電子契約サービス「WAN-Sign」と電子記録債権サービス「POファイナンス®」がサービス連携
~電子契約サービスによる受発注契約を電子記録債権化し中小企業に対する早期融資を支援するサービスを実現~
日本通運株式会社(代表取締役社長:齋藤 充)の子会社で情報資産管理のリーディングカンパニーである株式会社ワンビシアーカイブズ(代表取締役社長 佐久間 文彦 以下、ワンビシアーカイブズ)が提供する、書面契約と電子契約の一元管理が可能な電子契約サービス「WAN-Sign」(URL: https://www.wanbishi.co.jp/econtract/)と、Tranzax株式会社(代表取締役社長 大塚 博之 以下、Tranzax)が提供する電子記録債権サービス「POファイナンス®」(URL:https://www.tranzax.co.jp/solution/po/)は、本日2020年8月27日(木)よりサービス連携を開始しました。
本サービス連携により、受発注時においてつなぎ融資等の資金調達を必要とする中小企業・個人事業主に対して、電子契約サービス「WAN-Sign」で電子署名・締結した受発注情報をPOファイナンス®により電子記録債権とすることで、金融機関から早期に融資を受けることを支援するサービスの提供を開始します。
【電子契約サービスと電子記録債権サービス連携の背景と概要】
新型コロナウイルス感染拡大や職場クラスター対策のため、テレワーク(在宅勤務)やリモートワーク推進による脱ハンコ・印鑑の電子署名・電子契約サービス「WAN-Sign」に注目が集まっています。電子契約サービスによる受発注や契約処理の迅速化・デジタルによる効率化の利点を活かし、電子記録債権サービス「POファイナンス®」と連携することにより、「WAN-Sign」により電子署名された受発注契約を裏付けに電子記録債権を発生させ、受発注契約に担保価値を持たせることで、中小企業・個人事業主の受注時における金融機関からの資金調達を支援するサービスを実現します。
中小企業・個人事業主が多くを占めている受注企業(サプライヤー)、下請先や2次請先との長期取引や安定確保など発注企業(バイヤー)の事業計画への影響も懸念されておりますが、電子契約サービス「WAN-Sign」と電子記録債権サービス「POファイナンス®」の連携によって受発注契約を電子記録債権とすることにより、受注企業(サプライヤー)は、従来困難だった受注時点における債権担保融資が可能となります。発注企業(バイヤー)と受注企業(サプライヤー)の両者にメリットがあるワンストップサービスとなります。
本サービス連携により、年内に利用者を広げ1年後には50億円、3年以内に100億円超のファイナンス活用を目指しております。
電子契約サービス「WAN-Sign」と電子記録債権サービス「POファイナンス®」連携の特長
・金融機関、官公庁、製薬業や医療機関などセキュリティ基準の厳しいユーザーへ長年、機密文書保管や契約管理システムの提供を行っている日本通運グループのワンビシアーカイブズが提供する安心安全な電子契約サービス「WAN-Sign」と連携します。電子署名(電子証明書)と電子サイン(メール認証)の2つの署名方式にも標準対応しており、ワンビシアーカイブズが展開する地域拠点による導入サポートも可能です。
・電子契約サービス「WAN-Sign」は、経済産業省のグレーゾーン解消制度において国土交通省から建設業法への適法性の確認もできている電子契約サービスになり、工事・建築・建設業界や製造業などのものづくり産業で活躍する中小企業へも安心して導入してもらうことができます。
・Tranzaxの子会社であるTranzax電子債権株式会社は、「電子記録債権法」に基づき2016年7月7日に国の指定を受けた、唯一の独立系電子債権記録機関です。
・POファイナンス®は、受発注を電子記録債権として記録することにより、従来は困難だった受注時点から債権担保融資が可能になる世界初の取り組みになります。受注企業(サプライヤー)である中小企業・個人事業主へ早期債権化を実現します。
・発注企業(バイヤー)は、電子契約サービス「WAN-Sign」による電子取引を介して受注企業(サプライヤー)の資金ニーズに応えることが可能になることから、関係強化や電子化率の向上が見込め、受注企業(サプライヤー)においては、受注時に早期資金調達が可能となることで、仕掛期間中における運転資金などの資金繰りから解放され、製造等に注力することで、受注拡大など企業成長の機会を得ることが見込まれます。
・POファイナンス®は、国や自治体の補助金つなぎ融資から地方自治体の発注にも対応ができます。
POファイナンス®取扱い金融機関(現時点)
西武信用金庫、大阪シティ信用金庫、商工組合中央金庫、横浜銀行、朝日信用金庫、広島銀行、豊田信用金庫、第三銀行、文化産業信用組合、中国銀行、西京銀行、福岡銀行
【電子契約サービス「WAN-Sign」について】
(URL:https://www.wanbishi.co.jp/econtract/)
ワンビシアーカイブズが提供する電子契約サービス「WAN-Sign」は、GMOインターネットグループのGMO電子印鑑Agree(GMOクラウド提供) ※1 とGlobalSign認証局・電子署名(GMOグローバルサイン提供)を技術基盤として、内部統制やセキュリティ機能などを強化・追加拡張し、書面契約書および電子契約によって締結した契約書の一元管理、さらには書面契約書の原本管理・保管から電子化を一つのサービス内で提供できる他にはない電子契約・契約管理ソリューションです。大手企業や金融機関から不動産業・建設業・物流業・製造業・人材派遣業など業種や規模を問わず導入が進んでいます。ワンビシアーカイブズでは単純に電子契約サービスを提供するだけでなく、ワンビシアーカイブズが長年培った情報資産管理や契約管理業務・電子化作業のノウハウに基づいて、お客様の契約管理全体をサポートいたします。
(※1)「GMO電子契約サービスAgree」ワンビシアーカイブズの電子契約サービスのプラットフォームに採用(URL:https://www.gmo.jp/news/article/6406/) ※2
(※2)2020年4月21日(火)にGMOクラウド提供の「GMO電子契約サービスAgree」の名称について、電子契約の電子署名と電子サインは「GMO電子印鑑Agree」へ変更いたしました。
【電子記録債権サービス「POファイナンス®」について】
(URL:https://www.tranzax.co.jp/solution/po/)
POファイナンス®は、受注企業(サプライヤー)、発注企業(バイヤー)、金融機関をインターネット上でつなぎ、受発注を裏付けに電子記録債権を発生させ、担保価値を確かにすることができるシステムインフラです。これにより、金融機関が受発注時点から案件に紐づいた債権担保融資を行うことが可能になります。また、2社間での商取引に金融機関が介在することで、取引にかかるキャッシュフローの最適化や取引条件の改善を可能とします。
【株式会社ワンビシアーカイブズとは】
ワンビシアーカイブズは、1966年の設立以来、一貫して『企業の情報資産の安全確保と管理の効率化』を追求し、堅固なセキュリティ体制のもと、重要な情報資産の発生段階から活用、保管、抹消までのライフサイクル全てをカバーした総合的サービスを提供しています。現在では東京・大阪・名古屋・九州に営業拠点を置き、官公庁や金融機関・医療機関・製薬業界をはじめとした約4,000社のお客様にご利用いただいており、2017年には書類とデジタルの両方をカバーする新しい書類保管サービス「書庫探」をリリースし、お客様の働き方の変革をサポートできるサービスを提供しています。
【Tranzax株式会社とは】
2009 年 7 月設立。電子記録債権を活用し企業活動と商流を見える化することで、利便性が高く革新的な
サービスを提供しています。『PO ファイナンス®』の特許を保持(特許第 6140909 号、第 6427247 号)。PO ファイナンス®は、2019 年 4 月に中小企業庁の『ものづくり補助金』のつなぎ融資として採用され、さらに 6 月には令和元年度成長戦略の中に盛り込まれました。
以上
【報道関係お問い合わせ先】
●株式会社ワンビシアーカイブズ
経営企画部 広報担当 日野・石川
TEL:03-5425-5400
E-mail:koho@wanbishi.co.jp
●Tranzax株式会社
経営管理部 広報担当 武井
TEL:03-5510-8077
E-mail:takei@tranzax.co.jp
【「WAN-Sign」に関するお問い合わせ先】
●株式会社ワンビシアーカイブズ
営業開発部(電子契約サービス「WAN-Sign」担当)
TEL:03-5425-5300
E-mail:marketing@wanbishi.co.jp
Web:https://wanbishi.web-tools.biz/econtract_contact/
【「POファイナンス®」に関するお問い合わせ先】
●Tranzax株式会社
カスタマーセンター
TEL:0120-700-057(固定)/0570-000-334(携帯)
E-mail:customer@tranzax.co.jp
【株式会社ワンビシアーカイブズ】 (URL:https://www.wanbishi.co.jp)
会社名 株式会社ワンビシアーカイブズ
所在地 東京都港区虎ノ門4丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス
代表者 代表取締役社長 佐久間 文彦
事業内容 ■情報資産管理事業
■保険代理店事業
資本金 40億円(日本通運株式会社100%子会社)
法人番号 4010401065760
【Tranzax株式会社】 (URL:https://www.tranzax.co.jp/)
会社名 Tranzax株式会社
所在地 東京都港区虎ノ門1-12-9 スズエ・アンド・スズエビル
代表者 代表取締役社長 大塚 博之
事業内容 ■情報サービス業
資本金 17.44億円(資本準備金を含む、百万円未満切り捨て)
法人番号 8010401091687
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
Copyright (C) 2020 Wanbishi Archives Co.,Ltd.
Copyright (C) 2020 Tranzax. All Rights Reserved.
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