みなと銀行と国内最大の事業承継・M＆AマーケットTRANBI（トランビ）、事業承継問題の解決に向け銀行として全国初の業務提携を開始

オンライン事業承継・M&Aマーケットを活用した事業承継支援の最先端モデルを共同で構築

国内最大の事業承継・M&Aマーケット「TRANBI（トランビ）」(URL: https://www.tranbi.com)を運営する株式会社トランビ（本社：東京都港区　代表取締役社長 高橋聡）と株式会社みなと銀行（本店：兵庫県神戸市　代表取締役頭取：服部 博明）とは、事業承継問題を抱える中小企業オーナー様への事業承継支援サービスの提供について、2018年2月14日より業務提携を開始いたしました。本提携はメガバンクを含む銀行としての全国初の提携であり、TRANBI（トランビ）の全国ネットワークを活用した事業承継支援サービスの拡大事例として、先進的なモデルになるものと考えております。

■業務提携の背景
団塊世代の創業経営者たちが70歳代を迎える今、事業承継問題は日本社会が抱える深刻な課題となっています。経済産業省の分析では、中小企業127万社で後継者不在の状況にあり、優良技術の伝承が断絶するなど日本の産業基盤の劣化につながる大きな国家課題となっています。

みなと銀行が本店を置く神戸市においても、2014年時点の事業所数が約7万800件と2001年の7万4千件から4.3%減少しており、その背景には後継者不在による廃業が大きな要因となっていると考えられており、地域経済を支える地域金融機関への事業承継支援のニーズが拡大しております。


■業務提携の内容
今回の業務提携により、みなと銀行は顧客に対して、「TRANBI（トランビ）」の全国ネットワークを活用したM&Aによる事業承継機会を提供し、後継者問題に悩む中小企業経営者への事業承継支援サービスを強化して参ります。

「TRANBI（トランビ）」のユーザー数は、3月末現在で約6,500社超となっており、事業規模の大小に関わらず、全国から優良な承継先候補となる企業を提案することが可能になるものと考えています。業務提携開始前に実施した実証実験においては、紹介依頼から約1週間で平均10社以上の承継先候補の紹介を「TRANBI（トランビ）」から受けており、従来よりも幅広い候補先を顧客に提案が可能となりました。

 

■株式会社みなと銀行について
株式会社みなと銀行（預金残高3兆2,083億円、貸出金残高 2兆５，３３３億円、2017年9月30日現在）は、平成11年に阪神銀行とみどり銀行との合併によって発足した兵庫県下を中心に106支店を持つ地方銀行です。
地域を一番に考える「地域 ファースト」、お客さま本位に徹する「お客さま ファースト」、品質で一番の「クオリティ ファースト」、この3つの「ファースト」を進めることで、兵庫県の「ファーストコールバンク」を目指す地域金融機関です。兵庫県に軸足を置いた地域密着型のビジネスモデルを更に追求することで、企業の人手不足や事業承継、個人のお客さまの資産形成などの課題に向き合ってまいります。

 

■国内最大の事業承継・M&Aマーケット「TRANBI（トランビ）」について
株式会社アストラッドは、現在大きな社会問題となっている事業承継問題に対して、オンラインM&Aという手段を活用して解決すべく、国内最大のM&Aマーケット「TRANBI（トランビ）」（https://www.tranbi.com）を運営しています。「TRANBI（トランビ）」は、M&Aの一連のプロセスで最もコストを要するとされる買い手候補を探すプロセスをインターネット上のオープンプラットフォームを活用することで、劇的に効率化できるサービスです。

2018年3月末時点の登録ユーザー数は6,485社、累計M&A案件数1,157件、累計マッチング数3,725件、平均買い手候補社数10社となっています。


■兵庫県の事業承継・M&A売却案件一覧
https://www.tranbi.com/buy/list/prefecture/28/