【8月29日開催】IDDK x ElevationSpace合同企画セミナー~今注目の異分野×宇宙ビジネス共創-宇宙環境利用プラットフォーム『ELS-R』で実現する宇宙バイオ実験の未来-~を開催します
「顕微観察」技術の株式会社IDDKと、宇宙環境利用・回収プラットフォームの株式会社ElevationSpaceが、ユーグレナ、高砂電気工業をゲストに、宇宙バイオ実験や宇宙実証の最先端情報を解説
宇宙バイオ実験の実現を目指す株式会社IDDK(以下、IDDK)と株式会社ElevationSpace(以下、ElevationSpace)が、微細藻類ユーグレナの宇宙培養実験を目指す株式会社ユーグレナ(代表取締役社長:出雲充、以下「ユーグレナ」)、宇宙での実績ある世界最小クラスのバルブや各種マイクロポンプを開発する高砂電気工業株式会社(代表取締役社長:小島耕一、以下「高砂電気工業」)をゲストに迎え、宇宙バイオ実験や宇宙実証の最先端情報を紹介します。
開催日時 | 2023年8月29日(火) 16:30~19:30(受付開始16:00) |
リアル開催 | 定員40名 (事前申し込みが必要です) X-NIHONBASHI BASE 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3丁目3−9 日本橋アイティビル 3F |
オンライン開催 | 定員500名 (事前申し込みが必須です) Zoom *オンライン参加チケットをお申込みいただいた方には後日参加用URLをメールにてお知らせいたします。 |
申込URL | |
登壇者 | 上野宗一郎 (株式会社IDDK CEO) 小林稜平 (株式会社ElevationSpace 代表取締役CEO) 鈴木健吾 (株式会社ユーグレナ CTO) 杉浦博之 (高砂電気工業株式会社 執行役員CTO) |
スケジュール(予定) | 16:30~18:30 セミナー ・第1部 各社から発表(会社・事業説明) ・第2部 パネルディスカッション 共創に至った経緯や取り組みの内容 本共創で実現したいこと 宇宙ビジネスに対する今後の展望 ・質疑応答 18:30~19:30 ネットワーキング(現地のみ) |
セミナー開催の背景
現在国際宇宙ステーション(ISS)では、微小重力や宇宙放射線といった宇宙ならではの環境を生かし、様々な実験が行われています。
その件数は2020年時点で約3000件にのぼり、中でも最も多くの割合を占めるのが、宇宙環境が生物に及ぼす影響を調べたり、高品質なたんぱく質の結晶が生成できる微小重力環境を生かした創薬研究といった、ライフサイエンス分野の実験です。
しかしISSは2030年に運用を終了することが決定しており、現在においても「利用機会が限られている」「実験成果物を回収することが難しい」といった課題があります。
そのような問題を解決するため、ElevationSpaceは無人小型衛星を使って、宇宙環境を利用した実証・実験を行うことができる宇宙環境利用プラットフォーム「ELS-R」を開発しています。
2025年に打ち上げる「ELS-R」初号機では、ユーグレナによる微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)の宇宙培養実験を行う計画で、その実験環境として、IDDKのワンチップ顕微観察技術を用いた小型バイオ実験環境が搭載されます。その装置には高砂電気工業の流体制御技術が用いられるなど、ISSに依存しない宇宙バイオ実験環境の実現に向け、4社が共創して取り組んでいます。
参考
・IDDKとElevationSpaceは宇宙での小型バイオ実験環境”Micro Bio Space LAB”の開発に向けた協業を開始(2021年11月30日、IDDK・ElevationSpaceプレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000053748.html
・ElevationSpaceが微細藻類ユーグレナの宇宙培養を目指し共創を開始(2022年1月26日、ElevationSpaceプレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000074085.html
・宇宙で実証&地球に帰還する、2025年打ち上げの小型衛星 ”初号機” が完売!高い需要に応え ”2号機” 打ち上げを2年前倒し2026年に決定、販売を開始(2023年6月21日、ElevationSpaceプレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000074085.html
本セミナーでは、様々な立場で宇宙バイオ実験に関わる4社が一堂に会し、共創の経緯や各社の取り組み、宇宙ビジネスに関する今後の展望をお話しします。
登壇者プロフィール
株式会社IDDK CEO 上野 宗一郎
人工衛星で使われるハイパースペクトルカメラ(光学技術)の研究で大学発ベンチャーを立ち上げに関わった後、株式会社東芝に入社。個人で研究を続ける傍ら、東芝で半導体イメージセンサーの開発者として従事する中で、顕微観察技術(MID:マイクロイメージングデバイス)を発明。スピンアウトベンチャーとして株式会社IDDKを設立し、顕微観察の新しい扉を開いた。
HP : https://iddk.co.jp/
株式会社ElevationSpace 代表取締役CEO 小林 稜平
秋田高専在学中の19歳の時に宇宙建築に出会い人生が変わる。その後、東北大学にて建築学と宇宙工学を専攻し、修士号(工学)を取得。大学在学中には人工衛星開発プロジェクトや次世代宇宙建築物の研究に従事し、宇宙建築において日本1位、世界2位を獲得。宇宙ベンチャーを含む複数社でのインターンを経て、株式会社ElevationSpaceを起業。
HP : https://elevation-space.com/
株式会社ユーグレナ 執行役員CTO 鈴木 健吾
2005年東京大学在学中に株式会社ユーグレナの設立に携わり、共同創業者の一人として研究開発の責任者を担当して現在に至る。微細藻類の一種であるユーグレナの大量培養に関連した技術開発を中心に手掛ける。2016年に東京大学で博士(農学)、2019年に北里大学で博士(医学)の学位取得。現在は理化学研究所の藻類資源アップサイクル研究チームの研究責任者、マレーシア工科大学の客員教授、東北大学の特任教授(客員)を兼任。
高砂電気工業株式会社 執行役員CTO 杉浦博之
流体制御機器専門メーカーの高砂電気工業株式会社で、 工業製品として世界最小クラスのバルブや各種マイクロポンプの開発に30年近く従事してきた。医療、分析用が主な製品であるが、 小型、軽量性から近年は宇宙用途のプロジェクトへの転用も増え、 特にスラスターと宇宙実験機器の流体制御部に多数関わっている。
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