「JoyPla®(ジョイプラ)」がGS1-128対応のSPDシステムとしてバージョンアップ
~ 医療現場における在庫管理問題をDXで解決 ~
株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 林哲也、以下「パイプドビッツ」)は、中小規模病院向けクラウド型相互共有SPDシステム(※)「JoyPla®」をバージョンアップし、本日2021年4月1日より新バージョンの提供を開始します。新バージョンでは、医療材料の使用期限や製造ロット番号などをバーコード管理できるGS1-128に対応し、中小病院での在庫管理に係る業務コストの削減および医療の安全性を確保します。
厚生労働省は、医薬品の取り違え事故防止や市販後のトレーサビリティの確保を推進する目的から、原則2021年4月までに「医療用医薬品の新バーコード表示」を求めており、定着率は年々高まりつつあります。大病院では、医療材料の使用期限や製造ロット番号などをバーコードで管理できるGS1-128の導入が進み、流通経路の把握や医療事故の防止に努める一方、中小病院にとっては金額面から導入のハードルがやや高いとされ、今でもExcelで在庫管理をしているところも少なくありません。
そこで、中小規模病院の業務効率を担う「JoyPla®」は、GS1‒128対応のSPDシステムとしてバージョンアップし、中小規模病院における在庫管理業務の効率化とトレーサビリティ強化による医療の安全性確保を支援します。
- 新機能:GS1-128対応
これまで手書きやExcel入力で行っていた医療材料の在庫管理や棚卸業務を簡素化できます。「JoyPla®」を活用すれば、箱に印字されたGS1-128バーコードを読み取るだけで、医療材料の使用期限や製造ロット番号などのデータを「JoyPla®」に取り込むことができ、在庫管理者の手間と院内の不良在庫を削減し、適正な在庫数を保つことができます。
(2)医療材料の安全性を向上
医療在庫の消費期限をデータ管理でき、消費期限のステータスによって管理画面上で色が変わるため、消費期限切れや消費期限間近の在庫状況を一目で正確に把握できます。消費期限切れのリスクがなくなることで、医療の安全性がより高められ、廃棄ロスを削減します。
(3)トラブル発生時の回収業務の効率化と患者の安全性確保
万が一、商品や原材料などにトラブルやリコールがあった際、どこへ流通されたかが明確になるため、不具合品の回収業務も効率的に行なえて、患者の安全性確保にもつなげられます。
今後もパイプドビッツは、安全・安心なクラウド型相互共有SPDシステムを追求し、中小規模病院の業務効率化と生産性向上に寄与してまいります。
(※)SPD(Supply Processing and Distribution)システム
病院が使用・消費する物品(医薬品、試薬、滅菌・再生品、文具・日用雑貨、印刷物など)の在庫管理・購買管理・搬送管理・消費管理を一元管理することで、コスト削減や原価管理など病院経営改善および管理業務の効率化を図る「物品・物流管理システム」。
- 「JoyPla®」とは
病院内における医療材料や物品などの受発注を、独自に開発したSPDシステムで一元管理することで、不良在庫や欠品、誤発注を軽減します。医療に係る管理業務の効率化および医療材料コストの可視化を図り、地域医療を支える中小病院の経営改善に貢献します。
URL: https://joypla.jp/
- 株式会社パイプドビッツ概要
所在地:東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル
代表者:代表取締役社長CEO 林 哲也
事業内容:情報資産プラットフォーム事業、SaaS事業、ソリューション事業
Webサイト:https://www.pi-pe.co.jp/
- 本件に関するお問い合わせ先
ホスピタルソリューション部 中島、宮井
TEL:03-5575-6601
※「JoyPla」は株式会社パイプドビッツの登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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