エマソンが統合水素モビリティ技術をH2 Hauler に提供

エマソンの技術が、水素ターミナルオペレーションの安全かつ効率的な管理と、H2 Hauler 分配ネットワークのリモートモニタリングを可能にしました

日本エマソン株式会社

オーストラリアクイーンズランド州トゥーンバ(2024 年 3 月 11 日) – 圧縮水素の貯蔵および分配装置の設計、製造、認証を行っているオーストラリア企業の H2 Hauler は、連結・統合水素モビリティビジネス管理システムを提供する技術提携パートナーとして、テクノロジーとソフトウェアの分野で世界をリードするエマソン(NYSE: EMR)を採用しました。


低エミッション水素は、エネルギー変革を加速させる可能性を秘めており、現在までに40 を超える国が国家水素戦略を公表しています。このビジョンを大規模に実現するためには、製造場所から工業施設、発電所、燃料ステーションまで高圧水素を安全かつ確実に輸送し、貯蔵するための技術とインフラが必要になります。


包括的なオートメーションポートフォリオ、モビリティソリューション、水素に関する専門知識が評価されて選ばれたエマソンは、H2 Hauler のローディングシステムとモニタリングシステムの完全自動化、管理輸送の管理、トレーラーチューブ設備のモニタリングに着手し、水素の安全かつ持続可能な輸送を実現します。


「水素の道路輸送、貯蔵、製造におけるオペレーションを拡張する過程で、エマソンのオートメーションテクノロジーとソフトウェアの実績が証明されました。私たちは、当社のソリューションが安全な貯蔵と分配だけではなく、この新しい産業の影響を実証するための生命線である保管管理および監査機能もサポートすると胸を張って言えます」


H2 Hauler の水素ディスペンサおよびトレーラー搭載ユニットを最適化するために、エマソンは DeltaV™ PK コントローラ、火災・ガス検知器、バルブ、アクチュエータ、レギュレータなどの万全なソリューションを提供します。また、エマソンは、機器を遠隔地から表示および制御するためのセキュリティ保護されたクラウドベース・データ・プラットフォームを提供し、リアルタイムデータによりオペレーションパフォーマンスを最適化します。



「高耐久輸送において水素の需要が伸びるにつれて、私たちは水素を製造場所から必要な場所へと安全、確実、効率的に輸送するためのシステムを設置する必要があります」とエマソンのチーフ・サステナビリティ・オフィサー、マイク・トレインは語りました。「水素モビリティ技術を H2 Hauler に提供することで、オーストラリアのモバイル水素インフラ支援が飛躍的に前進することを期待しています」


エマソンは、水素バリューチェーン全体に専門戦の高い技術と専門知識を提供します。 エマソンは、水素を顧客に提供するためのモジュール型水素ユニットを製造している BayoTech*1、商用グレードの水素製造・貯蔵・燃料補給プラントを開発した Toyota Australia*2、韓国で高流量気体/液体水素の燃料補給ステーションネットワークを構築している KOHYGEN *3をはじめ、幅広い水素関連企業と連携しています。


参考URL: 

*1 - BayoTech (https://ow.ly/jybH50QRTo7)

*2 - Toyota Australita (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000093720.html)

*3 - KOHYGEN (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000093720.html)

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会社概要

URL
https://www.emerson.co.jp/ja-jp
業種
製造業
本社所在地
東京都港区芝浦1-2-1 シーバンスN館17階
電話番号
03-4572-6800
代表者名
橋本 良
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1961年12月