心拍と発汗で心の花を咲かせるインターフェース『Anemone(アネモネ)』をTOKYO DESIGN WEEK 2016 100人展で出展します
■『Anemone』のコンセプトと概要
『Anemone(アネモネ)』は、発汗・心拍・体温などの生体情報を愛の肥料とし、愛の花を咲かせるコミュニケーション支援システムです。対面状態にあるユーザーの汗や心拍を取得し、お互いの緊張状態が一定に達したタイミングで花を咲かせるリアルタイムマッチングシステムです。利用者は、今まで目で見ることのできなかった生体情報をアネモネを介し見ることで、相手との相性を知ることができます。
遠隔のコミュニケーションの発達と近距離コミュニケーションの停滞
テクノロジーの進化は著しく、遠隔地同士のコミュニケーションはインターネットの発達とともにめざましく進化していきました。しかしその反面、対面のコミュニケーション手段はボキャブラリや表現方法は増えていても、遠隔地同士のコミュニケーションの変化には及びません。
遠隔地同士のコミュニケーションのゴールは、より対面に近い状態に近づけるところにあると考えていますが、「Diverse技術研究所」では、それはゴールではなくあくまでも辿り着いた先はスタートであり、対面のコミュニケーションこそまだまだ発展していくべきものと考えています。新しいオフラインでのマッチングのコミュニケーション手段のひとつとして、より満足度の高い出会いの場を提供するデバイスとしてのシステムのひとつが『Anemone』です。
「TOKYO DESIGN WEEK 2016」では、イベント会場の「100人展ブース」に『Anemone』を展示します。実際に『Anemone』に触れていただける機会となりますので、是非お立ち寄りください。開発者より詳細な説明をさせていただきます。
■イベント詳細
TOKYO DESIGN WEEK 2016
http://tokyodesignweek.jp/
会場:明治神宮外苑 絵画館前
〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町2-3
出展期間:2016年11月2日(水) 〜 11月7日(月) ※11月1日は終日閉場
開場時間:11:00〜21:00 ※最終日は20:00まで
開催場所:イベント会場 100人展ブース内
※Diverse技術研究所、「後期」開催の11月2日~11月7日のみ出展します。
■『Anemone』の主研究者 藤田芽衣について
藤田 芽衣 / Mei Fujita
(社員インタビュー:https://goo.gl/ZkbN79 / 活動履歴:https://goo.gl/Y3citJ )
今回の展示作品『Anemone』の主研究者。デバイスの制作からデータの分析を手掛ける。フィールドワークと芸術活動を実践し、芸術環境に関わる研究に従事。 上映環境をはじめとした、主にアニメーションがつなぐ人・もの・地域の関係性を再構築し、コミュニケーション環境の拡張を目指す。現在は恋人間のノンバーバルコミュニケーションに関心があり、データ分析や各種イベントを通じて言語化・視覚化を試みている。研究所ではプロダクトの設計からシステムのコミュニケーションデザインまで担当している。
クリエイターとしての実績
札幌国際短編映画祭、札幌国際芸術祭など国内外で映像作品を上映。劇場映画やライブの演出映像、デジタルサイネージなど、大型施設の環境演出映像を手がける。京都造形芸術大学大学院の修了研究では、学生創作研究助成金の対象に選出。
■Diverse技術研究所について
Diverse技術研究所は、2016年2月に設立されたDating Science (※1)に関する調査や研究を行う機関であり、実サービスから得られるデータを元にData Mining, Matching Algorithm, Interaction System(※2)の3分野の研究を行っています。
※1 Dating Science … 恋愛における他者間のコミュニケーションに関わる学問のこと
※2 詳細は「研究領域について」を参照
■研究領域ついて
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Data Mining
- Diverseサービスのデータを分析し、ユーザの行動パターンの可視化や文化の数値化を行います。日本人の恋愛に関する研究はまだ少なく発展途上です。これらの原因の1つに「恋人を探している人」、「恋愛をしている人」のデータを入手することが非常に困難であったことが挙げられます。ユーザの行動を分析することで現在の問題点や改善点を発見し、日本人に適したマッチングサービスの開発に貢献します。
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Matching Algorithm
- 新たなマッチングアルゴリズムの開発・実証を行います。出会う相手に求める傾向は時代により変化していきます。また、世代や地域によっても求められてくる相手の条件は変化するため一律的なアルゴリズムでは、多くのユーザに適した解を提供することが困難になっています。そこで、数学的だけではなく、社会学的なアプローチも含めたアルゴリズムを開発し、実サービスで実証・改善を行います。
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Interactive System
- オフラインでのコミュニケーションの拡張を目的としたインタラクティブシステムを開発します。対面状態のコミュニケーションは、リアルタイム性や会話の組み立て方など多くのスキルが求められます。コミュニケーションが苦手なユーザだけではなく、より心地よいコミュニケーションの形を提供できるハードウェアを開発し、街コンや婚活パーティなどの実サービスで検討を行います。
■Diverse技術研究所 サイト情報
・Diverse 技術研究所
http://research.diverse-inc.com
・Diverse 技術研究所ブログ
http://blog.research.diverse-inc.com
・お問い合わせ
http://research.diverse-inc.com/contact
共同研究について、活動内容について、セミナーへのご相談などございましたら上記、お問い合わせよりご連絡をお願いいたします。
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