CX監視オプション 新たにWindows対応エージェントをリリース!

端末に特化した無線品質の管理も可能に!

アイビーシー株式会社

アイビーシー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 裕之、以下 IBC)は、IBCが開発・販売するシステム情報管理ソフトウェア「 System Answer G3 」(以下 G3)において、2024年2月5日リリースの新バージョンVer.03.29にて、「CX監視オプション」に新たにWindows版エージェントが追加、また、これまでのネットワークパス表示機能・ページロード機能に加え、無線環境の利用状況を可視化し管理できる「Wifi監視機能」が追加されました。

 

 「CX(カスタマーエクスペリエンス)監視オプション」は、IBCが2023年9月にリリースしたG3のオプションで、ユーザー端末からアクセス対象(クラウドサービス等)までの利用者のレスポンス体感を可視化する機能です。これまで、CX監視オプションの対象OSはLinuxのみの対応でしたが、本新バージョンのリリースにより、対象OSをWindowsにも対応したことにより、CX監視オプションのより幅広いシステムへの導入が可能となりました。

 

また、本新バージョンで、CX監視オプションの既存の2機能(※1参照)に加え、各エージェント(ユーザーが実際に使用している端末)から接続可能な無線環境の利用状況を管理できる「Wifi監視機能」も追加されました。

DXや働き方改革の推進、コロナ禍の影響もあり、在宅勤務をはじめとしたリモートワークが浸透したことで、ほとんどの企業が業務に利用する端末を“オフィスのデスクトップPC”から“持ち運び可能なノートPC”へと移行してきております。こうしたノートPCやタブレットなどモバイル端末の業務利用が増えたことで、社内ネットワークにおける無線LAN(Wifi)の依存度は急速に高まり、同時に無線に関するトラブルも急増しましたが、多くの企業では、その監視・管理は無線アクセスポイントまでしかされていません。

 昨今のセキュリティリテラシーの高まりにより、PC等端末自体の物理的な管理やセキュリティ対策ができているにもかかわらず、その端末から社内のリソースやSaaSにどの程度のパフォーマンスで接続できているのか(期待値より高いのか低いのか)の管理は全くといっていいほどできていないのが実情です。また、リモートワーク環境では、無線アクセスポイントの管理は企業側ではできない中で、「何か遅い。」「何かうまく接続できない。」など、原因がはっきりしないユーザーからの問い合わせが増加しており、無線アクセスポイントへの接続に関するトラブルは、情報システム部門の新たな悩みの種となっております。

 

IBCが新たにリリースした「Wifi監視機能」は、ユーザーの端末が接続している無線(アクセスポイント)だけでなく、端末が受信している全てのアクセスポイントの接続情報および信号強度を分かりやすく可視化することにより、誰でも簡単に無線環境を管理することができます。ユーザーに接続して欲しいアクセスポイントの電波強度を見ることにより、野良SSIDと呼ばれるようなアクセスポイントの影響度も調査することができるようになりました。

「Wifi監視機能」を使った新たな監視運用で、無線アクセスポイントへの接続に関するトラブルに速やかに対応できるだけでなく、G3の予兆検知・分析機能と組み合わせることで、トラブルになる前の「IT障害をゼロにする」プロアクティブな対応も可能となります。

【新機能:Wifi監視機能の画面キャプチャ】

【※1 既存の2機能について(ネットワークパス表示機能・ページロード機能)】

①ネットワークパス表示機能

監視元となる各エージェントから監視先までのネットワークパスを、経路上のホップ毎の IP アドレスや応答値といった情報の他、パケットロス、ジッターなど詳細な情報と共に表示。これにより特定に時間のかかっていた遅延原因が可視化され、誰でも一目瞭然でその原因を特定できるようになります。また、測定された内容が前回値と比較し大きくかい離する場合に警告をおこなうなど、利用者に認識しやすい、わかりやすい機能を提供します。

②ページロード機能

ブラウザのように指定したページのドキュメントやコンテンツのダウンロードまでの応答速度をチェックします。Webサイトの遅延状況をコンテンツ毎に確認が可能であるため、特定画像の容量が大きい、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)が特定時間帯で遅いなどの検証、確認が可能となります。

また、クライアント環境から実行することでユーザーの体感値をそのまま数値化し改善が可能であるため、早期原因特定、CX(カスタマーエクスペリエンス)向上に繋がります。


IT システムの運用監視 / 運用管理分野において、導入実績 1,000社以上、IT システム機器の監視数 1,800万項目以上のライセンス販売実績を誇る System Answer シリーズは、本新バージョンにより、これまで利用者の申告のみに頼っていたネットワークの体感速度を様々な視点で可視化し、問題の原因特定を迅速にするだけでなく、G3 の予兆検知・分析機能と組み合わせることにより、障害が起きる前のプロアクティブな対応を可能とし、お客様の事業の継続性に貢献してまいります。

 

■提供形態:System Answer G3 v03.29 より利用可能

※CX マネージャー年間ライセンスをご購入いただくと、顧客専有のマネージャー環境が払い出されます。

G3 を既に利用している場合、項目数ライセンスに余りがあれば、CX マネージャー年間ライセンスを追加し、G3 のバージョンをv03.29 にバージョンアップいただくことでご利用開始できます。 連携する G3 のモデルは問いません。(但し、インターネット疎通出来ることが条件です。)

■提供価格:2,400,000円(税抜)/年額 ~

※System Answer G3 CX マネージャー 年間ライセンスス(Basic)の費用です。

※G3 をご利用でない場合、別途 G3 のライセンスをご購入いただく必要がございます。

<企業情報>

【アイビーシーについて】

IBCは、2002年の設立以来、性能監視分野に特化した事業を展開しており、ITシステムの稼働状況や障害発生の予兆などを把握するITシステム性能監視ツールの開発・販売およびコンサルティングを手掛けています。

社  名:アイビーシー株式会社

本  社:〒104-0033 東京都中央区新川1丁目8番8号 アクロス新川ビル8F

代 表 者:代表取締役社長 加藤 裕之

設  立:2002年10月

事業内容:ITシステム性能監視ツールの開発/販売/サポート

ITシステムの性能評価サービス

ITシステムの設計・構築、コンサルティング

IoTセキュリティ基盤サービスの開発/提供

各種機器、ソフト販売

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会社概要

アイビーシー株式会社

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URL
https://www.ibc21.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区新川1-8-8 アクロス新川ビル8F
電話番号
03-5117-2780
代表者名
加藤裕之
上場
東証スタンダード
資本金
4億4293万円
設立
2002年10月