ユニゾンシステムズ 令和5年度金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会において1200試合以上の「翌日アーカイブ」ダウンロード配信を実現
■「金鷲旗・玉竜旗」で有料配信実施
ユニゾンシステムズは、2023年7月22日(土)から7月29日(土)までの8日間に渡り開催される「令和5年度金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会」の有料配信業務を、昨年に引き続き受託した。
この大会は、福岡市総合体育館・照葉積水ハウスアリーナに設営される10会場で柔道男子・柔道女子・剣道男子・剣道女子の合計1264試合が行われ、各会場に設置されるスマートフォンで撮影した映像を有料配信する。
有料配信はユニゾンシステムズの動画配信サービス「Thumb Tour for Sports」を利用し指定した日の全試合が視聴できる「ライブ配信」と試合翌日から任意の試合を視聴できる「アーカイブ配信」の2種類で、「アーカイブ」は8月15日(火)まで視聴できるストリーミング配信に加えダウンロードでの購入も可能にした。
注1)柔道・剣道女子決勝および柔道・剣道男子 準決勝・決勝のライブ配信は実施されません。
従来、「アーカイブ配信」の有料課金は録画した映像を人の手で編集加工し、課金する単位でファイル化したものを課金システムと連動させるなど膨大なコストと時間が必要だった。
「Thumb Tour for Sports」では大会管理システムの画像解析により試合の開始と終了を自動判定する「AI ハイライト」機能と課金情報およびDRM(デジタル著作権)を管理するプラットフォーム「LM-Space」*1を連携するシステムを構築することで、アーカイブ有料配信に伴う作業負荷を大幅に軽減し、低価格帯でのアーカイブ有料配信を実現している。
低価格帯でのアーカイブ有料配信の収益化の取り組みは、その他のアマチュアスポーツにも適用可能で、今後スポーツ団体の収益化手段の多様化や競技者・指導者が映像で競技を振り返ることによる競技品質の向上が期待できる。
■「Thumb Tour for Sports」について
ユニゾンシステムズが提供するITを利用し低コストで撮影・配信・課金・編集を行う動画サービスで、以下システムを組み合わせてサービスを提供します。
(1)撮影システム 「LM-Cam」*2
ライブ配信時に複数の同期配信を行えるNDIカメラアプリ
(2)スイッチャーソフト+テロップアプリ Telolin
複数台のスイッチャーアプリに対し、様々なテロップを配信できるアプリ
VMIXまたはOBSと連携する
(3)AI エディター
映像の実況やテロップ、外部からのスタッツデータなどを判定し、編集点を抽出・自動編集するシステム
(4)クラウド課金システム LM-Space *1
映像とDRM、課金IDを組み合わせ、厳格なセキュリティと個人別課金を実現する課金プラットフォーム
(5)高品質回線 LM-BB *3
フレッツ DDNSを利用し低コスト・高速・低遅延のアップロード環境を実現
■ユニゾンシステムズの取組み
ユニゾンシステムズは、創業32周年を迎えるITベンダーです。これまで放送局に特化したシステムを開発してきましたが、ここ数年一般企業にも映像を取り扱う機会が増えてきたことから、放送局の映像管理ノウハウを活かした一般企業向けシステムを提供開始しました。映像は事実を映し出すものであり、映像を活用したビジネス分析は、今後も拡張していくと考えられます。ユニゾンシステムズはITによる映像の切り出し、加工技術を通して、映像の企業活用案を提案していきます。
*1 LM-Space (株)LiveMedia の製品です。
*2 LM-Cam (株)LiveMediaのサービスです。
*3 LM-BB (株)LiveMediaのサービスです。
ユニゾンシステムズと(株)LiveMediaは資本業務提携契約を締結しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。