両面テープだけで内装パネルの施工が可能に!「3M™ VHB™ テープ Y-4800-12建築パネル仕上げ用」発売

~建築業界の人手不足解消と施工品質の向上に寄与~

スリーエム ジャパン株式会社

スリーエム ジャパン株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:スティーブン・ヴァンダーロウ)は8月1日、「3M™ VHB™ テープ Y-4800-12建築パネル仕上げ用」を発売します。
ビスや溶接の代わりに自動車のエンブレムやスマートフォンのガラスパネルの固定などに使用されている「3M™ VHB™ テープ」の技術により、被着体が多岐にわたる建築パネルの施工を、日本で初めて※1両面テープだけで可能にする画期的な製品です。


◆新製品の特徴と使用するメリット
1)施工時間の短縮
 建築パネルの取り付けには、十分な強度を出すために仮止め用の両面テープと接着剤を両方使用する施工方法が一般的です。しかし、接着剤の塗布、交換、液漏れ箇所の清掃など工程が多く、時間がかかることが課題でした。
 3Mが独自に開発した最新の粘着剤を使用した「3M™ VHB™ テープ Y-4800-12建築パネル仕上げ用」は、接着剤なしでも建築内装材に使用される石膏ボードや、ケイ酸カルシウム板などの幅広い材質に対してJIS A 5538※2相当の強度を発揮します。
 接着剤の工程を減らすことで大幅に工期を削減することができます。当社顧客の実証実験では約100㎡の内装パネルの施工が従来2名で2日かかっていたのが、1日に削減されました。施工時間短縮による人件費と接着剤の管理経費の削減により、トータルコストも約15%以上※3低減します。

2)安定した施工品質の実現
 従来の施工法では、接着剤を内装パネルに均一に塗布し続けるのは難しく、作業者により仕上がりにバラつきが出やすいという懸念もあります。施工完了後に、本来は使い切るべき量の接着剤が余っていることや、過度な塗布により接着剤が不足することもあり、安定した品質管理が難しいことが課題でした。
 「3M™ VHB™ テープ Y-4800-12建築パネル仕上げ用」は、決められた長さを貼るだけなので施工管理が簡素化されます。外国人労働者や複数の作業をする多能工が内装作業を引き受けるケースが増加する中でも、安定した施工品質の実現を可能にします。

3)作業者の負担の低減
 一般的に、100㎡の内装パネルを貼り付けるには、約15kgの接着剤が必要になりますが、「3M™ VHB™ テープ Y-4800-12建築パネル仕上げ用」を使用すれば現場への運送やゴミの処理が減り、作業者の負担も低減します。
※1 アクリフォームテープの両面テープのみでの施工方法 ※2 壁・天井ボード用接着剤の日本工業規格 ※3 3M試算による

◆担当者のコメント
 テープ・接着剤製品事業部 マーケティング部の桑名勇輔は以下のようにコメントしています。

「建設業界では技能者の人口減少や職人の高齢化が課題となっております。直近では建設資材の不足に伴う躯体工事の遅れなどの影響により、最終工程にあたる仕上げ工事にしわ寄せが来ております。従来は、決められた工期に間に合わせるために人員を増やすといった手段で施工していましたが、現在は人員確保が難しいのが現状です。そこで開発したのが『3M™ VHB™ テープ Y-4800-12 建築パネル仕上げ用』です。内装パネル施工の工期短縮に加え、品質管理も簡素化する本製品が、建築業界の深刻な人手不足問題に寄与することを期待しています。」

◆仕様

 


【3Mについて】

3M(本社:米国ミネソタ州)は、Science(サイエンス)を活かし毎日の暮らしをより豊かにすることを目指しています。売上高は320億ドルで、9万1,000人の社員が世界中のお客様の課題解決にむけて、創造的なソリューションを提供しています。3Mに関する詳しい情報は、www.3M.com/ @3M/ @3MNewsroom (Twitter)をご覧ください。また、3Mジャパングループについてはwww.mmm.co.jpをご覧ください。

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会社概要

URL
https://www.3mcompany.jp/3M/ja_JP/company-jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都品川区北品川6-7-29
電話番号
03-6409-3800
代表者名
伊藤 誠
上場
未上場
資本金
-
設立
1976年01月