Cloudflare、ゼロトラストセキュリティを企業の玄関先まで拡張

世界で最も人口が多いオフィスビルや集合住宅1,000か所以上に機器を直接デプロイして、ネットワークの安全性と接続をサポート

Cloudflare

セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を備えたより高度なインターネットの構築を支援するCloudflare(クラウドフレア)は、本日、サンフランシスコのSalesforce Tower、シカゴのWillis Tower、ボストンのJohn Hancock Tower、ニューヨークの4 Times Square、520 Madisonなどの代表的な施設にネットワークを拡張していくことと、世界中の数千か所のオフィスビルや集合住宅にもネットワークを展開する計画を発表しました。この飛躍的な拡張によって、企業は融通の利かない高額なハードウェアソリューションに依存せず、オフィスやコワーキングスペースから簡単にCloudflareのネットワークに接続できるようになります。企業がCloudflare One SuiteのSASEセキュリティソリューションに接続できることで、従業員はすなわち、ハイブリッド型の労働環境で使用するすべてのデバイス、アプリケーション、ネットワークに安全な接続を導入できるようになります。


Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「未来の労働環境がどのようなものになるか、厳密に明言することは誰にもできません。しかし、より柔軟性が高まることは確実です。企業にとってみれば、従業員のいる場所がオフィスであるか、自宅であるか、あるいは移動中であるかに関わらず、生産性を確保するためにセキュリティを犠牲にするようなことはあってはなりません。ゼロトラストソリューションを導入することだけが、どのようなシナリオにも対応できる唯一の方法です。成功する企業には、ビジネスを行う場所に左右されず、最も高性能で、信頼性が高く、安全な接続が必要不可欠なのです」と述べています。

インターネットの黎明期以来、企業はハードウェア集約型の高額なオフィスネットワークを維持してきました。しかし、そうした投資の費用対効果は、新型コロナウィルスのパンデミックによって前代未聞の低水準になりました。労働環境が引き続きハイブリッド化すれば、古いインフラを維持し、安全を確保するためのコストはますます増大するだけです。

さらに、これらのレガシーネットワークは、デバイスも、ネットワークも、アプリケーションも、従業員を保護できる設計になっていません。しかし、Cloudflareネットワークに直接接続すれば、企業は、自社のハードウェアを特定、管理し、安全性を確保するための時間やコストを削減することができます。今回のCloudflareネットワークの拡張により、どのような規模の企業でもゼロトラストセキュリティとSASEソリューションを簡単に導入でき、従業員がどこで働いていても安全な接続を確保できます。 

Advanced Micro Devices社のテクノロジー&エンジニアリング部門の最高技術責任者(CTO)兼エグゼクティブバイスプレジデントであるMark Papermaster氏は、「パンデミック以降、弊社は12,000人の従業員がリモートワークでもオフィスワークでも安全かつシームレスに働けるようにサポートしてきました。Cloudflareのソリューションは必要不可欠になっており、今後もより効率的で強力なソリューションを提供してくれるパートナーシップの継続を嬉しく思います」と述べています。

JLL Spark Global Venture Fundでプリンシパルを務めるKitty Sullivan氏は、「不動産業界ではかねてからの問題を解決するために新しいソリューションによる革命が始まったばかりです。この業界ほど将来の労働環境を再考しようとしている業界はないでしょう」と述べています。

Garmin International社のエッジアーキテクト・Aaron Dearinger氏は、「オフィスそのものに直接ネットワークを接続するというCloudflareの取り組みには多くの可能性を感じます。従業員が生産的かつ安全に勤務できるように支援することは、非常に重要な課題であり、Cloudflareの取り組みによって、将来的なチームのビジネスを支援するだけでなく、ネットワークコストの削減も実現できます」と述べています。

Oxford Properties社の技術開発・ビルデジタル化担当副社長を務めるDanny Stubbings氏は、「ほんの数年前までは、ワールドクラスのデジタルビルを建設するハードルは極めて高いものでした。Cloudflareのモデルの素晴らしい点は、当社のビジネスや顧客にとって真に価値のある自由や体験を与え、新たな可能性を模索することができるというところでしょう」と指摘しています。

Cloudflareのグローバルネットワークは100か国、250都市以上に広がり、ネットワーク容量はこの2年間で3倍に拡大しています。ネットワークの拡張と最適化を続けることによって、Cloudflareは、ユーザーや企業が世界中のどこにいようと、より高速で信頼性の高いインターネット体験を提供します。CloudflareのネットワークおよびCloudflare Oneなどのサービスについての詳細は以下のリソースをご確認ください。 

Cloudflare Birthday Week 2021
https://www.cloudflare.com/birthday-week/

Cloudflare One 
https://www.cloudflare.com/cloudflare-one/

ブログ: Cloudflare for Offices
https://blog.cloudflare.com/cloudflare-for-offices/
 


Cloudflare(クラウドフレア)について 
Cloudflare, Inc.( https://www.cloudflare.com/ja-jp/ / @cloudflare)の使命は、より良いインターネットの構築をサポートすることです。Cloudflareのプラットフォームは、ハードウェアやソフトウェアの追加、コードの変更を行うことなく、あらゆるインターネットアプリケーションを保護、高速化します。Cloudflareにより、インターネットプロパティの全てのトラフィックがインテリジェントなグローバルネットワークを経由してルーティングされ、リクエストを受け取るたびにスマートになります。その結果、パフォーマンスが大幅に向上し、スパムその他の攻撃が減少します。Cloudflareは「アントレプレナー」誌のTop Company Cultures 2018、「Fast Company」誌の2019年版World’s Most Innovative Companiesに選出されました。カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、テキサス州オースティン、イリノイ州シャンペーン、ワシントン州シアトル、ニューヨーク州ニューヨーク、カリフォルニア州サンノゼ、ワシントンDC、リスボン、ロンドン、ミュンヘン、北京、シンガポール、シドニー、東京に拠点を構えています。

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会社概要

URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン26階 エグゼクティブセンター (TEC)
電話番号
050-1791-1110
代表者名
ジョン・ハーラー(John Haarer)
上場
海外市場
資本金
-
設立
2020年05月