令和5年度エネルギー管理優良事業者東北経済産業局長表彰受賞のお知らせ
山形県内全事業拠点のカーボンニュートラル(Scope1-2)を達成
本表彰制度は、省エネルギーの意義を理解し、エネルギー管理の推進に努力を重ね、その成果が大きく他の模範となる事業者等を表彰し、省エネルギーの一層の推進に資することを目的としています。
弊社は、製造過程における省エネルギー化活動を今後も積極的に取り組むことに加え、昨年度発表した「IG-CN2050宣言」{2050年ネットゼロ達成(Scope1-2対象)}の早期達成を目指し、カーボンニュートラル活動も推進しています。
昨年の代表的な取り組みとしましては、発電時のCO2排出ゼロである「やまがた水力プレミアム」を5月に導入し、山形県内全事業拠点の電力を水力発電由来に切り替えたことや、東北由来J-クレジットによるカーボンニュートラルLPGを12月に山形県内製造工場へ導入するなどにより、弊社は、山形県内全事業拠点のカーボンニュートラル(Scope1-2)を達成しました。
これにより、アイジー工業株式会社は山形県で生産する「アイジーサイディング」、「アイジールーフ」を実質カーボンフリー商品として2024年1月より供給開始しています。
本受賞を励みとし、弊社はこれからも省エネルギー並びにカーボンニュートラルへの取り組みを継続してまいります。
■表彰概要
名称 : 令和5年度エネルギー管理優良事業者東北経済産業局長表彰
参考 : 令和5年度エネルギー管理功績者及びエネルギー管理優良事業者等表彰者令和5年度東北地方発明表彰
受賞者一覧
https://www.tohoku.meti.go.jp/s_shigen_ene/syo_energy/topics/downloadfiles/240118.pdf
■事例集
➀2022年度:電磁誘導加熱装置の導入(寒河江工場)
連続的に流れる鉄板を温める工程(プレヒーター)で、従来は電熱線ヒーターを使用し循環ファンで炉内温度を調整していた。また、装置は箱状で設備が大きく、鉄板が通過しない待機中でも常に温めておく必要もあり電気使用量が多かった。これを直接鉄板を加熱する高周波電磁誘導方式へ変更し、電気使用量を大幅に削減した。2022年度は2ラインの計2台について実施。
➁その他の改善(2019年度~2022年度)
・老朽化したコンプレッサーの更新及び使用台数の見直し(水戸工場)
・老朽化した変圧器の更新(水戸工場)
・屋内及び敷地内の照明LED化(本社/開発センター/寒河江工場/東根工場/水戸工場)
・チラーユニット室外機放熱ファンの清掃(寒河江工場/東根工場/水戸工場)
・LPG気化器他の断熱補強(寒河江工場/東根工場/水戸工場)
・食堂中央部の仕切り設置による空調負荷削減(寒河江工場)
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