IT企業ソニックガーデンの出版事業、紀伊國屋書店 梅田本店で初回200冊展開

出版市場1兆円割れのなか、書店の利益率を倍増させる「掛け率50%・返本なし」の挑戦に共感の輪

株式会社ソニックガーデン

「納品のない受託開発」を主業とする株式会社ソニックガーデン(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:倉貫義人)が主宰する出版事業「倉貫書房」は、2026年2月5日(木)に第2作となる書籍『新米マネージャー、最悪な未来を変える』(著者:長瀬光弘)を発売いたしました。紙の出版物販売額が半世紀ぶりに1兆円を割り込むなど、出版流通の構造的な課題が浮き彫りになる中、倉貫書房が掲げる「書店との直取引・掛け率50%(利益率5割)・返本なし(買切)」という新たなビジネスモデルに対し、書店現場からの強い共感をいただいています。その象徴として、西日本最大級の書店である「紀伊國屋書店 梅田本店」において、新興出版社としては異例となる「初回200冊」の仕入れと大規模展開が実現したことをお知らせいたします。

紀伊國屋書店 梅田本店の入り口からも見える棚で、新刊『新米マネージャー、最悪な未来を変える』(著者:長瀬光弘)の発売に合わせて特設パネルを設置するなど、大規模な展開が行われています。

市場縮小時代における「持続可能な出版」への挑戦

近年、書店の減少や出版市場の縮小が社会課題となる中、その要因の一つとして、大量生産・大量消費を前提とした従来の流通システム(低い利益率、高い返本率)の限界が指摘されています。IT企業として「納品のない受託開発」という独自のビジネスモデルを確立してきたソニックガーデンは、この課題に対し、出版業界においても「ビジネスモデルの変革」が必要であると考えました。倉貫書房は、株式会社ミシマ社(本社:東京都目黒区)との業務提携のもと、本から健全に利益が出せる仕組みを構築しています。

  • 掛け率50%(書店利益の倍増)
    一般的な書店の取り分(約20%)を大幅に引き上げ、50%とすることで、書店が本を売れば売るほど報われる構造を作ります。

  • 返本なし(買切)
    書店が在庫リスクを負う代わりに高い利益率を提供。出版社側は過剰な印刷と廃棄を防ぎ、環境負荷とコストを低減します。

  • ITによる直取引
    取次を通さず、受発注プラットフォーム「一冊!取引所」等を活用して書店と直接つながることで、中間コストを削減します。

紀伊國屋書店 梅田本店での「200冊」展開

出版業界のビジネスモデルを変える挑戦は、書店の現場からも支持を集めています。今月発売の第2作『新米マネージャー、最悪な未来を変える』に対し、紀伊國屋書店 梅田本店(大阪府大阪市)より、初回配本としては異例の規模となる「200冊」の注文をいただきました。これは単に書籍の中身への評価にとどまらず、IT企業が出版社と組み、業界の商習慣を変えようとする座組そのものへの共感によるものです。同店では、発売に合わせて特設パネルを設置するなど、大規模な展開が行われています。

紀伊國屋書店 梅田本店の名物書店員・百々典孝さんからのコメント

写真左:紀伊國屋書店梅田本店・百々典孝さん
写真右:株式会社ミシマ社代表・三島邦弘さん

「IT企業のソニックガーデンさんが、ミシマ社さんと組んで本気で出版の流通を変えようとしている。その心意気と座組の面白さに賭けてみたいと思いました。ただ本を売るのではなく、この新しい挑戦を一緒にお客様に届けるために、私たちも『200冊』という数字で応えました。ここ紀伊國屋書店 梅田本店からムーブメントを作っていきたいと思います。」


書籍情報

新米マネージャー、最悪な未来を変える

「最悪な未来なら、変えればいい」

マネージャーに昇進した西原健太。しかし、チームをまとめる難しさに直面する。部下との関係、意見の対立、自分の弱さ……。再びリッキーと出会い、チームを「いい感じ」にするための知恵を学んでいく。問題 vs 私たち、言いたいことを言い切る、一人ひとりの強みを活かす。マネージャーとして成長していく健太の姿を描く。仕事エンタメ小説シリーズ第二弾。

著者:長瀬光弘

発行:倉貫書房(株式会社ソニックガーデン)

装丁:鈴木成一デザイン室

発刊:2026年2月5日

定価:2,420円(本体2,200円+税)

ISBN:978-4-911117-01-9

▶︎本の購入・試し読み(公式サイト):https://kuranuki.sonicgarden.jp/books/2/stories
▶︎書店向け仕入れサイト(一冊取引所):https://1satsu.jp/item/31425/


今後の展開

倉貫書房は、今回の紀伊國屋書店 梅田本店での展開を皮切りに、全国の書店との「直取引」のネットワークを拡大していきます。「市場が小さくなっても、良質な本を作り、それを必要とする人に届け、関わる全員が健全に利益を得られる」。そんな小さくとも強い出版のエコシステムを、ITの力と思想の力で構築してまいります。

倉貫書房について

「仕事を“技芸”とする文化を広げる」ことを目的に、株式会社ソニックガーデン創業者である倉貫義人が主宰する出版事業。メディア『Social Change!』を活動の拠点とし、思想の発信と「紙の本」の刊行を両輪で進めている。

https://kuranuki.sonicgarden.jp/shobo

株式会社ソニックガーデンについて

「納品のない受託開発」を主業とするソフトウェア開発会社。月額定額で顧問のようにお客さまのシステム開発と運用を支援する独自のビジネスモデルを展開している。

https://www.sonicgarden.jp

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会社概要

株式会社ソニックガーデン

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URL
https://www.sonicgarden.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都世田谷区尾山台3丁目33-12 ノアマンション三階
電話番号
03-4405-9876
代表者名
倉貫義人
上場
未上場
資本金
-
設立
2011年07月