ベリタスが「Veritas™ 360 Defense」を発表 - オンプレミスとクラウドにわたるサイバーレジリエンスを実現
業界をリードする複数のセキュリティベンダーによる実際のテストをベースに構築された拡張性に優れたアーキテクチャ
セキュアなマルチクラウドデータ管理のリーダーである ベリタステクノロジーズ合同会社( https://www.veritas.com/ja/jp )(本社:東京都港区、以下「ベリタス」 )は本日、「Veritas™ 360 Defense」を発表しました。Veritas 360 Defenseは、この分野初の拡張可能なアーキテクチャとして、業界をリードするデータ保護、データガバナンス、データセキュリティ機能のすべてを統合して提供します。また、Veritas 360 DefenseはCrowdStrike社( https://www.crowdstrike.com/ )、CyberArk社( https://www.cyberark.com/ )、Qualys社( https://www.qualys.com/ )、Semperis社( https://www.qualys.com/ )、Symantec by Broadcom社( https://www.broadcom.com/products/cybersecurity )といった業界をリードするセキュリティベンダーと統合された一連のユニークなサイバーレジリエンス機能を提供します。Veritas REDLabにおいて、Veritas 360 Defenseは実際のランサムウェアの亜種に対してテストされています。
先頃実施された調査から、ランサムウェア攻撃を特定して封じ込めるまでに平均で73日を要することが明らかになっています。ベリタスの上級副社長兼ゼネラルマネージャー、マット・ワックスマン(Matt Waxman)は次のように述べています。「今日の複雑な異種混在型のマルチクラウド環境に分散しているデータに対してマルウェアによる攻撃があった場合、通常は複数のチームがそれぞれ異なるツールによって対応することになります。このような対応では復旧までの時間が長くなる恐れがあるだけでなく、復旧そのものができなくなることさえあります。Veritas 360 Defenseは、データセキュリティ、データ保護、データガバナンスと当社のセキュリティエコシステムを統合することでこのような課題に独自の方法で対処し、お客様が迅速に復旧し、誰がデータにアクセスしたのかを把握し、さまざまな脅威を先回り的に軽減することを可能にします。」
ベリタスの日本法人、ベリタステクノロジーズ合同会社の代表執行役員社長 金光諭佳は次のように述べています。「今回、Veritas 360 Defenseという、包括的かつ拡張可能なアーキテクチャをご紹介することができ大変嬉しく思っております。業界をリードするデータ保護、データガバナンス、データセキュリティ機能のすべてを統合した今回のアーキテクチャにより、引き続きお客さまが直面している課題を提案、解決してまいります。」
サイバーレジリエンスに対する360度全方位を網羅したブループリント
データセキュリティ、データ保護、データガバナンスにわたる実証済のベリタスのネイティブなセキュリティ機能を基盤に構築されているVeritas 360 Defenseのリファレンスアーキテクチャは、REDLab検証、新しい製品機能、大手セキュリティパートナーとの統合により、サイバーレジリエンスを次のレベルに高めます。
Veritas REDLab
ベリタス製品および統合セキュリティパートナーソリューション向けの独自のプログラムであるREDLabは、製品の統合性をテストして文書化し、リスクを軽減するための検証済みのベストプラクティスとデプロイメントのブループリント(設計図)をお客様に提供します。最先端の隔離されたVeritas REDLabのテスト環境で実際のランサムウェア攻撃に対して統合ソリューションを意図的にテストすることで、お客様はベリタスの検証済みソリューションがデータを保護し、脅威を検出し、自信を持って復旧できることを確信できます。
ベリタスのポートフォリオを通じた数々の新しいサイバーレジリエンス機能
ベリタスは、Kubernetesをはじめとする新しいワークロードのためのマルウェアスキャン、管理者のアクションとデータエントロピーの異常検出、簡素化したリカバリマルウェアスキャンのワークフロー、またAzure Active Directoryの追加サポートなどを通じて、サイバーリカバリー機能を強化しています。さらに、重要な処理を複数のユーザーで承認することにより、バックアップおよびリカバリインフラストラクチャをさらに強化しています。
セキュリティパートナー機能の拡張エコシステムとVeritas 360 Defenseを統合
CrowdStrike Falconプラットフォームの強力な攻撃表面の可視化とAIを活用した脆弱性管理機能を活用し、侵害されたシステムと復旧のための重要な脆弱性を発見することで、インシデント発生前後における高度な脅威防御を実現します。
クラス最高のクレデンシャル管理機能を備えた高度な特権アクセス管理により、セキュリティチームは 360 Defense のベリタスパートナーエコシステム全体で、さまざまなソリューションやワークロードに安全にアクセス、管理、設定できるようになります。パートナーとの統合では、CyberArk の API ファーストのアプローチ、開発者に使いやすいツールやユーティリティを活用し、新しいパートナーをエコシステムに安全に追加できるようにしました。
ランサムウェアの原因となる脆弱性の評価、優先順位付け、修復、およびQualysを介したバックアップストレージにより、設定ミスやランサムウェアの原因となる脆弱性のないリカバリを常に実現します。
マルウェアフリーで自動化したActive DirectoryフォレストのリカバリとフォレンジックSemperisを通じて、Active Directoryのダウンタイムを90%減らすとともに、バックドアや攻撃経路、攻撃者が残したその他の脆弱性を排除します。
Symantecを通じて、プライマリデータセットとセカンダリデータセットを脅威から保護。
Dreamscape Companies傘下のRio Hotel & Casino社の情報技術担当副社長、Bill Driver氏は次のように述べています。「私たちは、Veritas Altaクラウドデータ管理プラットフォームのようなソリューションによって、さまざまなセキュリティベンダーを含む全体的なセキュリティ体制の重要な一部としてデータの保護をサポートしてくれるベリタス社に信頼を寄せています。ベリタス社が私たちの信頼する他のベンダーとの関係を広げているお陰で、私たちはシンプルな検証済みのデザインに従うだけで、ソリューションの相互運用性を確保することができます。ベリタス社とそのパートナー各社がこの役割を担ってくれるので、私たちのチームはサイバー攻撃から守られているという信頼感を持って、革新的な活動に集中して取り組むことができます。」
The Futurum Group社のデータ保護、セキュリティ、サイバーレジリエンスアナリスト、Krista Macomber氏は次のように述べています。「脅威が広がっている中、企業が悪意ある攻撃者の先を行くためには、これまで以上に多くのセキュリティソリューションを導入しなければならなくなっています。しかし、導入したこれらのツールが必ずしもうまく連携して機能するわけではなく、攻撃の封じ込めと復旧に要する時間の長期化につながることもあります。セキュリティと相互運用性を保証するために、事前テスト済みのエコシステムから製品を選ぶことで、企業はサイバー攻撃から迅速に復旧し、防御体制の侵害に関わるコストを削減できるという自信を持つことができます。」
業界およびパートナーのコメント
PwC社、Joe Nocera氏は次のように述べています。「PwCは、複数の業界をリードするベンダーのソリューションを使用して、セキュリティの脅威からデータを保護することに関連する混乱や複雑さを取り除くことができる組織に大きな価値があると考えています。PwCは、グローバル・ネットワークにまたがる変革プロジェクトに取り組む世界最大の組織と協力しています。検証済みの設計を使用して、ベンダーパートナーの緊密なエコシステムからテスト済みのソリューションを導入できることは、保護プロセスを大幅に簡素化し、全体的なセキュリティ態勢を確立するのに役立ちます。」
CrowdStrike社、最高事業責任者、Daniel Bernard氏は、次のように述べています。 「組織は、セキュリティチームが迅速に対応し、脅威に直面してもビジネスの回復力を確保できるよう、強固なIT衛生対策を必要としています。ベリタスのような業界をリードするプレーヤーと緊密に提携することで、優先順位をつけたインサイトと拡張された可視性によって、お客様が最も重要なエクスポージャをピンポイントで特定し、侵害を阻止して敵対的な脅威から迅速に立ち直るのを支援することができます。」
CyberArk社、最高戦略責任者兼企業開発責任者、Clarence Hinton氏は、次のように述べています。 「人と機械の両方のアイデンティティを保護することは、ビジネスリスクを最小限に抑え、生産性を向上させ、悪意のあるサイバー攻撃から守る最善の方法です。CyberArk Identity Security Platformは、インテリジェントな特権制御を使用して、組織全体にわたる常時特権アクセスとジャストインタイムの特権アクセスの両方を保護します。ベリタスのようなパートナーとの強力なセキュリティエコシステムに参加することで、お客様がコンプライアンス目標を迅速に達成し、すべての防衛ラインを保護できるよう支援しています。」
Qualys 製品管理担当シニアバイスプレジデント、 Shailesh Athalye 氏は次のように述べています。 「ベリタスと提携し、一般的なお客様が TruRisk を使用してプロアクティブに評価と優先順位付けを行い、サイバー攻撃の原因となる前にランサムウェアの原因となる脆弱性や設定ミスのリスクを修正できるようになることをうれしく思います。Veritas 360 Defense と統合された Qualys Vulnerability Management, Detection and Response (VMDR) と統合パッチ管理機能は、オンプレミスとクラウド全体で最高のサイバー耐性を実現します。」
Semperis社 製品担当バイスプレジデント、Darren Mar-Elia氏は次のように述べています。「Semperisは、ランサムウェアの運営者やその他の悪質な行為者との戦いにおいて、力になることを使命としています。当社は、ハイブリッドID環境に業界で最も包括的な保護を提供するため、常に革新に取り組んでおり、Active Directoryフォレストリカバリーは、当社のレイヤー防御アプローチの重要な要素です。ベリタスのようなデータ保護やバックアップのリーダーと提携することは、複数の専門分野にまたがる統合的かつ総合的なランサムウェア対応能力を、共通の顧客が享受できることを意味します。」
Broadcom社Symantec・Enterprise部門、最高製品責任者、Alex Au Yeung氏は、次のように述べています。「データへの脅威を減らすには、ベリタスのような重要なパートナーと協力し、偶発的なデータ流出や紛失、悪意のある侵害のリスクを最小限に抑える必要があります。シマンテックは、組織が機密データの完全かつ正確なインベントリを確保するためのテクノロジーを提供し、ランサムウェア攻撃が成功するリスクを低減するために、ユーザーアクセスやデバイスのセキュリティに関するセキュリティ体制を強化するソリューションを提供しています。ベリタスのようなデータ管理企業と提携することで、当社の顧客はクリーンなサイバーリカバリーを保証することができます。」
その他の情報
本日のベリタスの発表に関する詳細は、www.veritas.comで『Get Real About Cyber Resilience( https://www.veritas.com/why-veritas ) (英語)』イベント関連動画およびその他の発表をご覧ください。
*出典 「データ侵害のコストレポート 2023( https://www.ibm.com/reports/data-breach )」、IBM セキュリティ
ベリタスについて
Veritas Technologies(ベリタス)は、マルチクラウドデータ管理におけるグローバルリーダーです。Fortune Global 100社の91%を含む、世界80,000社以上のお客様のデータ保護、リカバリ、コンプライアンスをサポートしています。ベリタスは、大規模環境での信頼性に優れ、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃の脅威に対してお客様が必要とするレジリエンス(回復力)を提供します。ベリタスのソリューションは、800以上のデータソース、100以上のオペレーティングシステム、1,400以上のストレージターゲット、60以上のクラウドを単一の統合アプローチでサポートします。独自の「Cloud Scale Technology」を基盤に、ベリタスは、運用面の経費を削減し、「Autonomous Data Management」(自律型データ管理)戦略を実現します。ベリタステクノロジーズ合同会社( https://www.veritas.com/ja/jp/ )は、Veritas Technologiesの日本法人です。
Veritas、Veritasロゴ、NetBackupは、米国および他の国におけるVeritas Technologies LLCまたは関連会社の登録商標です。
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