リージョナルフィッシュ、宮津市にてゲノム編集技術勉強会及び試食会を実施
リージョナルフィッシュ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:梅川 忠典、以下、「リージョナルフィッシュ」)は、先の5月29日、宮津市においてゲノム編集技術の仕組みや安全性等の勉強会を行うと共に、ゲノム編育種により開発したマダイ・トラフグの実食イベント(以下、「本会」)を開催しました。
■本件の背景
リージョナルフィッシュは、「ゲノム編集技術を活用した超高速品種改良」と「AI/IoTを活用したスマート養殖」を組み合わせることにより、日本の水産業にイノベーションを起こし、良質な水産タンパク質の生産性向上や高付加価値化を目指して研究活動を進めております。
2021年9月には世界初となるゲノム編集動物性食品となる可食部増量マダイ(22世紀鯛)を、2021年10月には高成長トラフグ(22世紀ふぐ)を、それぞれ農林水産省・厚生労働省に対して届出を行い、販売を開始しました。また、2021年12月からは、22世紀ふぐを宮津市のふるさと納税の返礼品として提供しております。
この度は、中島武文府議会議員からのご発案の下、今後ゲノム編集食品を世に広めていくにあたり、ゲノム編集の仕組みや安全性、リージョナルフィッシュの目指す未来等について理解を深めていただくと共に、開発済みの22世紀鯛・22世紀ふぐを実食いただく機会を設けさせていただきました。本会には、宮津に由来する国会議員・府議会議員・市議会議員の方、自治体の方、多くの地元関係者や事業会社の方を含め、総勢70名の方にご参集いただきました。
■本会の概要
以下の4つのプログラムに基づき、本会は実施されました。
・ゲノム編集技術に関するレクチャー(リージョナルフィッシュ/取締役CTO 木下政人)
・ゲノム編集技術やスマート養殖技術を用いた事業化のポイント及び法令対応について(リージョナルフィッシュ/代表取締役社長 梅川忠典)
・22世紀鯛、22世紀ふぐの実食
・来場者からの質疑応答
■22世紀鯛・22世紀ふぐの実食について
22世紀鯛の昆布締め、22世紀ふぐの椀物をご用意しました。
来場者からは、以下のような感想が寄せられました。
「非常にぷりぷりしていて、おいしかった。」
「今まで食べたマダイやトラフグの中でも、最も肉厚で本当においしかった。」
「特にトラフグについては、身もとても大きく、ジューシーであった。」
■来場者からのコメント
「リージョナルフィッシュから、陸上養殖におけるAI/IoTのスマート養殖技術・ノウハウや、ゲノム編集育種によって開発した種苗を提供することによって、新規参入者の呼び込みも含め、産業の活性化に繋がるものと期待している。」
「非常に夢のある事業であり、日本の水産業衰退に歯止めをかけ、発展に寄与するものと信ずる。全国各地で展開しつつ、現在の水産業者と共存・共栄してもらいたい。」
「ゲノム編集食品に関して不安に思われている方もいるが、しっかりと技術を理解すれば不安は解消されると信じている。今後ともしっかり応援していきたい。」
■ リージョナルフィッシュについて
リージョナルフィッシュは、京都⼤学⼤学院農学研究科の⽊下政⼈准教授、近畿⼤学⽔産研究所の家⼾敬太郎教授らの技術シーズをコアとして設⽴されたスタートアップ企業です。 オープンイノベーションを通じて、超⾼速の品種改良とスマート養殖を組み合わせた次世代⽔産養殖システムを作り、「SDGs 2番:飢餓をゼロに」や「SDGs 8番:働きがいも経済成⻑も」、「SDGs 14番:海の豊かさを守ろう」の達成に貢献します。
リージョナルフィッシュは、2021年9月に、厚⽣労働省及び農林⽔産省へのゲノム編集⾷品に係る届出・情報提供⼿続を完了させており、国に手続を経て上市する、世界初のゲノム編集動物⾷品である、可⾷部増量マダイ「22世紀鯛」の流通を開始しております。また、2021年11月より、ゲノム編集動物⾷品の第二弾となる高成長トラフグ「22世紀ふぐ」についても流通を開始しました。
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