点滴療法研究会 ベーシックセミナーI「明日から導入できる3大点滴療法を実践的に学ぶ」開催 &医師が語る残暑疲労の重症化予防法 熱中症搬送者数82,000人超えの今夏の残暑を乗り切るために
- 点滴療法研究会でベーシックセミナーⅠ「明日から導入できる3大点滴療法を実践的に学ぶ」開催決定
10月20日(土)に、点滴療法研究会でベーシックセミナーⅠが開催されます。
参加ご希望の医療従事者の方は点滴療法研究会ウェブサイトにアクセスして申込みフォームからお申し込みいただけます。
ベーシックセミナーI「明日から導入できる3大点滴療法を実践的に学ぶ」 開催概要
日時 :2018/10/20(土)13:00~17:00(12:30受付開始)
開催場所 :ベルサール三田
定員 :50名(先着申込順)
問合せ :点滴療法研究会 WEBサイト(https://www.iv-therapy.org/)
- 医師が回答する熱中症と栄養の関係
今年の夏は埼玉県熊谷市で観測史上最高の41.1℃を記録するなど、記録的な猛暑となりました。熱中症による救急搬送者数も累計で8万2014人※1を超え、8月時点ですでに昨年の5万412人※2を大きく超えています。それに伴い今年は9月に入ってもこの暑さが長引くと言われています。そこで長年救急医療に携わり、近年点滴による高濃度ビタミンCによる栄養療法でがんやパーキンソン病などの患者と向き合う柳澤厚生医師に熱中症と栄養療法についてお話を伺いました。
「熱中症は大量の汗とともにナトリウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルやビタミンが体内から出てしまうことでおこる不調です。筋肉の痙攣、疲労感や歩けないほどのだるさを強く感じたりします。重症化すると心拍が上昇してしまうこともあるので早めの対処が肝心です。時に今年の夏は世界的に猛暑だと言われています。普段からの予防法として水分を多くとる、過剰にアルコールを摂取しない、糖分を過剰に摂取しない、そして普段からビタミンとミネラルに着目してみることが大事です」と語っています。
※1 出典:消防庁(2018年8月21日現在)
※2 出典:消防庁(2017年5~9月)平成30年都道府県別熱中症による救急搬送人員数前年同時期との比較
※出典:消防庁
暑さで不調、疲れやすいと感じたらビタミンB不足を疑ってみる
「今年は湿度が高い日が続き、自律神経が乱れがちです。加えて今年の夏は暑いので、過剰なアルコール摂取のために、神経の働きを正常に保つ働きのあるビタミンBを消費してしまいます。
その結果エネルギー不足が起こり強い疲労感や抑うつ感を引き起こしやすくなります。そうめん等で食事を簡単に済ませてしまうというのも良くありません。パン、ごはん、麺類などの主食は含まれる栄養素の多くが炭水化物=糖質です。糖質を過剰に摂取すると、その代謝のために大量のビタミンB群が消費されてしまいますので、ストレスでビタミンBを消費しているところへ、さらに消費→欠乏という悪循環に陥ります。心身の不調や疲労感を訴える方の多くは適切な栄養指導と疲労回復に効果的なビタミンB1 、B2、B3、B5、B6、B12など6種類のB群とその他ビタミン、ミネラルをバランスよく配合した点滴治療で快方にむかいます。長引く疲労感や暑さによる心身の不調はぜひ栄養失調を疑ってほしい」と語っています。
暑さ疲労の重症化予防のために医療機関に受診する人が増加
「海外のビジネスマンはランチタイムに点滴などの栄養療法を受けている方も多くおられます。暑くて不調だなと感じたら、近くのクリニックにぜひ相談に行ってください。
ビタミンB欠乏の方は、Bが便とともに排泄されてしまい、腸で吸収できない体質になってしまうことがあります。食生活を見直してそれでも改善が見られないときは、点滴やサプリメントで体質改善する必要がありますので点滴療法が有効です。血液中に直接栄養を入れてあげることで、早い効果が期待できます。
特に夏に、お腹が弱く冷房などで下痢をしやすい方、ビールなどの水分を多く摂ると下痢をしやすい方にも有効です。
暑さによる疲労感を放置せずに、ランチタイムや仕事帰りに気軽に受診してほしい」と点滴療法研究会を主宰する柳澤医師は語っています。
疲労回復に有効なビタミンB、高濃度ビタミンCなどの点滴を受けられる医療機関の情報は、点滴療法研究会のホームページ(http://www.iv-therapy.jp/index.html)に掲載されています。
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