株式会社コミュニティメディア 米田伊織、釜山外国語大学 グローバル協力センター 特任教授に就任
ICT教育・文化交流・実践研究を通じ、長崎市・対馬市と韓国釜山を結ぶ次世代の日韓連携モデルの構築へ
株式会社コミュニティメディア専務取締役 米田伊織、2026年4月に韓国・釜山外国語大学 グローバル協力センター 特任教授に就任。
2026年4月、韓国・釜山外国語大学 グローバル協力センター 特任教授に、当社専務取締役である米田伊織が就任しました。

米田伊織はこれまで、地域情報インフラの整備、デジタル人材育成、映像・文化コンテンツの企画制作、ならびにICTを活用した研究・実装など、情報技術と文化・空間表現を横断する領域において実践を重ねてまいりました。
株式会社コミュニティメディアは2019年より、釜山外国語大学の学生を対象とした長崎県内での海外体験プログラムを企画・運営を開始。米田伊織は、当社参画後、先端ICT教育と日本文化体験を組み合わせた実践型教育プログラムを推進してきました。
昨年、長崎県対馬市で開催された日本最大級の紅茶の祭典「第22回 全国地紅茶サミットin対馬」では、実行委員として、同サミットのテーマである「地紅茶通信使」のもと、対馬が担ってきた日韓交流の歴史を現代の茶文化交流へと接続する取り組みを推進しました。サミット史上初となる海外出展者として韓国・寶城(ポソン)から副郡守並びに茶生産者を迎え、国内外の生産者・来場者が対馬に集う国際的な交流の場が創出されました。また、釜山外国語大学の学生4名を対馬へ招致し、公式行事やセミナーの場で通訳・翻訳を担いました。サミット史上初の海外出展者として参加した韓国茶生産者2者のブースにおいて、韓国茶生産者と島民や来場者との交流を支える通訳や運営支援を同大学の学生が行い、日韓の地域間交流、文化発信、観光・産業交流の現場に実践的に関わる機会となりました。
今回の就任を契機として、米田伊織は、釜山外国語大学における日本文化交流を、ICT教育、国際交流、地域研究、デジタル技術を活用した実践研究プロジェクトとして発展させてまいります。
江戸時代における「通信」は、今日のようなデジタル通信ではなく、人が海を渡り、言葉、文書、技術、文化を物理的に運ぶ営みでした。日韓友好の象徴であり、ユネスコ「世界の記憶」に日韓共同で登録された朝鮮通信使は、その歴史を象徴する重要な存在です。
米田伊織は、こうした歴史的文脈を現代のICT教育へ接続し、AI活用プログラム開発、3Dモデリング、映像制作、デジタルツイン、ドローン等を活用した教育・研究活動を展開します。学生が地域や文化を調査し、記録し、可視化し、発信する過程を通じて、文化理解と技術活用を一体的に学ぶ新たな学習モデルを構築します。
また、釜山外国語大学内に設けられた茶室「徳心庵」の3Dデータ化や日本文化教育に関する取り組みも、同大学における実践研究プロジェクトの一環として位置付け、文化とテクノロジーを横断する日韓連携の新たな可能性を追求してまいります。
株式会社コミュニティメディアは、長崎・対馬を拠点に、放送、通信、教育、文化発信を横断して事業を展開してきた地域メディア企業として、これまで培ってきた知見と実践を活かし、釜山外国語大学との連携を通じて、次世代の日韓交流およびグローバル人材育成に貢献してまいります。

今後の主な活動計画
米田伊織は、釜山外国語大学 グローバル協力センター 特任教授として、以下の活動を中心に、同大学との連携を推進してまいります。
1. ICT教育を軸とした実践型教育プログラムの推進
AI活用プログラム開発、ドローン、3Dモデリング、映像制作、デジタルツイン等の技術を活用し、学生が地域や文化を自ら調査・記録・可視化・発信する実践型教育プログラムを展開します。
2. 文化交流とテクノロジーを融合した実践研究プロジェクトの推進
日本文化、地域文化、空間アーカイブ、デジタルツインを横断する研究プロジェクトを推進し、文化資源を現代的な教育・研究資源として再構成する学習モデルの構築に取り組みます。
3. 朝鮮通信使の歴史的文脈を踏まえた日韓交流の再解釈
人が情報や文化を運んだ江戸時代の「通信」の歴史を、現代のICT教育と接続し、日韓の歴史・文化・技術を横断する学習機会を創出します。
4. 長崎市・対馬市と釜山を結ぶ国際教育プログラムの発展
長崎県内での海外体験プログラムを継続・発展させ、韓国の学生が地域課題、文化資源、デジタル技術を横断的に学ぶ機会を提供します。
5. 通訳・翻訳実践を含む国際人材育成
国際的な式典、セミナー、地域イベント、観光・産業交流の現場において、学生が実践的に通訳・翻訳・国際対応を経験できる機会を創出します。
6. グローバル人材育成とキャリア形成支援
日本での就職、地域連携ビジネス、デジタル分野での起業支援等を視野に入れ、釜山外国語大学の学生が国際的に活躍するためのキャリア形成を支援します。
米田伊織 プロフィール
米田伊織(よねだ いおり)
株式会社コミュニティメディア専務取締役。1988年長崎市生まれ。青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科修了。米国シリコンバレー発のエンタープライズソフトウェア企業、日本を代表するデジタルアート・空間演出の制作会社を経て、2020年より現職。長崎大学 海洋未来イノベーション機構 連携研究員を歴任。デジタルハリウッドSTUDIO出島オーナー。2026年4月、釜山外国語大学 グローバル協力センター 特任教授に就任。
専門は、デジタルコミュニケーションおよび空間メディアデザイン。企業情報システム、インタラクティブアート、地域メディア、映像制作、ICT教育など、情報技術と空間体験を横断する実践・研究に取り組む。
デジタルアート・空間演出の制作会社在籍時には、国際的な日本文化発信プロジェクトや海外の大型体験型アート施設プロジェクトにおいて、展示企画・制作ディレクション、空間演出、体験設計を担当。文化、アート、テクノロジーを融合した大規模な空間体験の実装を主導した。
長崎大学工学部の連携研究員としては、経済産業省公募の「高等教育機関における共同講座創造支援事業」に採択された「海洋デジタルツイン構築講座」において、デジタルツイン構築に関する手法研究と実装を推進。講座内の研究テーマ「海洋ロボットの社会実装」に、空間メディア表現、3DCG、VR、デジタルツイン構築の知見を融合させた。
株式会社コミュニティメディアでは、長崎県対馬市および長崎市を拠点に、ケーブルテレビ、インターネット、FMラジオ、Web・映像制作、地域DX支援、デジタル人材育成などを推進。地域情報インフラの整備と地域コンテンツ制作の両面から地域メディアづくりに取り組んでいる。
文化コンテンツ制作では、日本の祭りアーカイブプロジェクト「まつりと」において、「長崎くんち〜継がれる和華蘭〜」映像作品の脚本を担当。長崎に約400年受け継がれる祭礼文化の記録・継承・発信に携わった。日韓連携においては、釜山外国語大学の学生を対象とした長崎県内での海外体験プログラムの企画・推進。NPO法人朝鮮通信使縁地連絡協議会会員企業として、朝鮮通信使関連事業にも参加。釜山文化財団等と連携した日韓文化交流関連事業にも取り組む。
「第22回 全国地紅茶サミットin対馬」では、実行委員として「地紅茶通信使」をテーマに、対馬が担ってきた日韓交流の歴史を現代の茶文化交流へ接続。サミット史上初の海外出展者として韓国・寶城(ポソン)の茶生産者を迎えるとともに、釜山外国語大学の学生4名を対馬へ招致し、公式行事・セミナーでの通訳、韓国茶生産者ブースでの来場者対応など、学生が国際交流の現場で実践的に活動する機会を創出した。
釜山外国語大学内の茶室「徳心庵」設立10周年を記念した「BUFS Tea Exchange Project」では、ICTと文化教育の融合に関する講義および茶道家による実演を実施。同茶室の3Dモデリング化を行い、茶道部員を中心とする日本文化学習・伝承の拡張を目的とした研究プロジェクトを立ち上げ、推進している。

株式会社コミュニティメディアについて
株式会社コミュニティメディアは、長崎県対馬市および長崎市を拠点に、ケーブルテレビ、インターネット、FMラジオ、Web・映像制作、地域DX支援、デジタル人材育成などを展開する地域メディア企業です。釜山外国語大学とは2019年より、AI、ドローン、3Dモデリング、映像制作等の最先端技術を活用した教育プログラムを提供し、落語立川流の親子会を開催するなど、日本文化を紹介する取り組みも実施。放送と通信、教育、文化、テクノロジーを横断し、地域の新しい情報コンテンツを創造するとともに、地域のメディアづくりに取り組んでいる。

釜山外国語大学について
釜山外国語大学校は、1981年に設立、2014年にキャンパスを南山洞に移転し、外語大ならではのヨーロッパ米州大学、アジア大学などの語学学部を中心に人文社会大学では人気の韓国文学、映像メディア、歴史観光学科、その他経済、理工系学部など特徴ある大学と、通訳・翻訳をはじめとする大学院には、36か国180の大学と交流協定を結び毎年700名程度の外国人が学ぶ。釜山外国語大学を一言で表せば「新しい挑戦」という言葉が浮かぶ。施設設備が新しいのはもちろんだが、すべてにおいて新しい試みが多いのが特徴である。

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