【Duolingo Language Report 2021】“世界での「日本語」人気”が目立つ中、日本人の9割以上が「英語に自信がない」、「英語を学習している人」が1割以下と判明。

日本語を学びたい外国人と対照的に、多くの日本人が英語に向き合えていないことが浮き彫りに。

Duolingo, Inc.

Duolingo, Inc. (本社所在地:Pittsburgh, USA, 以下Duolingo)は、世界で累計ダウンロード数5億を突破した無料語学アプリ「Duolingo」の日本国内ユーザーと、都道府県在住の4,700名を対象にした調査を行いましたので、その結果をお知らせいたします。
<ポイント>
Duolingo English Reportによると、日本語は世界で5番目に人気の言語となりアジア圏の言語で一番人気というデータが出ました。世界的なスポーツ大会などにより日本文化の注目が高まっていることが要因となっていることが伺えます。
一方で、日本人の9割以上が「英語に自信がない」というデータが出ており、日本語を学びたい外国人が増えている反面、日本に住む多くの人が英語に向き合えていないことが判明しました。
また、日本人が言語を学ぶ目的が旅行などの「外向き」から、家族などの「内向き」にシフトしており、新型コロナウイルスによる生活環境の変化が、言語学習にも影響を与えていることがわかります。

<調査サマリー>
【Duolingo Language Report】サマリー
● 日本語は世界で5番目に人気の言語で、アジア圏の言語で一番高い。「日本文化」への関心の高まりが要因。
● 日本で多く学ばれている言語のトップ3は「英語」「韓国語」「中国語」。韓国語はエンタメコンテンツの話題化がきっかけで急上昇。

● 日本人が言語を学ぶ目的に変化。「仕事(約14%)」と「旅行(約10%)」がそれぞれ2019年から10ポイント以上減少する中、子どもに教えたい、学んでほしいなどを意味する「家族」が約15%と「仕事」と「旅行」を上回る結果に。

【各都道府県在住者の英語力に関する調査】サマリー
● 英語に自信がある都道府県TOP3は「東京都」「石川県」「沖縄県」
● 英語学習を行っている勤勉な都道府県TOP3は「東京都」「熊本県」「岡山県」
● 全体の9割以上が英語に自信がないと回答。さらに英語を勉強している人は1割以下。
● 自身の英語レベルついて約9割が「初心者レベル」であると回答。

 
  • ​<Duolingo Language Report 2021の結果>
日本語は世界で5番目に人気の言語で、アジア圏の言語でトップ。日本文化への関心が高まっていることが一因に。
Duolingo Language Report によると、日本語は世界で5番目、アジアでは1番人気のある言語となりました。外国人が日本語を学びたい理由として「文化」と回答している人が多く、2021年に行われた世界的なスポーツ大会の開催から「日本文化」への関心がより一層高まったことが要因なのではないかと考えられます。特にブラジル、メキシコ、中国、フランス、ドイツ、インドでは日本語が最も急成長している言語の一つとなっています。

【世界の人気言語ランキング】
1位:英語
2位:スペイン語
3位:フランス語
4位:ドイツ語
5位:日本語


日本で多く学ばれている言語のトップ3は「英語」「韓国語」「中国語」、特に韓国語はエンタメコンテンツをきっかけに世界的に人気が上昇中。
Duolingoを日本で利用しているユーザーに学んでいる言語について聞くと1位が「英語」、2位が「韓国語」、3位が「中国語」となりました。Duolingoからは、日本語話者向けの韓国語コースが2021年の2月にローンチしましたが、K-POPや韓国ドラマなどのエンタメコンテンツが世の中的に大きな話題となったこともあり、韓国語を学びたいという人が大きく増えていることがわかる結果となりました。

【日本で学ばれている言語ランキング】
1位:英語
2位:韓国語
3位:中国語
4位:日本語
5位:フランス語


日本人が言語を学ぶ目的に変化。「仕事」と「旅行」が減少する一方、子どもに教えたい、学ばせたいといったニーズを意味する「家族」が増加。
次に、日本人の言語を学ぶ目的に関して聞いたところ、旅行などの「外向き」から、家族などの「内向き」に変化していることがわかる結果となりました。新型コロナウイルスの影響で外国とつながるきっかけが減ってしまったことなどから、2019年まで多かった「仕事」と「旅行」が共に10ポイント以上減少し、約14%と約10%に、一方で子どもに教えたり、学んでほしいということを意味する「家族」が約15%に増加する結果となりました。

調査概要
【Duolingo Language Report】サマリー
Duolingo Language Report 2021には、2020年10月1日から2021年9月30日の間にDuolingoで言語を学習した学習者の情報が含まれています。データは、学習者のプライバシーを確保するため、国別または言語別に集計されています。国別の集計は、国際的に認識されている独立した自治権を持つ組織に基づいています。また、学習者のプライバシー保護の観点から、ランキングには、Duolingoの学習者数が5000人未満の国は含まれていません。
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、必ず『Duolingo語学調査』調べと明記ください。
 
  • <各都道府県在住者の英語力に関する調査の結果>
英語に自信がある都道府県TOP3は「東京都」「石川県」「沖縄県」。英語学習を行っている勤勉な都道府県TOP3は「東京都」「熊本県」「岡山県」で東京が2冠。
各都道府県に住む人100名ずつ合計4,700名に英語に自信があるかを聞いたところ、1位が「東京都」で14.5%、2位が「石川県」と「沖縄県」で13.5%という結果になりました。さらに、英語学習を行っているかという質問に対して「はい」と回答したのは、1位が「東京都」で19.2%、2位が「熊本県」で18.3%、3位が「岡山県」と「千葉県」で16.3%という結果になり、東京都が両質問でTOPという結果になりました。

日本人の9割以上が「英語に自信がない」と回答。さらに英語を学習している人は1割以下という結果に。

次に自身の英語力に自信があるかという質問を行ったところ、91.3%の人が「自信がない」と回答しました。同時に、現在英語を勉強しているかという質問に関しては90.3%が「いいえ」と回答しました。

約9割の人が自身の英語力は「初心者レベル」と回答。
次に自身の英語力のレベルがどれくらいかという質問を「初心者(ほとんど知らない)、上級初心者(簡単な基礎は知っている)、中級者(基礎を超えても大丈夫)、上級中級者(流暢に近づいてきた気がする)、上級者(流暢)」で聞いたところ、89.9%の人が「初心者・上級初心者」と回答しました。上級者と回答した人はわずか0.7%という結果となりました。

調査概要
【日本人の英語力に関する調査】
■サンプル数:計4,700名(各都道府県に住む20〜50代25名ずつ)
■調査期間:2021年11月12日(金)~11月14日(日)
■調査方法:WEBアンケートにて調査
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、必ず『Duolingo語学調査』調べと明記ください。

Duolingoについて
Duolingoは、世界中の誰もが楽しくアクセスできるように設計された無料のオンライン学習プラットフォーム。科学的に証明されたひとくちサイズのレッスンで、英語だけでなく、中国語、スペイン語、フランス語など、40言語で103コースを提供しています。日本版では英語、中国語、韓国語、フランス語の4言語を提供しており、今後学習可能な言語数を増やしていく予定です。
ユーザー数は5億人以上、世界で最も人気のある語学アプリです。学習者同士で競い合う、ポイントを獲得してレベルアップなど、ゲーム感覚で学習できるように設計されています。また、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング練習すべてを含む1セットを5分程度で受講できるため、外出先や忙しい人でも気軽に継続できる設計になっています。さらに、Duolingo English Testを開発し、世界で3000以上の大学で受け入れられている言語資格の認定オプションを、学習者が手ごろで便利に受験できる方法で提供しています。
Duolingo Official Website:https://ja.duolingo.com/info

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会社概要

Duolingo, Inc.

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URL
https://www.duolingo.com/press
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区渋谷 渋谷スクランブルスクエア39階
電話番号
-
代表者名
Luis von Ahn
上場
未上場
資本金
-
設立
2011年08月