EduLab、AIを活用した手書き文字データ化サービス「DEEP READ」販売開始
EdTech 事業およびAI事業を展開する株式会社EduLab(東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:髙村 淳一、以下「EduLab」)は2018年1月18日、ディープラーニングに基づくAIを活用した手書き文字のテキストデータ化サービス「DEEP READ」を販売開始いたします。
- 取り組みの背景
顧客データや各種申込書等、膨大なデータを紙で管理している企業・団体は多数存在しますが、近年の業務効率化に向けたニーズの拡大、またデータベースの有効活用の観点から、紙データのデジタル化に対する需要は年々拡大しています。一方で、これまで活用されてきた従来型の「OCR(光学的文字認識)」技術では、活字については高い精度でデータ化が可能になるものの、形にばらつきがある手書き文字の認識精度は低く、手書き文字については人力による打ち込み(パンチ入力)作業に頼ったデータ化が一般的でした。多くの企業・団体は、手書き文字の入力作業を海外などにBPO(外部委託)しており、そのために膨大な時間的・費用的コストがかけられています。
- 取り組みの概要
こうした中、当社は従来型のOCR技術とは一線を画す、ディープラーニングに基づくAI(人工知能)を活用した文字認識技術の研究開発を行って参りました。膨大な手書きデータを読み込ませることにより、第一弾の開発では枠線内に書かれた単文字の読み取りに成功しましたが、「部首」や「つくり」が組み合わさった複数文字の認識に課題が残っていました。
その後の研究開発により、複数文字の認識も可能となり、認識精度についても業界トップレベルとなる9割以上の精度でデータ化に成功することが確認できたため、この度正式にサービス名を「DEEP READ」として、手書き文字のデータ化サービスを提供開始いたします。教育業界においては2020年に予定している学習指導要領の改訂を機に、ますます増えることが予想されている記述式答案の採点業務の効率化に貢献するとともに、業種・職種を限定せず、幅広くサービス提供して参ります。
HP:https://www.deepread.ai/#/
- 株式会社EduLabについて
EduLabは、EdTech分野における新事業の開発・投資、教育ITソリューション・プラットフォームの提供、次世代教育の支援、スクールマネジメントなど、最新のラーニングサイエンスをベースに次世代の教育ソリューションを実現します。東京、シアトル、シンガポール、香港、北京、上海、バンガロール、プネを拠点として展開しています。
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