エアホスト、オンライン決済サービス『Stripe』とAPI連携を発表
ー Booking.com 予約の事前決済、不正カード情報の検知・登録の自動化。ホテルが抱える”No Show”対策にー
合同会社エアホスト(本社:神奈川県川崎市宮前区、 代表:尾畠 隆志、以下 エアホスト)が提供するクラウドサービス「AirHost PMS」は、オンライン決済プラットフォームを展開する「Stripe」と2018年10月3日にAPI連携を開始しました。
インバウンド効果で宿泊施設の需要は伸びている一方で、「現地払い」の決済方法は直前キャンセルや宿泊客が現地に現れない”No show”トラブルに繋がっており、近年深刻な課題となっています。
特に Booking.com 予約においてこれらのトラブル回避のため、ゲストから取得したクレジットカードを確認・コピーしての手動でのオーソリゼーション(以下 オーソリ、*クレジットカードの決済が有効かをカード会社に確認する作業)やキャンセルポリシーに合わせた決済の実行、オーソリで無効と判断された場合に Booking.com 側に「無効クレジットカードとして記録」する等の日々の作業は非常に手間がかかっていました。
■ 宿泊客のカード情報は AirHost PMS に連携、Stripe との連携で事前決済を自動化。“No Show”を事前に阻止
AirHost PMS (PCI DSS認証済)では、Booking.com API からクレジットカード情報が自動連携されます。今回の「Stripe」との連携で、以下の流れでクレジットカード決済、不正カード情報の検知・登録が自動化されました。
- 1)自動でクレジットカードのオーソリ実行
◎ カードが有効の場合 ➡︎ 決済日設定に合わせて決済を自動で実行します。
✖️ カードが無効の場合 ➡︎ 自動でBooking.comに「無効クレジットカードとして記録」として登録、ゲストにカード情報の再登録の通知が送られます。
- 2)ゲストがカード情報を更新した場合、オーソリを自動リトライ
- 3)宿泊の短縮や延泊等で請求金額が変更になった場合、自動で一部返金・追加請求を実行
- 4)予約がキャンセルされた場合、請求のキャンセルや返金を自動実行
- 5)各予約の決済状況は一覧で確認可能
■ 低価格の手数料で、カード決済が主要な訪日客の集客強化にも支援
Stripeのサービスは初期費用や月額費などはなく、取引額の3.6%の手数料で利用できます。またVISA、Mastercard、JCBなどあらゆる国の主要なデビットカードやクレジットカードすべてに対応しています。宿泊施設にとっては比較的に手頃な価格で導入することができ、決済に関するゲストとのトラブルも未然に防ぐことができます。
事前決済を徹底することで当日のオペレーションも最低限に抑えることができ、フロント業務の省人化・無人化することができます。またクレジットカードでのオンライン決済を導入することで、カード決済を好む訪日観光客からの集客も強化することができます。
エアホストでは、今後も宿泊施設向けに日々の作業自動化・効率的な運営を支援するシステムを提供することで、民泊・ホテル運営のコストカット及びゲスト様の満足度の向上に貢献してまいります。
【合同会社エアホストについて】
2015年に創業したエアホストは、ホテル・民泊の運用代行サービスを提供する他、宿泊施設のクラウド型管理ツール 「AirHost PMS」を提供し、代行会社としての実際の経験を元に、ホテル・民泊の無人運営に向けたベストソリューション提供を目指しています。
(導入実績:約8,000部屋)
<主なサービス>
・PMS サービス『AirHost PMS』(https://cloud.airhost.co/ja)
・チェックインアプリ『AirHost チェックインソリューション』(http://airhostpms.weebly.com)
・民泊運用代行サービス(http://www.airhost.co/)
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