目黒区緑が丘駅駐輪場でFutuRocket社のAIカメラ「ManaCam Pro」による通行量調査開始
FutuRocket社、次世代のAIカメラ「ManaCam Pro」を、東京都のスマートポール・センサー活用促進補助事業を活用した事業に提供。
FutuRocket株式会社(読み:フューチャーロケット)は目黒区立緑が丘駅駐輪場(緑が丘三丁目1番10号)内の良好な通行環境の確保のため、行われる通行量調査に、AIカメラ「ManaCam Pro」を提供しました。この調査は目黒区と東日本電信電話株式会社東京南支店が連携し、実施される事業となります。

取り組みについて
FutuRocket株式会社(読み:フューチャーロケット。東京都品川区、代表取締役社長 美谷広海)は東京都目黒区立緑が丘駅駐輪場内の通路に3台のAIカメラ「ManaCam Pro」を開発し、提供いたしました。
目黒区立緑が丘駅駐輪場は、場内に通路があります。駐輪利用者だけでなく、隣接する大学へ向かう人、駅利用者、地域の方々などが場内を通行しているため、駐輪場内の通行量は、同種の駐輪場と比較して多くなっています。
特に場内が混雑している朝の時間帯は、スタッフが通路付近に立ち、自転車と人の接触事故の発生防止に努めていますが、通路が狭い部分があるため、接触事故などの懸念がありました。そこで、目黒区は、精度の高い通行量データの取得・分析を通して、混雑する時間帯の移り変わりや歩行者・自転車の混雑状況をより明確に把握し、安全な通行環境を確保するための施策を具体的に検討していくこととしました。
3台のAIカメラは、それぞれ歩行者の人数および自転車の数を毎分ごとに取得します。映像は保存されず、個人が特定されない人数情報と台数情報のみに基づいて数値を計測しています。
事業実施場所:
目黒区立緑が丘駅駐輪場(緑が丘三丁目1番10号)
事業開始日:
2025年3月10日
ManaCam及びManaCam Proについて
「ManaCam」は小規模事業者や新興国でも手軽に導入できる10000円の価格帯のAIカメラです。専門業者に設置・配線工事を依頼しなくも個人で設置ができるよう、USB端子と、電球ソケットから給電できるようにしています。
設置した場所の人数カウントを行い、過去のデータを遡ってダッシュボードで確認することができます。
ManaCam紹介動画 https://youtu.be/rV2Rf7AvYDE
今回新たに提供を開始した「ManaCam Pro」は、QVGAで動画を処理していたManaCamから、フルHDで動画を処理しているため、27倍の解像度で、より高い精度を実現し、また夜間においても高い画像認識性能を実現しています。

FutuRocket社が提供するAIカメラ「ManaCam」及び「ManaCam Pro」はエッジコンピューティングにより利用者・滞在者の人数情報のみをクラウドに送信し個人情報を一切保持しないため、プライバシーへの配慮を考慮する必要が少ない製品となっている他、ネットワークへの負荷・コストが非常に低い、ごく軽量なデータの送信のみを行うのが特徴のため、守秘性を高く保つ必要のあるオフィス等においても手軽に導入でき、企業におけるイノベーション・DXへの取り組みを速度を落とすことなく推進していきます。
FutuRocket株式会社ではAIを使ったDX(デジタルトランスフォーメーション)に誰でも、手軽に取り組めるようにし、デジタルではページビューなどで当たり前となっている利用者数の把握を、リアルの世界でも、手軽に利用者数の集計ができるようにすることで、小さな取り組みからスマートシティー化への一歩を踏み出せられる製品を開発していきます。
FutuRocket株式会社について
会社名:FutuRocket株式会社(読み:フューチャーロケット)
設立:2017年8月30日
代表者:美谷 広海(みたに ひろうみ)
URL:https://futurocket.co
事業内容:害獣・害虫検知のAIデバイス、スモールビジネス向けのAIカメラ「ManaCam」及び、スマートIoTトイレットペーパーホルダーの開発を行っているスタートアップです。Plug and Play Japan, HAX.Tokyoアクセラレータプログラムに採択されています。
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