日本円ステーブルコイン「JPYC」に対応したWeb3ウォレット搭載の「運動サプリ®」で、誰でも簡単にJPYCの受け取り・送金が可能に

「運動サプリ」で新規アカウント登録をすればすぐに、個人はJPYCの受け取りと送金、店舗は顧客からのJPYC支払い受付可能に。いま、JPYCがもらえるウォレット体験キャンペーン実施中(先着100名様)。

株式会社センス・イット・スマート(本社:東京都千代田区、代表取締役:谷本広志、以下「当社」)は、行動変容型Web3アプリ「運動サプリ®」(https://espl.jp)に標準搭載されたウォレットにおいて、2025年10月27日に発行された日本円連動ステーブルコイン「JPYC」(電子決済手段型ステーブルコイン)への対応を開始しました。(Ethereum, Polygon)

これにより、個人は今日からJPYCの受け取りと送金が可能になり、店舗はJPYCによる支払いを受け取ることが可能となります。

※JPYCを日本円に交換するには、JPYC株式会社が提供する「JPYC EX」(https://jpyc.co.jp/)への登録(マイナンバーによる本人確認含む)が必要です。

今回のJPYC対応により、これまでウォーキングなどの健康活動や社会的チャレンジに対して「ポイント」や「トークン」として付与されていた報酬が、日本円等価のステーブルコインとして直接届くようになりました。
行動経済学では、報酬を金銭価値として具体的に想像できることで心理的な満足度が高まり(心理的会計/mental accounting)、また、すぐに価値を得られるという感覚(現在バイアス/present bias)が働くことで、行動変容を促す効果が強まるとされています。

JPYCの発行を記念し、先着100名様に新しいJPYCを実際に受け取れる「ウォレット体験キャンペーン」を実施中です。
「運動サプリ」の新規アカウント登録者には、Polygon上の100 JPYC(電子決済手段)と、ブロックチェーン取引に必要なガス代相当の0.5 POLをプレゼントします。
キャンペーン応募フォーム:https://forms.gle/ex2ALtugJmuNS3yE8

■ 運動サプリについて

「運動サプリ」は、“ウォーキングをする”という行動変容を起こすことを目的としたスマートフォンアプリです。
行動経済学に基づき、人が持つ“心のクセ(認知バイアス)”──たとえば損失回避(失うことを避けたい心理)や利他性(誰かのために頑張れる心理)を活かし、「頭ではわかっていても動けない」人が自然に歩き出す仕組みを備えています。

アプリには、チャレンジャー(行動する人)とスポンサー(支援する人)の2つの役割があります。
スポンサーは報酬原資を供託し、チャレンジャーは設定したウォーキング目標の達成を目指します。
報酬(JPYC)は、チャレンジャー本人だけでなく、家族・友人・同僚など“誰にでも”受け取り先として設定可能です。

たとえば、自分がスポンサーとなり、母親をウォーキングのチャレンジャーに設定し、「母が歩いたら孫(自分の子)に報酬が届く」という設定をしたとします。母にとっては、「自分のための健康維持」だけでなく、“孫のために歩こう”という利他的な動機が生まれます。同時に、孫は「おばあちゃんが歩くと自分に報酬が届く」だけでなく、“おばあちゃんの健康を願いながら応援する”という前向きな関わりが生まれます。

このように、「運動サプリ」は家族や友人など人との関係性を行動の起点にする設計を特徴としており、利他性や社会的つながりをモチベーションとして行動を促す行動経済学的アプローチを採用しています。
今回のJPYC対応により、報酬が日本円等価のステーブルコインとして確実に届くようになり、
「誰かのために歩く」という行動が、心理的にも、経済的にも実感できる仕組みが実現しました。

孫のために一生懸命歩く祖母と、それを応援する孫

■ 背景:JPYCを使いやすく

JPYCは、JPYC株式会社が発行する日本円に連動した電子決済手段型ステーブルコインで、1 JPYC=1円の価値を持ち、日本円預金および日本国債を裏付け資産としています。

JPYCやその他のWeb3トークン(POL、USDTなど)を利用するには、「MetaMask」などのウォレットを用意し、

  • ブラウザ拡張機能(Chromeなど)のインストール

  • 秘密鍵(シードフレーズ)の管理

  • ネットワーク設定(PolygonやEthereumなど)

  • 送金時のガス代(手数料)の準備

といった手続きが必要で、一般ユーザーにはハードルが高いものでした。また、従来のウォレット運用では、秘密鍵の紛失や不正アクセスなどにより、資産にアクセスできなくなるリスクが常に存在していました。こうした管理負担や技術的リスクは、Web3の普及を阻む大きな要因のひとつでもあります。

当社はこうした課題を解消するため、メールアドレスやSNSアカウントで登録するだけでウォレットが自動生成され、JPYCをすぐに利用できる仕組みを採用しました(Web3Authを採用)。
これにより、従来のウォレットにありがちな複雑な秘密鍵管理や誤操作のリスクを軽減し、誰でも安心してステーブルコインを使える環境を実現しています。

ただし、運動サプリにおいても、ウォレットに紐づく秘密鍵の管理は非常に重要です。
ウォレットを紛失したり、スマートフォンの故障・アプリ削除などが発生した場合、資産にアクセスできなくなるおそれがあります。そのため、運動サプリの秘密鍵のエクスポート機能を使い、秘密鍵を紙やUSBなどのオフライン環境に安全に保管しておくことを強く推奨いたします。これにより、予期せぬ端末トラブルやデータ消失の際にも、資産を安全に復元することが可能になります。

「運動サプリ」標準搭載のウォレット上で取り扱いできるJPYC (Polygon)

■ JPYC導入の意義:ポイント・トークンからの転換

これまでの健康報酬アプリでは、行動成果に対してポイントやトークンを付与し、それをギフトや電子マネーに交換するプロセスが一般的でした。
しかし、インセンティブを提供する企業や自治体にとっては、このポイント交換に工数やシステムコストが発生していました。一方で、トークンで報酬を受け取るユーザーにも、暗号資産取引所の口座を開設するなどの手間がありました。このように、インセンティブを提供する側と受け取る側の双方に負担が生じていたのです。JPYCを活用することで、こうした中間プロセスを削減し、提供側・ユーザー双方の負担を軽減するとともに、報酬を“現実の価値”としてスムーズに届けられるようになります。

また、行動経済学の観点からは、報酬が「よりお金に近い」ほど心理的なインパクトが強く、行動変容を引き起こしやすいことが知られています。人は報酬の価値を「どれだけ具体的に想像できるか」で受け止め方を変える傾向があり(心理的会計/mental accounting)、抽象的なポイントよりも、即時に金銭価値として理解できる報酬の方が、「確実な価値を得たい欲求」や「即時満足(present bias)」を刺激し、行動意欲を高めるとされています。このため、JPYCのような日本円ステーブルコインによる報酬は、「努力が今すぐ自分の価値として返ってくる」という認識を生み、健康行動や社会貢献行動を継続させる力が高まると期待されます。

■ 将来展望:AIが人を理解し、行動を支援する未来へ

当社は今回のJPYC対応を契機として、今後も継続的にJPYCを活用しながら「運動サプリ」を、個人の行動を支援する“行動変容エンジン”として進化させていきます。健康、教育、環境といった多様な分野で、人々が自発的に行動を起こすための社会的インフラの実現を目指します。

JPYCは、単に価値をやり取りする手段ではなく、「行動を起こすための燃料」です。日本円と等価であることにより、“今すぐ報われる”というリアルな動機を提供し、人が行動を起こす際に必要な報酬への期待や達成感を生み出します。この即時性と具体性が、行動経済学でいう現在バイアスや心理的会計といった人間の意思決定メカニズムに働きかけ、抽象的なポイントやトークンでは生まれなかった、より強い行動変容を引き出します。

「運動サプリ」は、その燃料を受け取り、行動変容を実現するエンジンの役割を担います。ウォーキングという身近な行動を題材に、利他性や社会的つながりを活かして、「わかっていても動けない」人が自然に行動を継続できるよう支援する――それが当社が設計してきた行動変容の仕組みです。この構造は、購買、学習、社会貢献など、日常のさまざまな行動領域にも応用が可能です。

そして、近い将来にはPAI(Personal AI)が登場します。PAIは、個人を深く理解し、その人の価値観や健康状態、生活習慣をもとに、最適な行動方法を導き出したり、必要に応じて代行したりする“個人に寄り添う知性”です。PAIが示す方向性を現実の行動として具現化するのが「運動サプリ」であり、その過程で必要となる報酬や決済を支えるのがJPYCです。

将来的に、PAIが人間の代わりにその人に必要なものを購入し、生活の中で経済行動を行うようになったとき、PAIが利用するのは、ブロックチェーン上で安定した価値を持つJPYCであると当社は考えます。JPYCは、AIにも扱いやすいプログラマブルな日本円として、人とAIの双方が共通の基盤上で安全に価値をやり取りできる、次世代の決済インフラとなるでしょう。JPYCは、思考と行動をつなぐ通貨として、人とAIが協調して生きる社会を支えます。すなわち、PAIが導き、運動サプリが動き、JPYCが走らせる。この3つが連動することで、人間とAIが協働しながら、より良い行動を選び取る社会インフラが形づくられていきます。

JPYCウォレット体験キャンペーン実施中!(先着100名)

JPYC対応開始を記念して、先着100名限定の「ウォレット体験キャンペーン」を実施しています。
「運動サプリ」を新規ダウンロードし、アカウント登録を行った方に、100 JPYC(電子決済手段)と、ブロックチェーン取引に必要な0.5 POL(ガス代相当)をプレゼント。
スマートフォンだけで、ウォレットの作成から受け取りまでを体験できます。

エントリーフォームはこちら:
https://forms.gle/ex2ALtugJmuNS3yE8
※特典は先着100名様に達し次第終了いたします。

■ 株式会社センス・イット・スマートの特許関連情報

(国内取得済特許)
「チャレンジ支援システム」(特許第6696672号)
「プログラム、チャレンジ支援システム、チャレンジ支援方法、端末」(特許第6762647号)
「プログラム、チャレンジ支援システム、チャレンジ支援方法、端末」(特許第7464334号)

(海外取得済特許)
韓国(特許第10-2482357号)
台湾(発明第I 822932号)

(共同特許:国立研究開発法人産業技術総合研究所との共同取得)
「歩行動作評価システム及び歩行動作評価方法」(特許第5315504号)
「支援システム及び支援方法」(特許第5459636号)

■株式会社センス・イット・スマートについて

当社は、「すべての人々が自ら健康になることができる社会」を目指して、ヘルスケアサービス事業を主軸に、ヒトの健康に関連する製品の効果を調査・検証するエビデンス取得支援事業、顧客訴求力の高い製品の開発・仕入・販売を行う美容健康事業を展開しております。

 代表者:代表取締役 谷本広志

 所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町3-1-8-804

 ウェブサイト:https://www.senseitsmart.com

 代表者のXアカウント:https://x.com/hiroshi_sis

 運動サプリ® 公式ウェブサイト:https://espl.jp

■本プレスリリースに関するお問い合わせ先

 株式会社センス・イット・スマート

 片桐

 TEL : 03-5276-2277

 E-mail:pr@senseitsmart.com

 

※「運動サプリ」は、株式会社センス・イット・スマートの登録商標です。

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会社概要

URL
https://www.senseitsmart.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区麹町3-1-8-804
電話番号
03-5276-2277
代表者名
谷本広志
上場
未上場
資本金
3276万円
設立
2001年11月