ドミンゲス財務相、九州実業界派遣団の来比を歓迎 フィリピンの経済成長促進に対する協力を要請

カルロス・ドミンゲスIII(Carlos G. Dominguez, III) フィリピン財務相は7月18 日、日本より九州経済連合会(以下、九経連)派遣団の来比を歓迎。フィリピンの急速な経済成長を促進することを目的に、ドゥテルテ政権の外国投資に対するさらなる門戸開放方針について説明しました。

(左から、羽田浩二 在フィリピン日本国特命全権大使、カルロス・ドミンゲスIII フィリピン財務相、麻生泰 九経連会長)

麻生泰九経連会長との会合においてドミンゲス財務相は、九経連会員企業によるフィリピンのセメント業および製鋼業、また農業への投資を要請しました。先の二つの産業は、ドゥテルテ政権の最重要プログラム「Build, Build, Build」の根幹産業となっています。

ドミンゲス財務相は、麻生氏との会談で次のように述べています。「麻生会長のリーダーシップのもと、九州の企業各社には是非フィリピンにお越しいただき、大型投資をご検討いただきたいと思っています。」同会合には、羽田浩二在フィリピン日本国特命全権大使も出席しました。

ドミンゲス財務相は麻生氏に対して、ドゥテルテ政権が重点を置く三つの優先目標である貧困削減、日本のような国民の規範意識の醸成、国内および近隣諸国との平和の確立について説明し、さらに、同政権が外国投資に対してさらなる門戸開放を進めている旨を説明しました。その上で、政府が国内経済の開放をすでに開始し、「コメ関税化法」の速やかな施行により民間業者が利益を享受できるコメの輸入自由化を実現していることを例示しました。

ドミンゲス財務相は、経済開放と「Build, Build, Build」プログラムへの投資拡大より、ドゥテルテ政権の最優先課題である2022年までに貧困率を14%まで減少させる目標を達成したいとしています。「(『Build, Build, Buildプログラム』を通じて、)良い雇用を創出し、地域間をつなげることにより、遠隔地域での生産品もマニラ首都圏で市場を開拓することができるのです。」

またドゥテルテ大統領の任期後半に入り、政府は上記三つの優先目標のうち、残りの二つにも取り組んでいます。政権の第二の目標である国民の規範意識の醸成において、麻薬犯罪の取り締まりは目標達成の一つの側面であり、同時に、政府は脱税の取り締まりを強化し、外国籍労働者による適切な納税の確保を実施しています。 

第三の目標である平和の達成においては、政府は「バンサモロ自治地域組織法(BOL)」を新たに成立させ、ミンダナオ島におけるイスラム分離派の政府組織への回帰を奨励しています。また、日本、中国、韓国等のアジア近隣諸国との関係、ならびに東南アジア諸国連合(ASEAN)のその他加盟国との関係の向上に努めています。

これについてドミンゲス財務相は、次のように述べています。「バンサモロ自治地域の法整備強化に努め、現在週に1度の会合を通じ、自治地域の管理に対する助言を行っています。また、ASEAN、日本、韓国、中国、北朝鮮等の近隣諸国とも平和な関係を維持していきたいと考えています。大統領は、全ての発展は平和の上に成り立つと信じています。」

これに対し麻生氏は、「(ドゥテルテ大統領の)強い使命感は非常に重要です」と同意を示しました。会合中、麻生氏はフィリピンのサービス産業が高水準であること、また同国の「活況な経済」を高く評価し、次のように述べました。「フィリピンには頻繁に訪れますが、フィリピン経済は急成長を遂げ、活況を呈していると感じます。特にサービス産業全体の高水準ぶりが印象的でした。」

九州経済連合会(九経連)について:
九経連は約970社を会員企業として有する日本の地域総合経済団体。同団体は1961年、実業界が一体となって九州地方の経済振興に資することを目的として設立された。
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