大学生と宮島地域住民で考える、持続可能な宮島の未来。宮島学生フォーラム開催!

2025年2月18日(火)、広島大学や広島修道大学の学生などが集まり、宮島の地域住民と交流し学生同士も交流する、新しいイベントを開催しました。

廿日市市

宮島では、いくつもの大学が、研究活動や地域活性化プロジェクトに取り組んでいます。そこで、学生たちと地域住民をつなぎ、産学官民で連携・協力できる環境づくりを目指して、以下3つの企画を実施しました。

(1)宮島エクスカーション

大学生たちが、島内の事業者を訪ねてお話を伺い、意見交換などの交流を行い、宮島への理解や興味を深めました。訪問した場所は、築200年以上の商家を改装し、貸しギャラリー・カフェ・雑貨販売を展開する「ぎゃらりぃ宮郷」、明治後期頃に建てられた伝統的な町家を用いた、一棟貸しの古民家宿「厳妹屋(いつもや)」。普段は聞けない話や、見られない場所に触れ、リアルな宮島を体験しました。

古民家宿「厳妹屋」を見学
「ぎゃらりぃ宮郷」を見学

見学した学生のコメント
宮島には何度も来ていますが、歩くのは表参道商店街ばかり。今日は町家通りの建物や、そこに暮らす人の思いを知ることができて、貴重な体験になりました。

(左から、安田女子大学 現代ビジネス学部 国際観光ビジネス学科2年 谷口花穂さん・箱崎渚さん、3年 豊田祥子さん)

(2)宮島学生フォーラム

宮島で、研究活動や地域活性化プロジェクトに取り組む学生たちが、その成果を発表。後半はワークショップを行い、地域住民の皆さんと意見を交換し、宮島の“いま”と“みらい”について話し合い。それぞれの思いを共有する場となりました。

発表を終えて

広島大学総合科学部4年 宮國真菜さん

他大学の発表や宮島の方の話を聞いて、プロジェクト内容に共通部分が多いことが分かりました。今後、連携して活動できる機会が増えればいいなと思います。

広島大学総合科学部4年 田中萌乃さん

自分の研究に対して、地域の方からフィードバックがあったことが一番の成果です。地元の人ならではの視点、率直な思いに触れることができて勉強になりました。

広島大学大学院 先進理工系科学研究科1年 中川直人さん

研究してきた内容が、思いのほか島内ですでに行われてる活動と重なっていたので、もう少し具体的な提案ができたらよかったなと思います。空き家活用など、今後も宮島の課題に向き合っていきたいです。

広島修道大学人文学部4年 後藤直志さん(右)

広島修道大学国際コミュニティ学部3年 岸達哉さん(左)

今日のフォーラムなどをきっかけに、同じ考えを持つ学生と地域住民が協力して活動を続けていけば、きっとすごいことが起こるはず。宮島エクスカーションで巡った伝統的建造物への興味も深まりました。

また、中江町を中心に学生とも連携しながら地域活性化に取り組む、宮島ゲストハウス「三國屋」 マネージャー 寺澤潤哉さん、廿日市市地域支援員伝統工芸継承担当で木工作家の下村祐介さんによる“宮島びいき”な講話も行われました。

中江町での取り組みを紹介する寺澤さん
「宮島細工に魅了された私」と題した講話を行う下村さん

発表の後は、グループに分かれて、ワークショップを開催しました。持続可能な宮島の未来に向け、今後どのようなことを宮島で行っていけばよいかを島民と学生たちが一緒に議論。夢のような思い付きから現実的な案まで、たくさんのアイデアが出されました。

(3)“宮島びいき”交流会

最後は、学生と地域住民の皆さんによる交流会を実施。学生たちは、地元の皆さんや事業者の皆さんから、こういう機会にしか聞けない話を伺い、発表内容についても議論しあいました。

お互いの興味や関心を高め、より一層“宮島びいき”に。

これらのイベントを通して、宮島の持続可能な観光地域づくりを考える一日となりました。

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廿日市市

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
広島県廿日市市下平良一丁目11番1号
電話番号
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代表者名
松本太郎
上場
未上場
資本金
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設立
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