBPにつきましては、SFMが調達及び供給するバイオマス原料を、SBPが保有するバイオマス燃料生産工場にて加工する計画です。

現在、スーパーソルガムペレットについては、国内の石炭焚き火力発電所の混焼用バイオマス燃料としての引き合いがきております。今後、実証実験栽培がうまくいった場合においては、SFMの信頼性・供給能力・技術力の結集により、日本市場向けバイオマス燃料を安定的・継続的・計画的・低価格での提供を実現してまいります。

日本への輸出に関する具体的な商流計画は、SUPER SORGHUM ASIA HOLDINGS PTE.LTD.(以下、「SSA」)の関連子会社であるTHAI SUPER SORGHUM CO., LTD.がスーパーソルガムの栽培・収穫を行い、SFM及びSBPがスーパーソルガムペレットの生産(受注生産)及びスーパーソルガムサイレージなどその他スーパーソルガム製品の生産を検討しています。SSA は同商品の総販売代理店として日本国内の販売代理店へ販売し、国内の物流については平成29年11月14日にIR情報として公表しました「簡易株式交換による株式会社アズシステムの完全子会社化に関するお知らせ」に記載の通り、当社子会社化を予定しております株式会社アズシステムが受注・同商品の輸送を担う予定です。スーパーソルガムペレットの国内発電事業者(顧客)及びスーパーソルガムサイレージなどその他のスーパーソルガム製品については、総販売代理店である SSA がSFMに紹介を行い、マーティングや販売戦略に基づいてSSA は同商品の販売・配送の一体となったパッケージ販売を計画しています。また、配送料金に関しても、当社独自のプライシングサービスの展開を予定しており、当社は、スーパーソルガムの強みを活かした製品で差別化を図り顧客の囲い込みを促進することで、最終的にスーパーソルガムの種子販売拡大に繋げていく戦略を同時に進めてまいります。

2.SIAM STEEL GROUPの概要
■SIAM STEEL INTERNATIONAL PLC.の企業概要
・名称: SIAM STEEL INTERNATIONAL PLC.
・所在地:51 Moo 2, Poochaosamingprai Road, Bangyaprak, Phrapradaeng,
     Samutprakarn 10130, Thailand
・代表者:代表取締役社長  WANCHAI KUNANANTAKUL
・事業内容:鉄鋼事業
・資本金:20億円
・売上:単体 約65億円、グループ全体 約1,600億円
・従業員:単体 約995名、グループ全体 約8,000名(2017 年 10月31日現在)
・設立:1953年(1993 年12 月27 日 タイ証券取引所SETに上場)
・公式ホームページ: http://www.siamsteel.com/en/ 

■SIAM FOREST MANAGEMENT COMPANY LIMITED.の企業概要
・名称:SIAM FOREST MANAGEMENT COMPANY LIMITED.
・所在地 : 51 Moo 2, Poochaosamingprai Road, Bangyaprak, Phrapradaeng,
     Samutprakarn 10130, Thailand
・業容:再生可能エネルギー事業
            バイオマス燃料の原料向けにゴムの古木の調達、早生樹種のプランテーション及び供給
・資本金: 16.5百万円(500万THB、3.3円/1THB換算)
・設立:2016年6月3日
・名称:SIAM BIOMASS PRODUCT LTD.
・所在地 : 51 Moo 2, Poochaosamingprai Road, Bangyaprak, Phrapradaeng,
               Samutprakarn 10130, Thailand
・業容:再生可能エネルギー事業
            FSC 認証済ペレットや木質チップの生産
            タイ国内で 250のバイオマス燃料生産工場を建設計画中
            製造・保管・物流を手掛け、年間最大1,500万トンの木質ペレットを出荷予定 

■SIAM STEEL GROUP関連会社
○Siam Steel Service Center Plc. (Thailand)
※タイ証券取引所に上場
○Panasonic Eco Solutions Steel (Thailand) Co., Ltd.(Thailand)
○Siam Okamura International Co., Ltd.(Thailand)
○Siam Okamura Steel Co., Ltd. (Thailand)
○Rich Solar Energy Godo Kaisha Co., Ltd.(Japan)
○Sri Chareon International Co., Ltd. (Thailand)
○Siam Steel OC Co., Ltd.(Thailand)
○Siam International Energy Co., Ltd.(Thailand)
○Siam New Power Co., Ltd.(Thailand)
○Siam Green Energy Plus Co., Ltd. (Thailand)
○Siam International Biomass Co., Ltd. (Thailand)
○Siam Biomass Product Co., Ltd. (Thailand)
○Siam Biomass Product – South Pra Sang Co., Ltd.(Thailand)
○Unity Service Co., Ltd.(Thailand)
○Formica (Thailand) Ltd.(Thailand)
○Siam Chitose Co., Ltd.(Thailand)
○Lucky-Kingdom Center (Nakornratchasima) Co., Ltd.(Thailand)
○Lucky-Kingdom Center (Chiangmai) Co., Ltd. (Thailand)
○Union Autoparts Manufacturing(Thailand)
○Hirokoh (Thailand) Co., Ltd. (Thailand)
 

 


3.今後について
当社は日本国内の石炭焚き火力発電所、及びバイオマス発電所をターゲットにスーパーソルガムペレットの積極的な営業活動を展開してまいります。また、当社の当期以降の連結業績に与える影響等につきましては、現時点では確定しておりません。今後、開示すべき影響等が判明した場合には、速やかにお知らせいたします。

■ご参考
○日本国内におけるバイオマス燃料市場のターゲティングについて
日本の発電事業者における年間石炭消費量は、約7,469万トン。石炭とバイオマス燃料の混焼率5%と仮定した場合、混焼に必要なバイオマス燃料は概算で約373万トンとなります。(参考文献:「石炭をめぐる現状と課題」資源エネルギー庁 / 平成26年5月より引用)。

また、日本政府は、2030年エネルギーミックスの目標(電源構成目標)として、現在主流となっている未利用間伐材等を利用した燃料が24万kWなのに対して、一般木材(輸入材)・農作物残渣を用いた燃料が274万~400万kWと10倍以上の目標として計画されています(参考文献:「長期エネルギー需給見通し骨子(案)関連資料」資源エネルギー庁 / 平成27年4月より引用)。1MW相当の発電所で年間 約7,000~7,500トンのバイマス燃料(パームヤシ殻、以下、「PKS」)が必要となることから、2030年のエネルギーミックスの目標を達成するには、約2,000万~3,000万トンのバイオマス燃料(PKS)が必要となります。日本国内のバイオマス発電所は建設ラッシュを迎えており、本格稼働となる2020年以降には約1,000万トン以上のバイオマス燃料(PKS)が必要となります。



会社概要
・商号:株式会社ソルガム・ジャパン・ホールディングス
・所在地:〒141-0001 東京都品川区北品川5-9-15 渡辺コーポレーションビル
・代表者:代表取締役社長 兼 CEO 赤尾 伸悟
・設立:1970(昭和45)年12月4日
・資本金:33億179万円(平成29年3月31日現在)
・東証JASDAQ証券コード:6636
・ソルガム・ジャパン・ホールディングス  公式WEBサイト: http://sorghum-jp.com

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社ソルガム・ジャパン・ホールディングス
Tel:03-6450-3616

 



  

種類
経営情報

会社概要

株式会社ソルガム・ジャパン・ホールディングス

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URL
http://sorghum-jp.com
業種
水産・農林業
本社所在地
東京都品川区北品川5-9-15 渡辺コーポレーションビル
電話番号
03-6450-3616
代表者名
赤尾 伸悟
上場
JASDAQ
資本金
33億179万円
設立
1970年12月
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