「スマート入試」が海外でのオンライン試験実施に順次対応します
〜 2021年12月1日よりオンライン試験システム「スマート入試」が海外対応を開始いたします 〜
■なぜスマート入試は海外に対応するのか?
文部科学省は、2021年11月18日に「大学入試の受験を目的とする外国人入学志願者の入国について(依頼)」の通知を各国公私立大学長宛に出しました。
文科省からの各大学への依頼内容(要約)
【1】オンライン試験などで渡航を伴わない受験機会を確保すること
【2】【1】の対応が難しい場合には入国して受験できるよう大学が受入責任者となって対応すること
2021年9月21日にも「外国人入学志願者の受験機会確保の徹底について」として同様の通知が出されており、大学入学共通テストの日程が迫る中で各大学も対応に追われています。
そうした状況を鑑み、既に東京大学大学院をはじめとする教育機関で国内実績がある「スマート入試」が海外での動作検証を行い受験機会を提供することで、多くの大学や留学生のお役に立てるものと考えました。
■海外におけるオンライン入試実施の課題は何か?
(1)海外でオンライン試験システムが正常に動作するか確認ができていない
(2)替え玉受験やカンニングなど、不正の懸念を払拭できない
(3)試験中に不具合が発生した場合に対応が難しい
■スマート入試は海外実施の課題をどう解決できるのか?
(1)台北市、新北市の2箇所にて複数回システムが正常に動作することを確認
(2)2つのカメラと3つのAIを利用することで不正の抑止とPCカメラの死角監視を実現
(3)2つのカメラを利用することでPCの不具合発生時にも受験生の行動を監視可能
今後は国地域別留学生数上位5か国のうち今回対応した台湾以外の4か国(中国、ベトナム、ネパール、韓国)についても順次対応を予定しております。
■スマート入試とは
「スマート入試」(https://smarte.jp)は、リモート環境下でも公平・公正に筆記試験や論述試験を実施できる独自のオンライン試験システムです。
従来型のオンライン試験システムは本人認証や視線監視など簡易な不正検出は可能ですが、PCカメラの死角となる受験者の手元やPC画面、画面周辺を監視できないため、巧妙化する不正手法に対応できず、大学をはじめとする教育機関は筆記試験のオンライン化に踏み切れませんでした。
そこでサーティファイはPCカメラに加えて、スマートフォンをサブカメラとして利用することで不正への抑止力と不正検出精度を高めたオンライン試験システムを開発しました(特許出願中:特開2021-068432)
参考URL:
大学入試の受験を目的とする外国人入学志願者の入国について(依頼) -文部科学省-
https://www.mext.go.jp/content/20211118-mxt_daigakuc02-000005144_1.pdf
2019(令和元)年度外国人留学生在籍状況調査結果 -独立行政法人日本学生支援機構-
https://www.studyinjapan.go.jp/ja/statistics/zaiseki/data/2019.html
東京大学大学院入試、オンライン試験システムを導入 -大学ジャーナル-
https://univ-journal.jp/113491/
スマート入試
https://smarte.jp
【株式会社サーティファイ:会社概要】
会社名 : 株式会社サーティファイ (Certify Inc.)
代表 : 代表取締役 国山 広一
所在地 : 東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル
沿革 : 昭和58年より38年間に渡り7分野26種類の資格検定試験を主催し、
国内・海外の合計2,130の試験会場にて年間12.4万人、累計328万人の受験者を有する。
事業内容 : ビジネス能力、技能に関する認定試験の開発、主催。
実施主催試験に対応した問題集の開発、販売。
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