産前産後ファミリーケア協会設立のご報告
日本の子育て文化を変えていくために、協会を設立しました。
『日本の子育ての現状』
女性は出産が終わり家に戻ると「あとはがんばってね」と急に放り出されたような感覚で、社会から切り離されたような孤独感に陥ります。
ちょっと心配だけどきっと病気ではないから、病院に行くほどでもないし、、
出産した産科や保健師さんに気軽に相談していいかもわからない
皆頑張っているし、きっと私よりももっと大変な人は居るから「辛い」と言えない。
なんだか夫ともうまくいかなくて、素直に頼ったり相談できない。
行政の産後ケアには「家族から十分な家事育児の援助が受けられずかつ疲労または育児不安がある人」とあるからきっと私は対象じゃない。
産後ケアの申し込みが難しくて時間もかかるからもういいや。
このように、産後のママの体や心、そして赤ちゃんの成長や発達についての「ほんの些細なこと」を相談できたり、すぐに対応してくれる「人・場所・サービス」は非常に不足しています。
その結果、産後まもない親子にまつわる悲しい出来事や産後うつの割合は増加傾向にあります。また、世界的にみても、日本の女性の家事育児負担は大きく、睡眠時間も短いとされています。さらに、もし子どもに何か疾患や障がいがあったときも、相談できる場所やサポート体制は地域格差が大きく万全とは言えません。十分なサポートを受けられず、保育園にいきたくてもいけないケースも多発しその負担は家族に重くのしかかります。
協会のミッション
協会のミッションは「誰かの犠牲で成り立つ子育てを終わらせ、社会全体で子育てを楽しむ文化を創る」ことです。少子化や親子にまつわる問題が深刻化する今こそ、子育てをいかに楽しめるかというところまで視座を引き上げる必要があります。そのためには、教育機関、企業、病院、地域、行政、民間サービスが連携し、ノンストップで産前産後ケアを提供できるということが必須になります。
豊かな日本社会の存続のためにも、産前産後ケアを受けることは、贅沢でも甘えでもなく、未来への投資です。産前産後に様々なケアや教育を受けることを当たり前とし、ノンストップで産前産後ケアを提供できるということが必須になります。
具体的な活動
学級の開催(医療機関や教育機関、行政機関等)
産前産後ケア普及活動(企業、医療機関、行政への情報提供等)
保育園、学校、医療機関等での講演活動
業界に携わる方を集めた勉強会、情報交換会
産前産後ケアスタッフの養成(準備中)
子育てイベントの開催
学生向け命の授業
を展開していきます。
最後に
子育て中のファミリーのために力になりたいサポーターがたくさんいることも事実です。
私たちのもとにも、産前産後ケア業界の方や子育て支援業界の方、そして様々なジャンルの専門職の方からご連絡がきます。
その中でも多い声が、「産前産後ケアや子育て支援は持続可能なビジネスにしていくのが難しい」という声です。
この業界を発展させていくためには、志高いサービス提供者が事業を継続できるためのサポートも必要不可欠です。国や行政にも情報提供等していきながら、業界の発展に寄与する活動をしていきます。
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