アストンマーティン、新たに福岡ショールームを開設して日本市場での成長を継続
アストンマーティン福岡
英国を代表するスポーツカーメーカー、アストンマーティンは、アジア太平洋地域(APAC)におけるブランド・プレゼンスの強化を図っています。この戦略を主導するのが日本であると同時に、アストンマーティンも日本市場の重要性を認識しています。本年1月、新たにアストンマーティン・ジャパン・リミテッドを立ち上げたのも、その好例のひとつです。
アストンマーティン福岡は、来月仮ショールームを開設し、本年後半に豪華な本社屋へ移転する予定です。これにより、2拠点を擁する東京と大阪、そして名古屋に加え、新たな都市に進出することになります。
アストンマーティン最高経営責任者(CEO)のDr アンディ・パーマーは、長年日本に居住した経験を持っています。同氏は、新ディーラーの開設について、次のようにコメントしています。「現地法人の開設に続いて、福岡に新しいショールームをオープンするなどAPAC地域に設備投資だけでなく、人的な投資も積極的に進めています。これは、この地域において、ハイラグジュアリー・スポーツカー・セグメントの主要プレーヤーになるという弊社の決意の表れです。」
アストンマーティン福岡の開設は、4月9日に福岡国際会議場で公式に発表され、当初は福岡県福岡市博多区下川端町にオープンした後、10月に同市東区原田の本ショールームに移転する予定です。この新ディーラーは、台北および台中でアストンマーティン・ビジネスを展開するディーラーパートナー、YunSan Motors Co., Ltd.(永三汽車股份有限公司)によって開設されます。
YunSan Motorsのティモシー・チャン会長は、次のように語っています。「福岡のアストンマーティン・ディーラーとして、弊社に白羽の矢が立ったことを心より光栄に存じます。」
「福岡は、ダイナミックなビジネス都市です。また、中国人、韓国人、台湾人ツーリストにとって、『絶対に訪れるべき』アジアの中核を担う観光都市です。」
「ダイナミックに躍動する福岡であれば、新たなアストンマーティン・ビジネスは必ずや成功すると確信しています。福岡および周辺地域にお住まいのアストンマーティン・ファンの皆さまには、新しいディーラーを通じて素晴らしいスポーツカーを所有する歓びを味わっていただけるでしょう。」
「もちろん私たちは、お客様の方々にアストンマーティン・ブランドにふさわしい比類なきサービスをお届けいたします。」
10月に移転する本ショールームは、新車および中古車を合わせて最大7台を展示するスペースを備えています。
サービスおよびメンテナンスを提供するワークショップも併設されます。アストンマーティン認定テクニシャンが、適切な診断ツールと専用ツールを使用して質の高いサービスを約束します。アストンマーティンは、モダンで独創性の高いスポーツカーを製作するブランドであると同時に、独自のヘリテージを持つメーカーとして、世界で広く認識されています。2013年には設立100周年を迎え、現在では、世界45の国と地域に155の拠点を構えています。
アストンマーティンは最近、Vantage GT12とサーキット専用の限定スーパーカー、Vulcanを発表、新製品の開発、モデルラインナップとビジネスの拡張、更新を進めています。また、ジュネーブ国際モーターショーでは、アストンマーティンCEOのDr パーマーがDBXコンセプトを世界中に披露しました。この最新コンセプトカーは、ラグジュアリーGTセグメントの既成概念に挑む意欲的な作品であり、これまで以上に世界中の幅広い層にアピールし、英国のアイコン的ラグジュアリーブランドの可能性を拡げる1台です。
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