ChatGPTとの連携でクラウド日報システム「nanoty」に新機能追加
〜要約やレポート、入力支援などを7月より順次リリース 〜
▼ リリースの背景 ~ 書けない!読めない!活用されない!日報運用に悩む企業は多い ~
日報は業務報告のしくみとして多くの企業に存在しています。しかし、その運用には課題が多く、「日報が書けない」「読む時間がない」「活用されていない」などと嘆く声のほか、形骸化やうまくいかず運用を止めてしまったという話も聞こえてきます。サンロフトでは2005年からクラウド日報システム「nanoty」の運用を開始して以来、日報は組織運営と人材育成に有益だと認識し、こうした課題への対処と効果的な日報活用を追求してきました。今回は生成系AI「ChatGPT」の特長を活かすことで、これらの課題解決につながる新機能が早期に実装できると考えました。
▼ 4つの新機能紹介 ~ ChatGPTと連携する要約・レポート・入力支援等の機能とは?
1.日報要約機能(図1参照)
総括欄に入力された文章をChatGPTが要約。それを部署別に一覧表示する機能です。全社の動きを把握したい経営者や多くの部下を持つ管理職者が、より短時間に日報を確認できるようになります。
2.活動レポート機能
社員の1週間の日報をもとに、ChatGPTが活動記録、成果、関心事、課題の4項目を整理してくれる機能です。週単位で組織の状況を把握できるデータのひとつとして会議や1on1で活用し、課題の早期発見とフォローにつなげることができます。社員が自身の振り返りに活用することもできます。
3.成長レポート機能(図2参照)
既存の社員成長支援機能 *2 のレポートにChatGPTを組み込み、1カ月の成長記録5項目と成長の兆し10項目、フィードバックコメントまで表示するレポート機能です。管理職者は、部下のフォローアップや人事評価の参考にすることができ、社員もメタ認知を深めるトレーニングができます。
4.日報入力支援機能
管理職や同僚が読むことを想定した必要な情報が入るようにChatGPTが入力を支援する機能です。文章を書くのが苦手な社員でも、1日の業務内容や行動を振り返り、その業務からどのようなことを考えたのかを入力しやすくなり、日報としての必要な要素を含んだ日報が書けるように支援します。
※画面デザインや仕様は、今後の開発状況にて一部変更になる場合があります。
▼ 今後の展望 ~ 日報のしくみやデータが組織と人の成長に与える影響を継続的に検証 ~
今回の機能追加により、企業における日報の読み書きが効率化されるだけでなく、注目すべき情報が見えやすくなることで判断が早まったり、顕在化する問題に対処しやすくなったり、人材マネジメントの質が向上したりすることが期待できます。サンロフトは今後も、日報を社内システムの柱と据え、社員の主体的な働き方の推進や、組織力の強化、人材マネジメントなどに役立つサービスを検証しながら提供していく方針です。
*1「nanoty(ナノティ)」:「nanoty」とは「nano」と「community」を組み合わせた造語です。職場を成長の場と捉え、組織全体で承認・共感・感謝をしたり、互いの成長を支援したりするためのクラウド日報システム「nanoty」を企画・開発しています。(URL:https://www.nanotybp.jp/)
*2「社員成長支援機能」:社員成長支援機能とは「成長マーカー」で他者の日報で関心を持った部分を選択して「成長バッジ」を贈り、贈った内容をもとに高度自然言語処理を行い、「成長レポート」を出力する機能です。
【ChatGPTと連携する新機能に関する詳細資料を提供します】
新機能に興味をお持ちいただけましたら、詳細資料にてご案内します。以下のメールまたは公式サイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
株式会社サンロフト nanoty事業部 MAIL:info@nanoty.net
またはWebサイト(https://www.nanotybp.jp/)内のお問い合わせフォームへ
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社サンロフト 広報・マーケティング部(担当:鈴木)MAIL:info@sunloft.co.jp
〒425-0074 静岡県焼津市柳新屋436-1 TEL:054-626-3366 FAX:054-626-3371
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