NPO法人eboard、不登校に関する法令・制度について学べる動画を、期間限定で無料公開
急増する不登校の子ども達
2022年10月に文部科学省から発表された「令和三年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」では、不登校児童・生徒の数は、過去30年間で最大の4万8,813人増となり、過去最多の24万4,940人に上りました。
さらに、このうち36.3%の子が「相談・指導等を受けていない」状態にあることも明らかとなりました。教員の多忙な勤務実態が課題として浮かび上がる中、様々な背景から不登校となった子ども達をサポートする人材が、学校内外で不足しています。
不登校・子ども支援団体研修プログラム eDojo [イー道場]とは
不登校が急増する現状にあって、NPO法人eboardは、「相談・指導を受けていない」状態を改善していくために、中長期的なサポート人材育成の仕組みづくりが不可欠だと考え、不登校・子ども支援団体研修プログラム eDojo [イー道場]を、2023年6月よりスタートしました。
◆eDojoについて詳しくはこちら:https://info.eboard.jp/edojo
eDojoは、不登校支援に取り組むフリースクールや、子ども支援団体の職員・ボランティア等を対象とした研修プログラムです。多忙な教育・支援現場でも利用しやすいよう、1本8分未満のレクチャー動画で構成されたeラーニングと、組織内での学習を進めるワークショップを組み合わせたハイブリッド型のプログラムとなっています。
プログラム内の講座は、対人支援のための教育心理、学習支援、こども家庭福祉の3分野、フリースクール等民間団体の運営のための組織運営分野の計4分野で構成されており、各分野について、大学教授や実践団体との監修・協同制作により開発されています。
「不登校に関する法令・制度」講座について
9月8日(金)まで無料公開される「不登校に関する法令・制度」講座では、不登校支援に関わる組織と役割、法令と制度について、基礎的な理解に役立つ内容がまとめられています。学校内外でのICT等を活用した学習活動による「出席扱い」の要件などについても、通知等を基に分かりやすい言葉で解説しています。
「不登校の子と関わっているが、制度などについては詳しく勉強したことがない」「現場で不登校の子を支援した経験はあるが、改めて基礎知識を整理しておきたい」という支援団体のスタッフ、学校の教員の方だけでなく、お子さんや身近な子が不登校や登校しぶりの状況にあるという方にも、分かりやすく短時間で学べる内容となっています。
◆ 無料公開期間:2023年8月25日(金)13:00 ~ 9月8日(金)23:59
◆ アクセス方法:以下のNPO法人eboard団体ホームページURLより、ご利用ください。
https://info.eboard.jp/news/info/20230825.html
eDojoを受講する10団体を追加公募・説明会を実施
不登校・子ども支援団体研修プログラム eDojo [イー道場]は、2023年6月のスタート以降、現在は約10団体が受講しています。このたびNPO法人eboardは、新たに受講を開始する団体を10団体公募します(参加には、利用料金が必要です)。今回の公募について、下記のとおりオンライン説明会を開催します。eDojoに興味・関心のある団体の参加申込みを受け付けています。
<オンライン説明会日程>
・9/11(月)12:00-13:00
・9/29(金)20:00-21:00
◆オンライン説明会申し込みフォーム:https://forms.gle/euzYCdsQBuksBxgVA
eboardの活動と、今後の取り組み
NPO法人eboardは、「学びをあきらめない社会」をミッションに、インターネットを通じて、経済的理由、不登校、障害などの事情を抱える子どもたちの学習機会の保障を目指して活動しています。団体が開発・運営するICT教材eboardは、約2,000本の映像授業と約10,000問のデジタルドリルで構成され、公立学校・非営利活動、ご家庭での利用(個人)には無料で提供。全国の公立学校や学習支援団体、フリースクール、地方の公営塾など11,000カ所以上の教育現場で導入され、毎月20〜30万人に利用されています。
eDojoでは、不登校の子ども達を支えるフリースクール・子ども支援団体のスタッフ、学校の先生方とともに、子ども達が、安心して過ごし、学ぶことができる場所につながれるよう、取り組みを進めていきます。
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