NEDO「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業」に採択されました
bitBiome株式会社がNEDOのDTSU支援基金に採択、海外環境試料の効率的な微生物遺伝子データ収集に向けた技術開発を行う
bitBiome株式会社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が公募しておりました、第二回「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業」において助成金の採択決定を受けました。採択課題は以下の通りです。
NEDO事業名:ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業
bitBiome採択課題名:微生物遺伝子収集の国際展開に向けた技術改良と事業化検証
採択課題概要:微生物遺伝資源を用いたバイオものづくりの主要市場である米国への参入を目的とし、海外環境試料の効率的な分析実施を可能とする微生物遺伝子データ回収技術の開発を行う。
bitBiomeでは2021年のJapan-US Innovation Awards受賞を皮切りに、米国市場での事業機会を模索するための様々なマーケティング活動を展開し、またFred Hutchinson Cancer Research Center(参考1、参考2)、University of MontrealならびにUniversity of Texasとの共同研究を締結するなど国際的な研究開発も着実に進めてきました。また、2023年には米国法人の設立、グローバルコマーシャルチームの結成をするなど、米国での事業拡大に向けた取り組みも進めてまいりました。
当社では本NEDO事業の採択を受け、米国市場でのビジネス展開を加速させると共に、当社コア技術である微生物シングルセルゲノム解析技術bit-MAP®︎の国際展開を実現していきます。
今後もbitBiomeは日本市場および米国市場において、バイオものづくり領域における独自のソリューションを提供してまいります。
bitBiome株式会社について
bitBiomeは設立から現在まで、培養不要な微生物シングルセルゲノム解析技術bit-MAP®により、土壌細菌、海洋細菌、好熱細菌など多様な環境から微生物ゲノムを解析し、2023年11月現在13億遺伝子超を保有する独自のデータベースbit-GEMを構築しています。現在、このbit-GEMから得られる遺伝子と、独自のバイオインフォマティクス技術やバイオ実験自動化技術を駆使したbit-QEDプラットフォームを活用し、バイオものづくり産業で重要な酵素などの低コストかつ迅速な開発を実現しています。
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