本日より公募開始!「ハタチ基金2026年度助成金」東日本大震災で被災した地域の子どもたちの自立と挑戦を支えていく
東⽇本⼤震災から間もなく15年。震災が理由の「できない」を社会からなくしていくことを目指して、東北の被災地で若者や子どもたちに寄り添い支援する団体を募集します。

どこに生まれても、どんな経験をしても、復興の先の未来を自らの力で切り拓いていけるように。公益社団法人ハタチ基金(東京都中野区 代表理事 今村久美)は、東日本大震災の被災地の子どもたちを支えるために、震災発生直後から活動を続けてきました。震災からもうすぐ15年が経ちますが、被災地の子どもたちが、自らの人生において挑戦や選択をしていくためには、支える大人の存在と地域からの温かな手助けが必要です。
ハタチ基金は、2026年度も引き続き、東日本大震災で被災した地域で、子どもたちの学びや自立を支える活動を行う団体への助成を行います。
既存の慣習や当たり前の枠組みにとらわれない、東北や日本の新たなスタンダードとなる仕組みや知見を創出することを意図して、東北の復興に貢献したいと考えています。
ハタチ基金とともに東北の子どもたちを支えてくださる方々や、団体からのご応募をお待ちしております。
【ハタチ基金とは】
「東日本大震災発生時に、0歳だった赤ちゃんが無事にハタチを迎えるその日まで」というコンセプトの下、東日本大震災発生直後から20年間継続的に、被災地の子どもたちに寄り添い支援を行う基金です。2026年3月に設置から15年目を迎え、残りの活動期間は5年となります。東北被災地で活動する団体が、ハタチ基金の活動期間終了後も子どもたちを持続的に支え見守ることができるように。助成という形で支援を行い、長期的に活動ができるよう後押ししています。

※下記には要点を記載いたします。詳細はハタチ基金公式サイトをご覧ください。
【助成内容】
1. 対象事業
以下の事業を実施するために要する費用を対象とします。
(1)東日本大震災の被災地の子どもの学力やその他の能力を向上させるための事業
(2)東日本大震災の被災地の子どものメンタルをケアするための事業
(3)東日本大震災の被災地の子どもの生活や教育環境を改善又は向上させるための事業
(4)東日本大震災の被災地の子どもの健康状態を改善又は向上させるための事業
(5)東日本大震災の被災地の子どもの地域社会への参画等を促進するための事業
(6)その他、東日本大震災の被災地の子どもの育成を通して復興に寄与するために必要な事業として認められる事業
2. 助成上限額
1,000万円
※直近年度の総支出総額を超えた申請は特別な事情がない限り認めません。
※新設団体は、申請活動における総事業費の80%までを申請上限とします。
3.助成対象期間
2026年4月1日から2027年3月31日まで
4.助成対象経費
※詳細は募集要項をご覧ください。
※2026年度からは、組織基盤の強化につながる具体的な取り組みを企画し、必要な人材の採用や、専門的な業務の外部委託などを行う申請を歓迎します。
【募集の概要】
1. 申請資格要件
(1)運営団体
①本助成金の目的に賛同し、被災地の子どもたちへの支援を継続的に活動できる体制等が整っている団体であること
②下記のうち、いずれかの法人格を有する団体であること
・特定非営利活動法人(特定非営利活動促進法(平成十年三月二十五日法律第七号)に基づいて設立された法人をいう)
・認定特定非営利活動法人(特定非営利活動促進法(平成十年三月二十五日法律第七号)に基づいて設立された法人で同法第 44 条の認定を受けた法人(同法第 58 条の仮認定を受けた法人を含む)をいう)
・一般社団法人、一般財団法人(一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成十八年六月二日法2律第四十八号)に基づいて設立された法人をいう)
・公益社団法人、公益財団法人(一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成十八年六月二日法 律第四十八号)に基づいて設立され、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律(平成十八年六月二日法律第四十九号)により公益認定を受けた法人をいう)
③事務局等の活動拠点を東日本大震災の被災地3県(岩手県、宮城県、福島県をいう)内に有している団体であること
(2)活動実績
日本国内の青少年に対する支援活動を概ね3年以上継続し、当該分野における実績を残していること
(3)復興活動実績
東日本大震災の被災地の子ども支援を概ね3年以上継続した実績があること
※(2)(3)について、新設団体においてはその主たる構成員がこれまでに従事してきた活動を実績と見なす
2. 申請受付期間
2025年11月25日(火)〜 2026年1月12日(月)※23:59必着
3. 必要書類
〇申請の手順に関して、詳しくは募集要項にてご覧ください。
〇申請書(指定様式)はこちらからダウンロードしてください。
〇現在事項全部証明書または履歴事項全部証明書写し(スキャンしたもの)
〇申請時年度の事業計画書、収⽀予算書(団体として、総会等で決議された最新のもの)
〇申請時直近年度の貸借対照表、損益計算書及び財産⽬録(団体として、総会等で決議さ れた最新のもの。新設団体においては、同書類を有していない場合は不要です。)
〇経理処理体制確認書(指定様式) : 過去にハタチ基⾦から助成を受けていない団体のみ提出こちらよりダウンロードしてください
※その他必要に応じて、参考資料を求める場合があります。
<提出先> 公益社団法人ハタチ基金 事務局 宛
メールアドレス:grant@hatachikikin.com
【選考の基準・スケジュール】
1. 選考にあたっての主な審査基準
【方向性・効果性】
・子どもたちを取り巻く課題を緩和・解消する活動であるか。
・子どもたちの中長期的な成長に寄与する活動であるか。
・子どもたちの思いに誠実に向き合い、それぞれの可能性を伸ばそうとする活動であるか。
【計画性】
・事業実施期間内に確実に実施できる方法、計画、体制で立案されているか。
・事業を実施する経費が適正に計上されているか。資金計画が現実的で適切か。
【課題認識】
・活動の前提となる課題が、震災後どのように生じ、または深刻化してきたかを明確に把握しているか。
【地域理解・関係性】
・地域の被災度や、現状の復興フェーズに即した活動であるか。
・地域と連携し、地域のニーズに応える活動であるか。
【継続性】
・団体運営や活動継続について中長期的なビジョンが描けているか。
・次年度以降のファンドレイズ計画を定める、資金調達チャネルの拡大を目指す等、団体の組織基盤を強化するために有効かつ具体的な取り組みが計画されているか。また、そのための経費を見込んでいるか。
・活動の中長期的な継続を目指し、今後の中核人材となり得るメンバーを配置するなど、持続可能性を高める体制であるか。
【発展性】
・活動の状況を広く発信し、継続・発展に向けた新たな支援を呼び込むことができるか。
・他地域や他団体の活動への波及が見込めるか。
2. 選考及び助成の決定
[選考の流れ(予定)]
始めに、提出書類による書類審査を実施いたします。書類審査を通過した団体においては、事務局にて面談を実施させていただきます。日程は個別に調整の連絡をさせていただきます。面談でお聞きした内容は選考委員会(3月上旬〜中旬予定)でご報告し、選考委員の皆様に助成団体、助成の金額について審査いただきます。その後、理事会で最終決定いたします。
書類審査で不採択となった団体にはご連絡いたしませんのでご了承ください。
[最終決定後の流れ]
決定後、助成の可否についての決定通知を送付します。助成団体には契約書類を同送します。
[選考への問い合わせ]
選考内容についてのお問い合わせにはお答えできません。
3. 助成⾦の⽀払い
指定された口座に助成金の支払いを行います。(時期及び回数は団体ごとに協議いたします。)
4. スケジュール(予定)
申請受付期間:2025年11月25日(火)〜 2026年1月12日(月)※23:59必着
事務局面談:2026年2月2日(月) 〜 2月18日(水)※オンラインで実施
助成決定時期:2026年3月末
助成入金時期:2026年4月末
選考及び助成の決定・助成団体、助成の金額は、公益社団法人ハタチ基金が設置する選考委員会で審査し、理事会で決定します。
上記には要点を掲載しております。本募集に関する詳しい内容はこちらをご覧ください。
一緒に東北の子どもたちの自立や挑戦を後押ししてくださる皆さんからのご応募を、心よりお待ちしております。

【本募集に関するお問い合わせ先 】
公益社団法人ハタチ基金 事務局 宛
電話:03-3228-5033
メールアドレス:grant@hatachikikin.com
*受付時間:平日9時〜18時
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像