世界に先駆けて量子コンピュータのユースケース探索に取り組む「QPARC」参画企業を50社に拡大し、キックオフ
株式会社QunaSys(本社:東京都文京区、代表取締役:楊天任、以下「当社」)は、昨年度より量子コンピュータ向け企業コミュニティ「QPARC」を運営してまいりました。このたび参画企業や体制をさらに強化し、5月14日に今年度の活動のキックオフイベントを実施致します
QPARC(Quantum Practical Application Research Community)は、「会議室における妄想」ではなく「実際に手を動かし成果を生み出す」ことを信条とし、昨年7月より、40社以上の企業メンバーと共に、活動を進めて参りました。
本コミュニティでは、量子コンピュータ上での量子化学計算の手法を学ぶだけでなく、QunaSysが提供する量子化学計算クラウド「Qamuy™」を使用し、実際の産業応用に向けたユースケース探索に取り組んでいます。
昨年度の活動においては、様々な企業メンバーで構成された合計13チームが「光化学反応」や「分子動力学」「反応経路探索」といった産業的に重要なテーマに取り組み、多くの成果が生み出されました。
このような本格的なユースケース探索活動は、世界的にもまだ取り組まれておらず、これらの成果は、海外の関係者からも高い評価を受けています。
今年度は、活動の一層の加速を図るべく、参画企業を拡大するとともに、海外コンソーシアムや、大阪大学を中心とした「JST 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)量子ソフトウェア研究拠点」 との連携等による体制強化を行い、来る5月14日にキックオフイベントを実施致します。今年度も、量子コンピュータ業界を前進させるための意味あるユースケースを、世界に先駆けて発信してまいります。
■キックオフイベント概要
キックオフイベントでは、産学からゲストをお招きし、以下の要領で実施予定です。
海外からも高い評価を受けている、昨年度の成果もご紹介致します。
日時:5月14日(金)
形態:オンライン
プログラム概要(予定・敬称略):
14:00-15:00 開会の挨拶・昨年度の取り組み紹介(QunaSys 代表取締役 楊天任)
15:00-16:00 量子コンピュータの最前線(大阪大学大学院基礎工学研究科教授 藤井啓祐)
16:00-17:00 量子コンピュータx量子化学の最前線(大阪大学 量子情報・量子生命研究センター 特任准教授 水上渉)
17:00-18:00 産学パネルディスカッション
• 大阪大学 大学院基礎工学研究科教授 藤井啓祐
• 大阪大学 量子情報・量子生命研究センター 特任准教授 水上渉
• IBM 研究開発 IP & テクノロジー事業 部長 岩崎 礼江
• 豊田中央研究所 ビヨンドX研究部門 部門長 佐藤和夫
■参画企業とスポンサー企業
今年度は、参画企業を50社に拡大し、検討を進めてまいります。
QPARCの活動は、海外ハードウェアベンダー、及び、HPCシステムズ株式会社、豊田通商株式会社等のスポンサー企業の皆様により支えられています。
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