平成28年熊本地震で被災した「益城町文化会舘」が復旧
復旧を記念したリニューアルオープンイベントが開催
平成28年熊本地震からの復旧を進めていた「益城町文化会舘」の災害復旧工事が完了。7月3日にリニューアルオープン記念式典が開催されました。
益城町文化会舘は、町民の芸術文化の向上や音楽文化の振興の中心拠点施設として、平成2年に開館して以来、数多くの文化芸術振興事業が開催され、町内に限らず町外からも広く利用されてきました。
しかし、平成28年熊本地震により、建物本体をはじめ駐車場を含む施設全体が被災。その復旧までに約5年の期間を要しましたが、この度災害復旧工事を終え、7月3日にリニューアルオープン記念式典が開催されました。
式典は、益城町復興大使・今吉めぐみさんの司会により進行。オープニングセレモニーとして地元の太鼓チーム「弾正太鼓」と「紅太鼓」による演奏が披露され、その力強い演奏に、会場の空気が一気に盛り上がりました。
主催者として西村博則町長は、「災害やコロナ禍で疲れきった人たちの心を癒やすのは文化芸術です。今後より一層文化事業に力を入れていきたい」とあいさつ。さらに、平成28年熊本地震と令和2年7月豪雨での互いの支援によりつながりができた、熊本県津奈木町「つなぎ舞鶴太鼓」が特別ゲストとして出演。同町オリジナル曲「せり舟」他1曲が披露されました。
益城町復興大使を務める津軽三味線奏者・高崎裕士さん(高は「はしごだか」、崎は「たつさき」)によるスペシャルライブと、同じく益城町復興大使を務める落語家・三遊亭好吉さんによる「福幸(ふっこう)落語」も行われ、来場者たちに感動と笑いを届けた記念式典は幕を下ろしました。
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- 政治・官公庁・地方自治体
- ダウンロード