協和精工株式会社、世界的ウォッチ エングレーバー(彫金師)金川 恵治氏の新設・工房兼ショップ「K CRAFTWORK JAPAN」でコラボレーション
7月2日(土)、東京・秋葉原-御徒町駅高架下「2k540 AKI-OKA ARTISAN」にオープン
精密工具メーカーとして創業した総合時計製作メーカー、協和精工株式会社(本社:秋田県雄勝郡、代表取締役社
長:鈴木豪、以下、協和精工)は、エングレーバー金川恵治(かながわ けいじ)氏が新たに開設する工房兼ショップ「K CRAFTWORK JAPAN」(ケイクラフトワークジャパン)において、同氏とのコラボレーションを実施します。「K CRAFTWORK JAPAN」は、7月2日(土)11時、JR秋葉原―御徒町駅間の高架下の“ものづくりの街”「2k540 AKI-OKA ARTISAN(ニーケイゴーヨンマル アキオカ アルチザン)」にオープンします。
日本が誇る彫金師で世界的に有名な金川氏は、時計のムーブメント、文字盤、ケース、ローター(回転錘)、裏蓋、針とほとんどのパーツに彫金することが出来る類まれなる才能の持ち主です。デザイナー出身ならではの意匠力を駆使し、技術と意匠双方で内外から高い評価を受けており、海外有名ブランドの彫金にも多数関わっています。
協和精工は「100年後も語れるモノ創り」を目指し、機械式腕時計「MINASE」(ミナセ)の設計開発から製作までを行っています。金川氏は「精緻かつスタイリッシュなMINASEに惚れ込み、この時計に彫ってみたい」との熱い思いを抱き、協和精工へコンタクト。同氏とコラボレーションを行うことになりました。今後、協和精工は金川氏にMINASEモデルや時計パーツを提供し、同氏は「K CRAFTWORK JAPAN」の工房で彫金を行います。工房では来場者が金川氏の作業風景を間近で見学でき、併設のショップでは同氏の作品の常設展示と販売を行います。さらに、協和精工が製作に携わり、卓越した技を持つ職人とのコラボレーションから生み出された日本の伝統工芸技術を駆使した希少品、芸術性の高い品など、多彩なジャパン メイドの時計を販売する予定です。
〇「K CRAFTWORK JAPAN」概要
店名:「K CRAFTWORK JAPAN」(ケイ クラフトワーク ジャパン)
運営責任者:金川恵治(かながわ けいじ)
オープン日時:2016年7月2日(土)11時
場所:「2k540 AKI-OKA ARTISAN(ニーケイゴーヨンマル アキオカ アルチザン)」(区画番号F-1)
〒110-0005 東京都台東区上野5-9 2k540 ARTISAN F-1(山手線 秋葉原駅と御徒町駅間の高架下)
電話番号:03-6803-2330 FAX番号:03-3803-2550
最寄駅:山手線 秋葉原駅から徒歩6分/御徒町駅から徒歩4分、最銀座線 末広町駅から徒歩3分
営業時間:11時~19時(「2k540 AKI-OKA ARTISAN」は水曜日休館。その他、同館の営業日に準じます)
特徴:彫金 時計製造工房(見学可)とショップ
金川 恵治(かながわ けいじ)
日本が誇るウォッチ エングレーバー(彫金師)。1960年長崎に生まれ、美術学校を卒業後、国内ゲームメーカー勤務。
1985年 25歳の時にイラストレーターとして独立。
世界的なエンターテイメント会社の仕事に携わる傍ら、
趣味の機械式時計の世界にも没頭し、自ら作り始める。
現在は独立してウォッチ エングレーバーとして活躍。
【報道関係者の皆様へ】
お願い申し上げます。
MINASE広報代理:エンカツ社 宇於崎(うおざき)、浅井
電話:03-6417-1887 FAX:03-3772-3711 携帯:080-1155-8519(宇於崎)
メール:press@enkatsu.jp
【2k540 AKI-OKA ARTISANとは 】http://www.jrtk.jp/2k540/
(株)ジェイアール東日本都市開発が2010年12月、JR秋葉原―御徒町駅間の高架下にオープンした、全く新しい発想による“ものづくりの街”。「2k540」とは、東京駅を起点に考えた場合、この施設が2キロ540メートルのあたりに立地することに由来するもの。昨今、産業遺産ともいえる建築物をリノベーションし、新たな発想で価値の再生を図るケースが増えているが、この「2k540」も鉄道の高架下という独特の空間を、古きよき時代の雰囲気を残しつつリノベーションし、ジュエリー・革製品、デザイン雑貨、伝統工芸品、木工家具、インテリアペイント、人形、ファッションテキスタイル等のショップと工房が一体となった店舗を集結、限定品、オーダー品、リペアなど、ここでしか買えないオリジナル製品づくりを推進することで、新たなブランド価値の創出を目指す。アクセスは、山手線・秋葉原駅から徒歩5分、同御徒町駅から3分、地下鉄銀座線・末広町駅3分。営業時間は、店舗によって異なる場合があるが、11:00~19:00(水曜日休館)。
【協和精工とは】http://www.kyowaseiko.co.jp/
協和精工株式会社は、1963年東京で精密工具メーカーとして創業し、1973年に秋田県湯沢市に工場を設立。同社が製造する、精密微細工具、cBN工具、PCDダイヤモンド工具などは金型業界や部品加工メーカーをはじめ、軽量化が進むスマートフォン、携帯電話、そして自動車のエンジン、航空機、医療機器、注射針の穴開けなどの製造現場で普及。時計製造にもその技術力は活かされ、特にリューズ部分の穴開けに用いる特殊な段付ドリルは時計業界をはじめ広く浸透。時計のケース製造でも確固たる地位を確立し、1996年には、時計の設計開発から製作までの総合時計製作メーカーとなり、2005年「MINASE」(ミナセ)ブランドを創設。精密加工と研磨技術の融合により、世界に誇る高品位の時計を製作。日本独特の匠の技で秋田県皆瀬から世界を目指す。
商号:協和精工株式会社
設立:1963年8月
代表取締役社長:鈴木豪
本社: 〒012-1103 秋田県雄勝郡羽後町林崎字三ツ盛34-1
事業内容:精密刃工具製造販売、腕時計製造販売
【MINASEとは】http://www.minase-watches.com/
2005年に協和精工が自社ブランドとして立ち上げた国産腕時計ブランド。設計開発から製作までを協和精工が行う。ブランド名の「MINASE」(ミナセ)は、秋田県湯沢市皆瀬のアトリエで、クラフトマンシップにあふれ製造を行う人々に敬意を表し皆瀬(みなせ)の地名からつけたもの。「第二回ものづくり日本大賞 東北経済産業局長賞」ならびに「平成20年 東北地方発明表彰 秋田県支部長賞」を受賞。2014年には、銀座三越「JAPAN SENSES」の腕時計部門の代表ブランドに選ばれ、「三越JAPAN SENSES」で展示。「JAPAN SENSES」とは、三越伊勢丹が、日本の良さが新しい価値として世界で再認識されることを目指し、日本全国の優れた衣食住すべてのモノから、三越伊勢丹のフィルターを通した逸品を集積する取り組み。
「MINASE」の大きな技術的特徴が、ザラツ研磨とMORE構造。ザラツ研磨は、卓越した研磨技術を持つ技術者のみが行うことができる研磨作業で、高級腕時計の製造に欠かせない。現在スイスの時計でもこの手法を施しているところはほとんどない。MORE構造とは、Minase Original Rebuilding Equation の頭文字を並べた造語で、「独自の再生方式」という意味。日本の組木細工にインスパイアされた、ケースやブレスレットなど外装部品を何度でも分解組立できる設計。
現在、「MINASE」は、アヴァンギャルドとクラフトマンシップと日本的美意識が融合したHiZ(ヒズ)と、すみずみまで職人の技と手仕事が堪能できるオーセンティックなMaster Craft(マスタークラフト)の2つのシリーズを展開。
「MINASE」に関するお問い合わせ先】
協和精工株式会社 担当:三木
電話:04-7157-4649(MINASE専用電話回線) FAX:04-7147-7772 メール:miki@kyowaseiko.co.jp
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