超高解像度航空写真の販売エリアを東京23区および全政令指定都市へ拡大
~正確な位置情報でインフラDX・デジタルツイン・高精度地図・損害保険査定等に活用~
※提供エリアは政令指定都市の山間部は含まれておりません。範囲の詳細はお問い合わせください。
当社の超高解像度航空写真は地上解像度5㎝の解像度をもち、路上の点字ブロックや車止め等まで詳細に判読可能です。超高解像度航空写真から様々な施設や設備が把握できるため、従来の現地調査や現地計測に代わる手段としても活用いただけます。
超高解像度航空写真は、従来の航空写真オルソ画像※1の作成方法と異なる画像相関による表層標高データ(Digital Surface Model)を用いた作成方法により、建築物の倒れこみの無い航空写真オルソです。位置精度は公共測量作業規定の地図情報レベル 500に準拠しているため、建物や道路施設物等の地図化や調査、既にある図面の位置の高度化といった様々な用途で幅広く活用いただけます。
なお、画像相関による表層標高データ(Digital Surface Model)は、画像解像度と同じ5㎝毎に保有しており、電波伝搬解析等に活用できるとともに、デジタルツインやメタバースといった3次元空間の創出にも貢献できるデータです。
【超高解像度航空写真の活用方法】
1. インフラ施設管理のDXへの活用
交通、電力、通信、ガス、水道等の管理図面の作成や管理システムへ搭載し、管理業務の効率化に活用できます。
NTTインフラネット株式会社様では、「Smart Infra プラットフォーム」構想における地下埋設設備の管理高度化において、当社の高解像度航空写真を原典データとして高精度 3D 空間情報作成に活用いただいています。
2. デジタルツインやメタバースでの活用
デジタルツインの世界で課題となる地図縮尺が異なる各種図面位置やその他情報を重畳させた際の誤差を、位置精度の高い高解像度航空写真をベースに位置補正することも可能です。
また、高解像度航空写真の中間成果物である、画像相関による表層標高データ(Digital Surface Model)は、高精度航空写真と共に3D都市モデルの作成素材や各種都市シミュレーションの基盤データとしても活用できます。
3. 自動運転や歩行者支援向け地図での活用
高解像度航空写真は、建物等の倒れこみがほとんどないため、車道や歩道境界が鮮明に把握でき、自動運転支援用の高精度な地図や歩行者支援用地図の作成にも活用できます。
4. 損害保険業務での活用
建物屋根形状や周辺地物等の詳細情報が把握できるため、損害保険契約時のリスク評価(アンダーライティング業務等)の基礎資料としての活用や、発災時の建物への損傷状況を判断する際におこなう2時期比較の発災前データとして活用できます。
■今後の展開
今後、東京23区および政令指定都市の撮影更新を進めるとともに、販売対象エリアを中核都市等にも拡大する予定です。ユースケースを増やし、さまざまなシーンでの活用をご提案してまいります。
※1 オルソ画像: 航空写真等に標高データを与えて高低差による歪みを除去し、地図と同じ正射投影に変換した画像
▼超高解像度航空写真提供サービス「高解像度オルソ画像」
https://biz.kkc.co.jp/data/keisoku/ortho/ortho5cm/
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