今年1番の「感動した!」“名言”は、黒柳徹子さんの人生訓に決定!第9回「名言グランプリ2025」ベスト3発表!
年間300以上の名言を集める「伝え方研究所」選出のノミネート10作品から著名人による審査を経て、グランプリを決定!(※メディア出稿を歓迎しています。審査員の音声データを希望の媒体社は、ご連絡ください)
TV・SNS・雑誌などから年間300以上の名言を集める伝え方研究所※は「名言グランプリ2025」を開催しました。2017年以来、第9回目となる今年は、著名人ら計7名の審査を経て、「最も感動した名言No.1」を 「好奇心の扉だけは、常に開けておいた方がいい」に決定しました。このほか、ベスト10の結果を、伝え方研究所の公式webサイトなどで12月9日に発表しています。
※伝え方研究所とは?「あした、もっと伝え上手に。」をコンセプトに、伝え方の調査・発信を行う研究機関。クリエイティブブティック・株式会社ウゴカスが運営。

■「名言グランプリ」とは?
名言グランプリは、その年に生まれた「もっとも感動するコトバ」を表彰する企画です。言葉は、思考を伝える容れ物であると同時に、時に人類規模で思考や行動を変容する力を発揮します。言葉が洪水のように溢れる現代にあって、人類を前に進めるような言葉を表彰することで、言葉の力を見直すきっかけとする狙いで、2017年にこの賞が設立されました。
個人が言葉を発信するプラットフォームであるSNSの利用率は、2012年の36%から2022年には75%に急増しており、それに伴い、言葉の発信量も増加しています。その中には人を傷つけたり貶めたりする言葉も含まれ、それらに起因するとみられる痛ましい出来事も報じられています。逆に、ポジティブな言葉がひろがれば、世の中はもっとよくなるはず。言葉の力を再確認するきっかけを提供する社会貢献の試みとして、毎年、多くの方々にご参画いただいています。
<特設サイト> https://ugokasu.co.jp/tsutaekata-gp/
■ことし「最も感動した名言」は?人々を励まし、未来へ背中を押してくれる力強い言葉が上位に
11月27日に、著名人ら計7名による審査が行われ、その結果、ベスト3に以下の言葉が選ばれました。審査の総評つきでご紹介します。
※受賞した言葉を発信した方々の肩書きは、当時のものです

【グランプリ】
「好奇心の扉だけは、常に開けておいた方がいい」
——黒柳徹子さん[女優、タレント]ー40〜50代の人へのアドバイスを問われて

いろんな「なりたいもの」を試しては、「向いていない」と気づく日々を過ごしてきたという黒柳さん。「『なりたい』と思った職業に就いた人は少ない。90%は、私のように“偶然”なんです」と話したうえで、「将来、どんな出会いがあるかなんて誰にもわからないんだから、好奇心の扉だけは、常に開けておいた方がいい」とアドバイスをしています。
<審査員のコメント>
田原総一朗さん(ジャーナリスト)
「素直に共感です。好奇心の扉だけは開けておいた方がいい。まさにその通り。素晴らしいです」
田中里奈さん(プロデューサー/モデル)
「まさにもう これ私 って感じで生き方として強く共感します。そして、黒柳徹子さんが4〜50代の方へのメッセージとして伝えた言葉だと思いますが、私はこの言葉をあえて若い人たちに届けたいと思いました。最近は流行りでMBTIやイエベ、ブルベとかラベリングして、合わないものは『NO』となりがちだけど、そうじゃないものも好奇心をもってトライしてほしいなって思います。それでないと、合う人やものだけで生きていくことになってしまう。だからあえてこの言葉を届けたいと思って1位に選ばせていただきました」
坪田信貴さん(坪田塾 塾長)
「AIの時代、人間ができることって何だろうなと。AIをうまく使っていくためにも必要なのが、好奇心なんじゃないかなと」
山口真由さん(信州大学社会基盤研究所特任教授)
「ふとした瞬間に“中年の危機”という言葉を思い出します。自分の可能性を自ら限定して、そんな繰り返しに飽きている。『なんにでもなれる』なんて非現実的な応援歌はいらない。ただ、おもしろいと思う瑞々しい感性がモノクロの日常に彩りを与えてくれるのだろうと思います」
【2位】
「誰かを許すのは、その人のためじゃない
許せない相手に、自分の人生を支配させないためだ」
——旅人KAD(かど)さん [X投稿者@kad4ani ]ー旅先で出会ったドイツ人にもらった言葉

世界中を旅する日本人の男性、KAD(かど)さんが、旅先で出会ったドイツ人からもらった言葉としてX(旧ツイッター)に投稿したこの名言が、話題をよびました。審査では、自分の人生の「主導権」を握る姿勢を、うまく言い表した点が評価されました。
<審査員のコメント>
堀江貴文さん(実業家)
「失敗も含めて『未来にとらわれず、過去に執着せず、今を生きろ』っていうのは、僕の名言ですけど(笑)それと共通したものを感じました。『許せないこととか、恨んでることとか、ないんですか』って言われたとき、僕は『忘れたほうがいいと思うよ、精神衛生上的に』って答える。まさに、許せない相手に自分の人生を支配されちゃうので。忘れた方がいい、ということです」
佐々木圭一さん(『伝え方が9割』著者)
「真剣に生きていると、不義理をされることがある。でもそれをずっと考えていることは、自分の人生のムダでしかない。なんとなくその相手に支配されているようなもの。このコトバで、救われる人がたくさんいると思う」
【3位】
「生きていく上で、不完全だから進もうと思う」
—–イチローさん [ 元プロ野球選手 ] ー米国野球殿堂入り選出後の会見で

アメリカ野球・メジャーで最多となる、年間262安打という大記録を打ちたてたイチローさんは1月にアメリカでも「野球殿堂入り」に輝きました。殿堂入りを決する投票で、満票に1票だけ足りず、得票率が99.7%だったことについて、会見でイチローさんが語った名言です。
<審査員のコメント>
堀江貴文さん(実業家)
「イチローさんみたいにすごい人でも、人生にゴールはないと。だから生きている間は、先に向かって
進もうというメッセージだと思いました。非常に共感。私もそうやって生きているし、これからもそうやって生きていこうと思ってます。だから、ゴールはなんですか?と聞かれても、『ないですよ』って。ゴールし終わったら、死ぬしかないと言っているんです。
不完全ってことは、伸びしろがあるってこと。逆に希望があるというか、やるべきことがあるんですよね」
坪田信貴さん(坪田塾 塾長)
「やっぱり人間の魅力って、不完全性だと思うんですよね。全てが完璧だと、近寄りがたいというか。隙があるからこそ、愛されるみたいなところがあるんじゃないかな」
■「名言グランプリ2025」審査員総評
堀江貴文さん(実業家)
「最近、生成AIとか普及していくなかで、人間らしさって何だろうと考えるんです。我々、現生人類が地球上で最強の生物になった一番大きな理由は、言葉でコミュニケーションができるようになったことですよね。一つの言葉をみんなが信じて、ある意味、フィクションではあるんですが、それをみんなが理解して一致団結して、集団的に行動を取れるようになったことが強いと思っている。なので、こうやって普遍的な人類に残る名言を見つけ出して、広めるという活動には、大きな社会的意義があると思っています」
田中里奈さん(プロデューサー/モデル)
「言葉を得ることは、 概念を得ることだと思います。自分からは湧き出てこない、人からの言葉って 『そんな考えがあるんだ』と自分を開いてくれたり、勇気をくれたり すごく良いものだなと思うので、毎年いろんな選りすぐりの良い言葉に出会ったときに『こんな考え方もいいな」とか「あれ、これに関して自分ってどう思ってるかな」と考え直すきっかけになります。自分の言葉をアップデートする良いタイミングになっています」
坪田信貴さん(坪田塾 塾長)
「人間が他の動物と一番違うところって、言葉だと思うんです。言葉によってコミュニケーションを取るし、言葉によって成長するし、言葉を学ぶことによって、科学技術も発展しているんですよね。なので、人間イコール言葉だと考えたときに、言葉を突き詰めたものを芸術として、そして多くの人に影響を与えたものとして選ぶというのは、本当に大事なことじゃないかなと思います。ノーベル賞みたいな感じじゃないですかね」
土江英明さん(ダイヤモンド社編集者)
「日々いろんな言葉に出会って、感動することもあると思うのですが、人は通り過ぎると忘れてしまいます。なので、本当に大事な名言や、人々を勇気づけたり、心を動かしたりする言葉を選んで、『名言グランプリ』という形でまとめて皆さんにお伝えするのは、素晴らしい取り組みだと思います」
佐々木圭一さん(『伝え方が9割』著者)
「今年は、名言が豊作な年で、どれが1番になってもかまわないような名言があつまりました。AIの影響から、より人間らしさ、自分らしさにつながる名言があつまったと思います。感動しましたし、この名言をむねに来年もがんばろうと思いました。Webをはじめ、ニュースを見ていると、どうしてもネガティブなものが上がってくるし、SNSを見ても何かを批判していますとか、こんな辛いことがありました、熊出ましたみたいな話が出てくる中で、実はその間に、すごく素敵な言葉が落ちていることがあるんですよね。ただ、ネガティブなものの圧力で、踏み躙られていることがとても多い。それをきちんと拾ってあげて、花束を作って飾るというのが『名言グランプリ』なんじゃないかなと思います」
■伝え方研究所編集長 杉直樹のコメント
言葉ひとつで、自分の視野が広がる感覚がする。それが、名言の力だと思います。海外へ旅行することだけが異文化体験なのではなく、毎日、どこかで生み出されている名言に触れるだけで、価値観が拡張するような発見が得られることが、確かにある。名言グランプリを通して、そんな豊かな体験のきっかけを提供できたら良いなと願っています。2025年のグランプリは「好奇心の扉だけは、常に開けておいた方がいい」(黒柳徹子さん)に決定しました。扉を開く第一歩は、いつも見慣れたフィルターバブルから少しだけ
はみ出した場所にある、他人の言葉に触れることかもしれません。

【「名言グランプリ 2025」概要】
・結果発表:12月9日(火) 「伝え方研究所」サイトなどにて
・審査員:田原総一朗/山口真由/堀江貴文/坪田信貴/田中里奈/土江英明/佐々木圭一(敬称略)
・特設サイト: https://ugokasu.co.jp/tsutaekata-gp/
・この企画は、下記の企業団体さまのご協賛とご協力で運営されています。
株式会社ヤブシタ(https://www.yabushita-kikai.co.jp/)
FM AICHI(https://fma.co.jp/)
※取材をご希望の方は、下記お問い合わせフォームより、ご連絡をいただけますと幸いです。
<お問い合わせフォーム>
https://www.ugokasu.co.jp/contact/
【審査員プロフィール(敬称略)】
田原総一朗
ジャーナリスト。1934年滋賀県彦根市生まれ。早稲田大学文学部卒。岩波映画製作所、テレビ東京を経て、‘77年フリーに。
現在は政治・経済・メディア・コンピューター等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。テレビ朝日系で‘87年より「朝まで生テレビ」(現在はBS朝日)、’89年より2010年3月まで「サンデープロジェクト」に出演。テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、‘98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸賞)を受賞した。2010年4月よりBS朝日にて「激論!クロスファイア」開始。‘02年4月より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講、未来のリーダーを育てるべく、学生たちの指導にあたる。‘05年4月より‘17年3月まで早稲田大学特命教授。2019年ATP賞特別賞、2022年日本外国特派員協会「報道の自由賞」を受賞。

山口真由
信州大学社会基盤研究所特任教授・ZEN大学教授。1983 年札幌市出身。
2002年、東京大学教養学部文科I類(法学部)入学し、在学中3年生時に司法試験合格。4年生時には国家公務員I種試験合格し、2006 年卒業。同年4月に財務省に入省。
2008年に財務省を退職した後は、2015年まで弁護士勤務。その後ハーバード大学ロースクール(法科大学院)留学を経て、帰国後、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程を修了した。現在は信州大学特任教授。主な出演番組に『羽鳥慎一モーニングショー』『ゴゴスマ』『英雄たちの選択』『そこまで言って委員会NP』など。近著に『挫折からのキャリア論』『世界一やさしいフェミニズム入門』『「ふつうの家族」にさようなら』などがある。

堀江貴文
実業家。1972年10月29日、福岡県生まれ。実業家。SNSグループ株式会社ファウンダー。
現在はロケット開発や、アプリのプロデュース、また予防医療普及協会として予防医療を啓蒙する等 様々な分野で活動する。会員制オンラインサロン『堀江貴文イノベーション大学校(HIU)』では、700名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開している。http://salon.horiemon.com
著書『金を使うならカラダに使え。』『ChatGPT vs. 未来のない仕事をする人たち』『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』など
その他詳細はhttps://zeroichi.media/
X アカウント @takapon_jp

坪田信貴
坪田塾塾長。累計120万部突破の書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(通称ビリギャル)や累計10万部突破の書籍『人間は9タイプ』の著者。これまでに1300人以上の子どもたちを子別指導し、心理学を駆使した学習法により、多くの生徒の偏差値を短期間で急激に上げることで定評がある。大企業の人材育成コンサルタント等もつとめ、起業家・経営者としての顔も持つ。テレビ・ラジオ等でも活躍中。2025年12月12日に「ビリギャル2」を出版予定。

田中里奈
プロデューサー、モデル。モデルから活動の場を広げ、様々な企業ブランドとの商品プロデュースや企画、執筆活動、ラジオのパーソナリティなど、様々な分野で活動するモデル兼プロデューサー。ファッションや美容だけでなく、場所や肩書きにとらわれない働き方やライフスタイルを提案している。 しまむら『mysa closet』プロデュース他、コスメやハーブティーをプロデュース。大地の芸術祭オフィシャルサポーター。台北市観光親善大使。

土江英明
ダイヤモンド社書籍編集局第4編集部。ビジネス書を中心に多くのベストセラーを担当している。
担当書籍には、『伝え方が9割』109万部(シリーズ156万部。中国でも100万部を突破)のほか、『面接の達人』(中谷彰宏)シリーズ累計390万部、『めちゃくちゃわかるよ!印象派』(山田五郎)、『冨永愛 美の法則』、『成功者がしている100の習慣』、『小さな習慣』、他多数。

佐々木圭一
コピーライター。日本、中国ダブル100万部突破した『伝え方が9割』著者。
日本人初、One Show Designでゴールド賞を獲得(Mr.Chiildren)。カンヌ広告祭でゴールド賞(サンシャイン水族館)など、国内外で55のアワードに入賞受賞。日本のコミュニケーション能力のベースアップさせることをライフワークとしている。ドキュメンタリー番組「情熱大陸」にコピーライターとして初めて出演。

【伝え方研究所とは?】
シリーズ世界累計259万部を突破した『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一が代表を務める株式会社ウゴカスが、2021年9月に立ち上げた研究機関。「あした、もっと伝え上手に。」をコンセプトに、日本人のコミュニケーション能力のベースアップを目指して、調査・研究を行っています。活動の一環として、研究所のサイトやSNSにて、ビジネスパーソンがスマホひとつで“伝え方”の悩みを解消できるお役立ち情報や、各界の名言なども発信中。
【公式サイト】https://www.ugokasu.co.jp/labo/

[参考資料]ランキング一覧

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1位 |
好奇心の扉だけは常に開けておいた方がいい 黒柳徹子さん[女優、タレント] ー40〜50代の人へのアドバイスを問われて |
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2位 |
誰かを許すのは、その人のためじゃない。 許せない相手に自分の人生を支配させないためだ 旅人KAD(かど)さん [X投稿者@ kad4ani] ー旅先で出会ったドイツ人にもらったコトバ |
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3位 |
生きていく上で、不完全だから進もうと思う イチローさん[元プロ野球選手] ー米国野球殿堂入り選出後の会見で |
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4位 |
誰でもできる仕事こそ、誰がやったかで一番差が出るもの 上島宏之さん[長瀬産業株式会社 代表取締役社長] ー4月1日に新入社員に伝えたコトバ |
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5位 |
絶望の隣は、希望や 柳井寛(竹野内豊さん) ードラマ『あんぱん』第25話より |
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6位 |
「自分にもできるかも」と思える勘違い力が信念や志につながる 小泉翔建さん[株式会社グッドライフ代表取締役] ー夢を叶える秘訣を問われて |
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7位 |
ギブしたことはすぐに忘れて、ギブされたことは忘れない 中島侑子さん[医師] ー今年のテーマについて語って |
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8位 |
弱さを認めることこそが強さへの出発点 森遥香さん[アナウンサー] ー劇場版『鬼滅の刃』を観て |
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9位 |
きこえても、きこえなくても、人生は人生 佐々木琢磨さん[東京2025デフリンピック出場 陸上選手] |
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10位 |
甲子園で優勝できるまで育ててくれてありがとうございました 眞喜志拓斗さん[沖縄尚学高校・野球部主将] ー夏の甲子園の優勝インタビューでお母さんに向けて |
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