スラム街から生まれたアートが東京へ──BONBO STARS展、初の単独開催

アフリカ・ガーナのスラム街発のアートプロジェクト「BONBO STARS」。彼らの初となる単独展覧会が、4月26日より東京・千代田区「万世橋チューブ(マーチエキュート神田万世橋内)」にてスタート。

MAGO CREATION株式会社

■ BONBO STARSとは

BONBO STARSの活動拠点となる、アフリカ・ガーナのスラム街「アグボグブロシー」は、世界中の電子廃棄物が集まる“世界最大級の電子機器の墓場”として知られています。美術家・長坂真護は、この地に集まった廃棄物を使ってアートを制作し、その売上をもとに現地でさまざまな活動や事業を展開。雇用を生み出すことでスラム撲滅を目指しています。その活動のひとつが、「BONBO STARSプロジェクト」です。

■ プロジェクトのはじまり

2019年、長坂がアグボグブロシーに初めての文化施設「MAGO E-WASTE MUSEUM」を建設した際、地元の若者たちが作品制作を手伝い、初めてアートに触れ、夢中になっていきました。
長坂は彼らにアートの才能があることに気づきました。彼らの才能を世界に届けたい、そしてスラム街からスーパースターを生み出したい──その想いからこのプロジェクトはスタートしました。

“BONBO”とは、現地の言葉で「幸福な」「幸あれ」を意味し、彼らの希望の象徴でもあります。

■ プロジェクトの仕組み

BONBO STARSの作品は日本など先進国で販売され、売上の10%が作家本人に還元されます。これまでに200点以上が販売され、収益で家を建てたり学費に充てるなど、彼らは少しずつ自分たちの未来を切り拓いています。残りの収益は現地ギャラリー「MAGO GALLERY Agbogbloshie」の運営や画材購入に活用されています。

■ 展覧会の見どころ

本展では、12名のアーティストによる約50点の作品を展示しています。
厳しい環境の中でアートと出会い、人生を動かしていった若者たちによる作品群の中には、初期からの歩みが感じられる作品も含まれており、彼らの成長や変化にも触れていただけます。

また、アグボグブロシーの現状を伝える映像や、各アーティストの紹介パネルも設置し、アートを通じて社会とのつながりや希望を感じていただける空間を演出しています。

■ 展覧会情報

名称:BONBO STARS展 ― From the Slum to the World
会期:2025年4月26日(土)〜6月15日(日)
会場:万世橋チューブ(マーチエキュート神田万世橋 S1)
住所:東京都千代田区神田須田町1丁目25番地4
時間:11:00〜20:00(入場無料)

※休館日:5/7、6/2

■アクセス

https://www.ecute.jp/maach/access.html

■特設サイト

https://bonbostars.wixsite.com/manseibashi

■ お問い合わせ先 MAGO CREATION株式会社 

メールアドレス:magogalleryonline@gmail.com

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

MAGO CREATION株式会社

8フォロワー

RSS
URL
-
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区日本橋馬喰町一丁目7番2号
電話番号
-
代表者名
長坂真護
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年01月