大阪府・大阪市・兵庫県の令和6年度 空飛ぶクルマ社会実証補助事業に採択されました
「エアモビリティ統合運航管理プラットフォーム事業」を提案
Qsol株式会社(福岡市中央区 代表取締役社長:廣渡 健)は、大阪府・大阪市・兵庫県が連携して公募する空飛ぶクルマ社会実証補助事業注1に、三井物産株式会社、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、株式会社JR西日本イノベーションズ、朝日航洋株式会社、小川航空株式会社、Terra Drone株式会社、株式会社ウェザーニューズと共同で「エアモビリティ統合運航管理プラットフォーム※1事業」を提案し、7月3日に事業採択されました。当社は、昨年度に続き2年連続での参加となります。
本事業では多種多様なエアモビリティ機体の位置情報及び運航データ、気象情報や空飛ぶクルマ離着陸場の利用情報等を、運航に関わる多様なステークホルダーに共有するエアモビリティ統合運航管理プラットフォームを構築し、安心・安全な「空飛ぶクルマ※2」社会の実現を目指します。
当社は、多くの航空運送事業者にご利用いただいている運航・整備管理システム
「NAST注2」を使用し、これまでに培ったノウハウをもとに、本事業を通じて「空の安全」に貢献します。
今年度は、昨年度の実績を踏まえて、更なる要素を追加した実験を実施予定です。
■ 実施概要(今年度の追加要素)
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空飛ぶクルマの機体性能等の情報を、実証実験におけるヘリコプター運航ルートやシミュレーションデータに反映し、空飛ぶクルマの商用化及び社会実装後に想定される飛行ルート・高密度運航環境を前提条件とした実証実験を行います。
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空飛ぶクルマ離着陸場運営システムに気象・空域情報等の周辺情報を反映し、空飛ぶクルマ離着陸場内のオペレーション管理機能を追加します。実証実験では、プラットフォームを使うことにより、エアモビリティの運航管理と空飛ぶクルマ離着陸場内のオペレーションが互いに協調できるかを実証します。
用語解説
※1 エアモビリティ総合運航管理プラットフォーム
空飛ぶクルマ・ヘリコプター・ドローンなどの多種多様な機体の運航計画や位置情報、気象情報、航空機情報、離着陸場情報等、エアモビリティの運航に必要な情報を様々なステークホルダーに広く共有するシステム。
※2 空飛ぶクルマ
電動垂直離着陸機(eVTOL)の一般名。電動モータで複数の回転翼を回転させ、垂直離着陸できる小型航空機。
※3 TLOF(Touchdown and Lift-Off Area)
空飛ぶクルマ離着陸場の構成施設のうち、空飛ぶクルマが安全に離着陸を行うために設置された専用エリア。
注1)空飛ぶクルマ社会実証補助事業
大阪府・大阪市・兵庫県が連携して公募する以下の3つの補助事業に共同採択されたもの。
■大阪府 「令和6年度 空飛ぶクルマ都市型ビジネス創造都市推進事業補助金」
HP:https://www.pref.osaka.lg.jp/o110020/energy/sorakuru_jigyouhi/jissyouhojo.html
■大阪市 「令和6年度 空飛ぶクルマ社会実装促進事業補助金」
HP:https://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000622668.html#kohu
■兵庫県 「令和6年度 空飛ぶクルマ実装促進事業」
HP:https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr10/press/20240703.html
注2)NAST(Network of Aviation Safety Technology)はQsol株式会社が提供する航空機の運航、整備に関する情報を一元管理する総合管理システム
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