【2023年度のラン活はどうなる?】2023年4月に入学予定のご家庭に聞いたランドセルの最新トレンド調査結果発表

株式会社MayLight

毎年競争が激しくなる「ラン活」ですが、今年もいよいよ新しいシーズンがやってきました。

2022年になったばかりですが、すでにランドセルメーカー各社では「2023年度向けモデル」の準備が進められており、この1月中に販売をスタートするところも複数あります。

やはり注目度が高いのは生産数が少ない高級モデルで、コードバンなどを使ったモデルは即日完売してしまうこともあるので要注意です。

「ランドセルの通知表」では、2023年度のラン活を行う方のために、今年もランドセルに関する意識調査を行いました。

最新の調査結果を発表しますので、ぜひランドセル選びの参考にしていただければと思います。
■アンケートの概要

本アンケートは、2023年の4月に小学校へ入学するお子さんがいる方300名を対象に、2021年12月に実施したものです。

アンケートは日本全国を対象とし、インターネットを通じて行いました。

アンケート内容は下記となります。
  • いつ頃からラン活を始めましたか?
  • ランドセルの購入予算はいくらですか?(税込金額)
  • 何色のランドセルを購入予定ですか?
  • いつ頃ランドセルを購入予定ですか?
  • どの素材のランドセルを購入予定ですか?
  • 何を重視してランドセルを選びますか?
  • ブランド選びにこだわりはありますか?
  • 最終的に誰が購入を決めますか?
  • 支払いは誰が行いますか?

■いつ頃からラン活を始めましたか?

いつ頃からラン活を始めましたか?いつ頃からラン活を始めましたか?

いつ頃からラン活をスタートすればよいかは多くの人が気にする点ですが、今回のアンケート結果から「入学する前々年のうちからスタートする」という家庭が過半数を超えていることがわかりました。

本アンケートは「2021年12月」に行いましたが、この時点で「すでに始めている人」と「これから始める予定」の人がほぼ半々程度、若干ですが「すでに始めている人」が多いという結果になっています。

ラン活を始めるに当たっては、各メーカーが配布するカタログが最も早い情報源となりますが、このカタログが配布されるのが「入学する前々年の夏頃」からとなります。

そのため早い人は8月頃からラン活をスタートします。

特に2023年度は各メーカ-・ブランドの販売日が昨年よりも前倒しになっており、1月中から販売をスタートするところも複数あるため、多くの人が前年中からラン活をスタートしたのではないかと思われます。

人気ブランドの場合、早い段階で「紙のカタログ」が配布終了になってしまう可能性もあるため、まだラン活をスタートしていない人は、早めにチェックしておくことをおすすめします。


■ランドセルの購入予算はいくらですか?(税込金額)

ランドセルの購入予算はいくらですか?(税込金額)ランドセルの購入予算はいくらですか?(税込金額)


ランドセルの購入予算でもっとも多かった回答は「5万円未満」で、男女ともにこの価格帯が頭一つ抜けて人気のようです。

次点は「6万円未満」となっており、全体として5万円から6万円程度のモデルを検討している人が多そうです。

男女間で購入予算に大きな偏りは見受けられませんが、やや男の子向けの方が予算金額は低く、女の子向けの方が高いという結果になりました。

9万円以上の高級ランドセルを検討している人の割合も昨年と同程度あり、今年も似たような傾向となっています。


■何色のランドセルを購入予定ですか?
 

何色のランドセルを購入予定ですか?(男の子)何色のランドセルを購入予定ですか?(男の子)

何色のランドセルを購入予定ですか?(女の子)何色のランドセルを購入予定ですか?(女の子)

男女別の人気カラーについて聞いてみたところ、男の子は例年通り「黒(ブラック)」が断トツ人気でした。

ただし得票率は若干下がっていて、黒以外のカラーに関しても少しずつ選ぶ人が増えているようです。

女の子の人気カラーはかなりの激戦でしたが、僅差で「紫(ラベンダー、スミレなど)」が1位という結果になりました。

紫系の色は、赤系を抑えて昨年度から人気No.1のカラーとなりましたが、今年もこの人気は続きそうです。

各メーカー・ブランドが発表している新作モデルを見ると、淡い色合いの紫やピンク、ブルーといった「パステルカラー」を採用しているモデルが多いので、今年はパステルカラーがトレンドになりそうな気配です。


■いつ頃ランドセルを購入予定ですか?

いつ頃ランドセルを購入予定ですか?いつ頃ランドセルを購入予定ですか?


ランドセルの購入時期について聞いてみたところ、最も多かったのは「2022年2月頃」で、次点が「2022年1月頃」、「2022年3月頃」という結果になりました。

今年は各社の販売時期が前倒しとなり、年明け1月から販売をスタートするところが増えています。

それも影響してか、1月から3月までの最初の3ヶ月間だけで65%と過半数を超える得票率でした。

これは「欲しいモデルが売り切れないように、販売開始直後に買う」という人が増えているからだと思われます。

一方で4月以降を見てみると、購買意欲は一旦落ち着きを見せ、アウトレットセールなどが始まる夏頃からまた購入予定の人が増えるという結果になっています。

この点から、「欲しいモデルが決まっている人はすぐに買う」「セール狙いの人は夏以降に買う」という、2つの流れが出来つつあると予想できます。


■どの素材のランドセルを購入予定ですか?

どの素材のランドセルを購入予定ですか?どの素材のランドセルを購入予定ですか?

ランドセルを選ぶ際に「素材」は気になるポイントの一つですが、一番人気は「牛革」の25%でした。

天然皮革の中でも牛革はコードバンよりも価格が安く、かつ生産量も多いため、「高品質かつ買いやすい」という点で人気が高い素材です。

次点は「クラリーノ」で、こちらも人工皮革の中では最高級品ということで安定した人気があります。

一方で「特にこだわりはない」という人も約半数いました。

これを多いと見るか少ないと見るかは判断が分かれますが、「半数の人が買う素材を決めている」と考えれば、やはり素材を気にする人は多いのだろうと予想できます。



■何を重視してランドセルを選びますか?

何を重視してランドセルを選びますか?何を重視してランドセルを選びますか?

ランドセルを購入する際にもっとも重視するポイントを1つ選んでもらいました。

男の子では「耐久性(丈夫さ)」と「軽さ(背負いやすさ)」が多く、女の子では「デザイン・色」と「軽さ(背負いやすさ)」が多いという結果になりました。

やはり男の子はアクティブに動く分、ランドセルの耐久性を気にする人が多いようです。

一方で女の子の場合は耐久性よりも見た目を重視する人が多いという結果になり、この点は昨年とまったく同じ傾向となりました。

注目したいのは男女ともに「軽さ(背負いやすさ)」を重視する人が作年よりも増えているという点です。

最近では「ランドセル症候群」という言葉が話題になるほど、ランドセルを背負う際の重量負担は大きな問題となっています。

この点においては各社とも色々な工夫を重ねていますので、ランドセルを選ぶ際にはしっかりチェックしておきたいポイントです。

軽いランドセルに関しては、ランドセルの通知表でも特集ページを作って選び方や「各ブランド別の最軽量モデル一覧」などを作成していますので、ぜひ参考にしてください。

・参考:軽いランドセルの特集ページ
https://www.randoseru-report.com/erabu/cyoukeiryou.html


■ブランド選びにこだわりはありますか?

ブランド選びにこだわりはありますか?(男の子)ブランド選びにこだわりはありますか?(男の子)

 

ブランド選びにこだわりはありますか?(女の子)ブランド選びにこだわりはありますか?(女の子)

ランドセルを購入する際のブランド選びについて聞いてみたところ、男女ともに「安心できる大手ブランドが良い」という回答が半数近い結果となりました。

一度きりしか購入しないものなので、やはり大手ブランドの安心感は人気のようです。

次点は男女ともに「特にこだわりはない」で、ブランドにこだわらずランドセルを選ぶという人も3割近くいます。

近年人気が急上昇している工房系ブランドに関しては、男女ともに約2割の人が投票するという結果になりました。


■最終的に誰が購入を決めますか?

最終的に誰が購入を決めますか?最終的に誰が購入を決めますか?

ランドセルを購入する際に、最終的に判断するのは誰かという質問に対しては、やはり「子ども」が最も多く60%の得票率でした。

この点については去年とほぼ同様で、子どもの意見を一番大事にするという家庭が多いようです。

次点では「母親」が多く、これも去年同様の結果となっています。


■支払いは誰が行いますか?

支払いは誰が行いますか?支払いは誰が行いますか?

支払いを誰が行うかという質問に対しては、「両親」が53%と最も多い結果となりましたが、昨年時と比べると数%ほど少ない得票率になっています。(昨年時は59%)

といってもそこまで大きな差ではないので、ざっくり見て「両親が半分、祖父母が半分」という結果に変化はないようです。


■まとめ

毎年行っているラン活に関するアンケートですが、今年の結果から感じることは「昨年時よりもラン活時期が早まった」という印象です。

購入金額などに大きな変化はありませんが、やはり各社の販売時期が前倒しになったことで、ラン活自体もスタートが早くなっているように感じます。

また「軽さ」に対する意識も昨年より高まっており、各社の新作モデルがどこまで軽さ対策を行っているか注目したいところです。

今年は1月~4月までと、販売開始時期がブランドによって大きく異なるため情報が集めにくいですが、最新情報に関しては「ランドセルの通知表」にて随時更新しているので、ぜひチェックしてみてください。
 
  • ※本ページ内に掲載されている調査結果、及びグラフ画像などを引用する際は、引用元として「ランドセルの通知表」と明記して下さい。


■本アンケートに関するお問い合わせ先

本アンケートは「ランドセルの通知表」運営チームが行ったものです。
お問い合わせがある方は下記サイトよりご連絡ください。

「ランドセルの通知表」
https://www.randoseru-report.com/

ランドセルの通知表ランドセルの通知表

<運営会社>
会社名:株式会社MayLight
所在地:東京都新宿区新宿1-28-9 新宿高山ビル5階
代表者:代表取締役 金子幸輔
設 立:平成23年11月1日
連絡先:
【TEL】03-6380-6404(代表)
【E-mail】info@maylight.co.jp

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ビジネスカテゴリ
学校・大学保育・幼児教育
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会社概要

株式会社MayLight

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URL
https://www.maylight.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区新宿1-28-9 新宿高山ビル5階
電話番号
03-6380-6404
代表者名
金子幸輔
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2011年11月