シブヤフォントが台湾のゴールデンピン・デザイン賞でベストデザイン賞を受賞!

記念すべき9つ目の受賞は初の海外デザイン賞 - 多岐分野にわたるコラボレーションが絶賛

一般社団法人シブヤフォント

シブヤフォントを代表してベストデザインのトロフィーを受けるアートディレクターのライラ・カセム

一般社団法人シブヤフォント(共同代表:古戸勉、磯村歩)は2023年度 ゴールデンピン・デザイン賞(Golden Pin Design Award)のIntergration Design (連携・協働デザイン)部門でベストデザイン賞を受賞しました。また本受賞はシブヤフォント初の海外デザイン賞の受賞となりました。

 「ゴールデンピン・デザイン賞」は台湾随一のデザインアワードで、2023年度アジアやヨーロッパ含む23カ国から8,000組ものエントリーを受け付け、552組が入賞し、72組がベストデザイン候補に選出。シブヤフォントは、トップ27組にしか選定されない狭き門を勝ち抜き名誉あるベストデザイン賞の1つに選ばれました。

ベストデザイン賞の受賞者は12月1日(金)台湾台北市の「台北パフォーミングアーツセンター」で行われた授賞式にて発表されました。当社からはアートディレクターのライラ・カセムが代表として出席しました。

ゴールデンピン・デザイン賞とは?

「ゴールデンピン・デザイン賞」は、1981年にスタートし、台湾・台北を拠点とする政府系デザイン振興組織「台湾デザイン研究院(Taiwan Design Research Institute)」が運営し、全世界のデザイン作品等を対象に優れたデザインを選定するアワードです。優秀かつ革新的なデザインプロダクトを奨励することで企業のデザイン導入を後押し、またプロモーション活動も積極的に行い、市民のデザイン理解を高め、マーケットを広げることが目的です。


ゴールデンピン・デザイン賞公式ウェブサイト https://www.goldenpin.org.tw/en (英語)

社会性ある多分野の連携と協働を高く評価!

創作活動をする参加アーティストの皆さんの様子
シブヤフォントのパターンやフォントが採用された商品

審査員から高く評価されたシブヤフォントの取り組み。評価コメントでは:

(日本語訳)「日本発祥のソーシャルデザインプロジェクト”シブヤフォント”はデザイン、福祉、行政、企業など領域を跨ぎ協働し社会に還元するインクルーシブで画期的な取り組みが高く評価されました」


(原文)The Japan-based social design project “SHIBUYA FONT” received high praise from the jury for envisioning an inclusive collaboration model for designers, public welfare agencies, and private businesses that gives back to society. 

アワード用に作った英文のシブヤフォントのタイトルイメージ

シブヤフォントの詳細などは「ゴールデンピン・デザイン賞」の公式ウェブサイトに掲載されています

https://www.goldenpin.org.tw/en/winners/1357

シブヤフォントの受賞スピーチ

ステージにて参加施設からいただいた自主製品「ラブラビ」などを持ちながらスピーチするカセム

受賞がアナウンスされた後、カセムはステージ上にて英語で以下のスピーチをしました。

この度は名誉ある賞を授与してくださったゴールデンピン・デザインアワードの皆様に感謝申し上げます。そして東京にいるみんな、やったよ!

このカテゴリーで賞を受賞できたことは我々にとって大きな意味があります。それはIntergration (統合)、いわば互いに連携し協働することこそがシブヤフォントの活動の中核にあるからです。障害、福祉、自治体、教育、産業など様々な分野の人々が、共創デザインを通してより調和のとれた多様でより豊かな社会を創造することを願い、日々協力し合い活動しています。

私たちは、アビリティーや人生経験問わず、誰もが自分にできること、自分にしかできないことを通して社会と関わるチャンスが与えられる権利があると強く信じています。そしてこの取り組みををとおして、障害があることは社会の重荷ではなく、社会に新たな洞察力と創造性を与えてくれるポジティブな貢献的存在であると示すことで、人々の中での無関心や分離のない、世の中をを実現したいと考えています。そしてそれを果たすためにはデザインおよび共創デザインは不可欠です。

最後に、インドの詩人ラビンドラ・ナート・タゴールの言葉を引用して終わりたいと思います

「課題は、いかにしてすべての違いを消し去るかということではなく、いかにしてすべての違いをそのままに、団結していけるかということだ」

これからも多様性が光る世の中であることを願って。皆さんもよい一晩をお過ごしください。改めてありがとうございました。


授賞式では受賞者のスピーチだけでなく表彰式は台湾出身の著名ミュージシャンなどによるパフォーマンスなどもあり、華やかな一夜となりました。

また国内だけでなく海外で活動が認識されたことも含めシブヤフォントにとって、今年1年の良い締めくくりとなりました。

会場でスピーチをするカセム

授賞式の様子は公式ホームページとYoutube で配信!

授賞式の様子はゴールデンピン・デザインのウェブサイトからご覧になれます。 
https://www.goldenpin.org.tw/zh-TW/news/56(中・英のみ)

また当日のストリーム録画も公式youtube チャンネルからご覧になれます。

(英語)https://www.youtube.com/live/v_xQmtUGHqg?si=t1kKVcefJzTXN_Pe&t=1981

(中国語) https://www.youtube.com/live/Snmfs8pCI0Q?si=R1PukZw_IAKbz7ro&t=1979

「ゴールデンピン・デザインアワード」受賞展2023に出展

出典元:Golden Pin 公式ウェブサイトより (https://www.goldenpin.org.tw/en/news/55)

「ゴールデンピン・デザインアワード」は現在「台湾デザインミュージアム」のホール1,2,4にて「Golden Pin Design Award Exhibition ‘Multidimensional Hyperplasia’ 」を開催しています。2023年11月21日(火)〜2024年3月17日(日)まで100点以上もの「ゴールデンピン・デザインアワード」の受賞作品が展示されています。シブヤフォントは動画で紹介されています。

台湾デザインミュージアム公式ウェブサイト

https://www.tdri.org.tw/tag/taiwan-design-museum/?lang=en (中・英)

シブヤフォント受賞のアワード一覧

同賞に加え、内閣府 日本オープンイノベーション大賞、ソーシャルプロダクツ・アワード2021、IAUD国際デザイン賞、グッドデザイン賞、読売福祉文化賞、桑沢学園賞など累計9つのアワードを受賞しました。


① グッドデザイン賞 (2019年)

受賞紹介ページ:https://www.g-mark.org/award/describe/49720

② 桑沢学園賞 (2019年)

受賞紹介ページ:https://www.kds.ac.jp/others/20190206news/

③ 東急グループ環境・社会貢献賞受賞 (2020年)

受賞紹介ページ:https://tokyu.disclosure.site/ja/182/

④ IAUD国際デザイン賞2020 金賞 共創デザイン部門 (2020年)

受賞紹介ページ: https://www.iaud.net/award/14839/#go-03

⑤「ソーシャルプロダクツ・アワード」最高位 大賞(2021年)
受賞紹介ページ:https://www.apsp.or.jp/product/spa2021_y001/

⑥ 内閣府「日本オープン イノベーション大賞」選考委員会特別賞 (2022年)

受賞紹介ページ: https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/4kai_jusho_ichiran.pdf

⑦読売福祉文化賞(2022年) 

受賞紹介ページ: https://www.yomiuri-hikari.or.jp/bunkasyou/bunkasyoutowa/bunkasyoukako/20-3.html

⑧ SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞 (2023年) 

受賞紹介ページ: https://www.asahi.com/sdgs/article/15011429

⑨ ゴールデンピン・デザイン賞(台湾)(2023年)*本リリース
受賞紹介ページ: https://www.goldenpin.org.tw/en/winners/1357

シブヤフォントとは?

渋谷区内にくらし・はたらく障がいがある人と「専門学校桑沢デザイン研究所」の学生がタッグを組み、フォントやパターンデータを制作、それらを渋谷区公認のパブリックデータ「シブヤフォント」として誰でも利用できるよう公式サイトで公開しています。売上の一部は渋谷区内の障がい者就労支援事業所に還元しています。“共に制作する” ”気軽に使える” ”商品に採用する”という誰でも参加できるデータの特性を活かして、渋谷区のダイバーシティ&インクルージョンの理念を広げています。


連携している障がい者就労支援事業所:くるるえびす、ストライドクラブ、TENTONE、はぁとぴあ原宿、福祉作業所おかし屋ぱれっと/工房ぱれっと、福祉作業所ふれんど、ホープ就労支援センター渋谷 アトリエ福花、のぞみ作業所、ワークささはた、ワークセンターひかわ、むつみ工房

協力:専門学校桑沢デザイン研究所

主催:渋谷区

企画運営:一般社団法人シブヤフォント 


実績情報(2023年12月時点):

障がいがある参加アーティストの数:170人

参加学生数:63人

障がい者就労支援事業所:11施設

データ数:525種(フォント 62種、パターン 463種)

採用企業数:80社

採用商品数:推定400種

採用商品の総売上:推定 2億円以上


TV出演:NHK総合「首都圏ネットワーク」「NHK WORLD JAPAN」、NHK Eテレ「ハートネットTV」4ヶ月密着ドキュメンタリー、TBS「地球を笑顔にするWEEK」、フジテレビ「 Live NEWS α 」、テレビ朝日「有吉クイズ」秋山竜次(ロバート)ロケ他

一般社団法人シブヤフォント公式ウェブサイト:https://www.shibuyafont.jp

Instagram: @shibuyafont  Facebook: Shibuya Font X: @shibuyafont

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会社概要

一般社団法人シブヤフォント

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URL
-
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6丁目31-21 原宿スクエア(ハラカド)7階
電話番号
-
代表者名
磯村歩
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年04月