教場試験の実施比率がオンライン試験を上回る 大学生の期末試験に関する実態
大学生限定SNS Dtto(ディット)が大学生に調査実施
大学生向けSNS「Dtto(ディット)」(https://www.dtto.com/)を運営するDtto株式会社は、大学生(※1)を対象に期末試験および試験対策に関するアンケート調査を行いました。半数以上の大学生が対面形式で期末試験を受けており、オンライン試験の実施割合を既に超えていることがわかりました。また、試験期間中には睡眠時間の不足に悩む学生が多く、勉強時間の確保のために睡眠を犠牲にする学生が多いことが判明いたしました。
※1:主に青山学院大学、お茶の水女子大学、学習院大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、東京大学、一橋大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学の学生 (五十音順)
※1:主に青山学院大学、お茶の水女子大学、学習院大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、東京大学、一橋大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学の学生 (五十音順)
■調査結果サマリー
・半数以上の大学生が教場試験(57%)を期末試験として受験し、オンライン試験(22%)を上回る
・約半数の大学生がテスト前日〜1週間前(46%)といった受験直前から試験対策を開始する
・大学生が試験対策によく使用するツール1位は紙のノート・テキスト(43%)、同率2位はタブレット(23%)およびPC(23%)
・試験期間で大学生が最も悩むことは睡眠時間の不足(33%)、2位は試験対策方法の不明確性(30%)
・大学生が試験準備に取り組む場所1位は学校の図書館(34%)、2位は自分の部屋(32%)
■アンケート内容
・試験はどの形式で行われることが多いですか?【1位:対面試験】
【調査人数】163名
(実際の投票ページ:https://www.dtto.com/f/jp_daily/p/239440098)
対面試験(57%)が最も多くの割合を占め、オンライン試験(22%)を上回る結果となりました。その他(21%)にはレポート等の形式がコメントで挙げられています。
2020年から続く新型コロナウイルス感染症により、オンライン試験の実施が一時期多くなりました。しかし、今回の調査結果から、対面式の教場試験の実施割合が徐々に回復していると考えられます。オンライン試験にはカンニング等の管理が困難等の問題点があり、大学側は試験形式を教場試験に戻す傾向がみられますが、そのスピードが予想以上に早く、既に半数以上の学生が大学で対面試験を受けています。コメントによると、学期の途中で試験をオンラインから対面に切り替えた大学もあるようです。
また、コメントで明治大学・女子学生が「テストなくてレポートの科目もいっぱいあるよね。」と書かれているように、期末試験はテスト形式に止まらず、論理的思考および説明力を問うレポート形式も多用されていると考えられます。学びの質と成果を適切に測るために、期末試験のあり方もますます多様化しています。
・テスト対策をいつから始めていますか?【1位:テスト前日〜1週間前から】
【調査人数】201名
(実際の投票ページ:https://www.dtto.com/f/jp_daily/p/239447196)
約半数の大学生がテスト前日から1週間前(46%)より試験対策を開始し、2位以降に1週間から2週間前(25%)、2週間から1ヶ月前(17%)、1ヶ月以上前(12%)が続きました。
グラフからみえるように、試験が近づくほど対策をし始める大学生が増えており、中でも試験一週間前に全力で対策する学生が最も多いとみられます。予測ではあるが、大学3・4年生は試験科目が比較的に少なく、かつ形式と流れにも慣れており、試験準備にかかる時間が少なくなるといった点も、試験一週間前に対策をする学生が多いことに影響を与えていると考えられます。
・テスト対策で最もよく使用するツールは何ですか?【1位:紙のノート・テキスト】
【調査人数】163名
(実際の投票ページ:https://www.dtto.com/f/jp_daily/p/239478382)
紙のノート・テキスト(43%)を使用する大学生が最も多く、2位には同率でタブレット(23%)・PC(23%)がランクインしました。また、同じくデジタルデバイスであるスマートフォン(11%)が最下位を占めました。
実際の大学生からは、「紙のノート・テキストは目が疲れなくて読みやすい、グラフ系のノートを取りやすい」といった理由により、紙製品を愛用する学生が多いようです。一方で注目すべきことは、同率2位(タブレット・PC)の合計割合(46%)が紙のノート・テキストの割合(43%)を上回る点です。紙製品を愛用する学生が多い一方で、ペーパーレス化が進んでいる傾向も今回の調査からみられます。
コメントでも、中央大学・男子学生が「iPad買ってからペーパーレスになった~」と書かれているように、タブレットにファイルを読み込んだり、ノートを取ったりして試験対策を行う学生も増えています。
・テスト期間中の一番の悩みは何ですか?【1位:睡眠時間が足りない】
【調査員数】153名
(実際の投票ページ:https://www.dtto.com/f/jp_daily/p/239486973)
大学生が試験期間中に最も悩むことが睡眠時間が足りない(33%)ことであり、2位以降に対策方法が不明確(30%)、教科内容が難しすぎる(24%)が続きました。
今回の調査結果により、試験期間中では勉強時間を稼ぐために夜ふかしをし、睡眠時間を削って試験対策を行う大学生が多いことがわかりました。また、対策方法に関しても出題形式が明記されることが少なく、レジュメが配布されていても効率的かつ有効に対策できないといった悩みもあるようです。
そのほか、コメントでは「やる気が出ない」、「図書館の席がない」といった悩みもみられ、モチベーションの維持と勉強場所不足に困る大学生もいます。特に図書館の席不足について、次の質問でも図書館勉強の人気がうかがえます。
・あなたのおすすめの勉強場所【1位:学校の図書館】
【調査人数】150名
(実際の投票ページ:https://www.dtto.com/f/jp_daily/p/239495680)
おすすめの勉強場所について、最も多くの大学生が学校の図書館(34%)を挙げました。また、自分の部屋(32%)で勉強する学生もおり、1位と同程度の割合を占めています。カフェ(20%)で勉強する大学生は、他2選択肢に比べて少ない結果となりました。
図書館勉強は人目があることでやる気維持の面でも優れており、無料で利用できるところも魅力的に思われています。しかし、前問のコメントでもみられるように、試験前の繁忙期では席が不足することもあり、やむを得ず他の勉強場所を探す学生もいます。また、日毎の勉強状況、あるいは使用する勉強ツールによって勉強場所を変える学生もいるようです。
図書館の席不足といった状況を想定したうえで大学生の勉学を支援できるよう、低コストで利用できる勉学スペースの使用を各地で活性化させ、勉強に専念できる場所の選択肢を増やすことが今後の課題であると考えられます。
■調査概要
【調査期間】2022年7月14日(木)〜2022年7月21日(木)
【調査対象】Dttoユーザー(主に都市圏12大学学生)
【調査方法】Dttoの投票機能
iOSアプリ: https://apps.apple.com/JP/app/id1548234644
Android アプリ: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dtto.app
■Dttoとは
「もっと人とつながる、おもしろくて、あたたかい世界を目指して」
「毎日ゆるシェア」発信ができる新感覚大学生限定SNSです。現在は、リリースされて間もないことから東京の12大学(青山学院大学、お茶の水女子大学、学習院大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、東京大学、一橋大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学の学生 五十音順)のみ開放しております。
■主な機能(https://intro.dtto.com/)
・ニックネーム+大学名で気軽に話せるSNS
・各大学専用の掲示板
・大学生限定のオンライントーク / 他大学との情報交換
・24時間ごとに新しい友人が作れる一日一会機能
全ての機能をご利用可能な大学(2022年8月現在):
東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、青山学院大学、明治大学、中央大学、一橋大学、法政大学、学習院大学、お茶の水女子大学、上智大学、立教大学
■会社概要
会社名:Dtto株式会社
住所:東京都千代田区麹町6-6-2 WeWork麹町 Dtto株式会社
代表者:林 裕欽
DttoサービスURL:https://www.dtto.com/
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