AutoStoreフルフィルメント自動化の需要急増への対応に向けてペイ・パー・ピック(従量課金)サービスの提供を開始
テクノロジー、デジタルサービス、ロジスティクスプロバイダーのTHG Ingenuity社がAutoStoreシステムをペイ・パー・ピックサービスで提供するグローバルディストリビューションパートナーシップ契約を締結
ノルウェーのロボティクステクノロジー企業であるAutoStore™(日本法人:オートストア システム株式会社、 以下 「オートストア」)は世界中で1,150以上のシステムが稼働している業界トップレベルのフルフィルメント自動化テクノロジーであり、ペイ・パー・ピックサービスとして利用可能になったことを発表しました。この新サービスにより、小売業の皆様がより効率的な倉庫業務と顧客への迅速な配送に対する高まるニーズに対応するため、より低価格での参入が可能となります。
また、AutoStoreは、消費者直結型デジタルブランドグループであるTHG PLC傘下のTHG Ingenuity社とグローバルな販売パートナーシップ契約を締結しています。THG Ingenuity社は、AutoStoreのテクノロジーを、Ingenuity社独自の倉庫管理、輸送管理最適化ソフトウェアと組み合わせて、ペイ・パー・ピックモデルで提供し、AutoStoreの対応市場を拡大させることを目標としています。この新しいサービスモデルとパートナーシップは、本日行われた同社の2022年第4四半期決算で発表されました。
AutoStoreのCEOであるMats Hovland Vikseは、次のように述べています。
「昨今、ボリュームベースの価格設定や、顧客に対するより柔軟な支払い条件へのニーズが高まっていることを実感しています。現在、世界の倉庫の80%以上は、自動化がされていません。ペイ・パー・ピックモデルは、当社とインテグレーターパートナーの市場における差別化をさらに加速させ、オーダーフルフィルメントの自動化に対する新たな需要を掘り起こすと確信しています。THG Ingenuity社を迎え、パートナーネットワークをさらに充実させることができました」
THGのエグゼクティブディレクター兼COOのJohn Gallemoreは、次のように述べています。
「AutoStoreは、THGにとってはすでによく知られた存在です。このように、THG Ingenuity社がパートナーとして、幅広いカテゴリーの顧客や潜在的な新規市場に対して、オーダーフルフィルメントオートメーションの利点を容易に提供できるようになることを大変嬉しく思います」
AutoStoreの新しいペイ・パー・ピックモデルは、グリッドインフラへの先行投資と、ロボット、ポート、ソフトウェアへの使用量に応じた定期的な従量課金に基づくものです。グリッドインフラへの先行投資は、一般的な総コストの20~40%程度になると予想されます。業界標準のAutoStoreソリューションをより多くの潜在顧客が利用できるようになることに加え、このテクノロジーはビジネスニーズの変化に応じて容易に拡張可能です。
Gallemoreは、次のように付け加えました。
「私たちは、ペイ・パー・ピックモデルを「win-win-win」のソリューションとして捉えています。需要曲線が変化する中で、この代替的な価格設定モデルは、顧客に特別な保護を提供し、最小限の労力で規模を拡大または縮小する能力を提供することができます。私たちやAutoStoreにとって、ペイ・パー・ピックモデルは可視性を高め、予測可能な収益をもたらします」
AutoStoreは全世界で23のパートナーシップ契約を結んでおり、THG Ingenuity社はペイ・パー・ピックモデルのみ提供する初めてのパートナーとなります。新しいサービスモデルは、すべてのパートナーおよび顧客が利用できます。
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