豊田通商株式会社との資本業務提携の締結について
製造業界は、急速に変化する市場環境、競争の激化、および新たな技術の登場により、さまざまな課題に直面しています。DX化による効率的な生産手法の確立と競争力の向上。人材戦略の見直しと教育プログラムの強化による組織の持続的な発展。環境への負荷を削減し、持続可能な製造プロセスの構築に積極的に取り組むことによる社会的責任。
変化の激しい不透明な時代において、製造業を取り巻く環境は大きく変化し、多くの課題を抱え、非常に不安定なものとなっています。
今回の提携は、両社が持つ強みを最大限に活用し、更なる成長と競争力を強化することで、中小企業、地域企業に対し多角的なサポートを可能にします。豊田通商は独自の技術力、市場知見、および人材を有しており、この提携によって新たなビジネスの在り方を見出すことが期待されます。
資本業務提携の狙いと背景
本提携により、研究開発・生産などの各部門でのシナジー効果を実現します。共同でのプロジェクト推進により、当社が開発に力を入れている「ナレッジマネジメントプラットフォーム『blooplinter(ブループリンター)』」をはじめとした様々なサービスの開発を加速し、市場に対するより強力なアプローチが可能となります。さらに持続可能な成長を目指す共通の価値観を共有することで、環境への配慮や社会的責任を重視したビジネス展開を通じて、より良い未来への貢献を目指してまいります。グローバル展開を見据えた市場の拡大を推進し、各社が持つ、広いネットワークを活用しながら、新たなビジネス領域での進出を計画しています。
3Dデータとナレッジを組み合わせた全く新しいアーキテクチャ『blooplinter』
株式会社LIGHTz 代表取締役社長 乙部 信吾 コメント
今回、製造業が抱える技術伝承の課題解決やエンジニアリングチェーン高度化を実現するため、豊田通商様とパートナーシップを組ませていただきました。
弊社の力を信じていただき、この提携を実現いただいた豊田通商の皆様に深く感謝申し上げます。
弊社は、AI技術を活用して熟練技術者の思考を可視化する「ブレインモデル®」テクノロジーや、それを技術伝承に応用する「汎知化®」ソリューションを元に、多くのお客様の継承課題を解決してまいりました。
今回、豊田通商様と共に開発、事業化を進めていく 「blooplinter(ブループリンター)」 は、エンジニアリングチェーン上の各工程における人、部門に蓄積されたナレッジ、ノウハウを3D図面上の特徴形状に紐づけてデータベース化し、デジタル空間上でフロントローディングを強力に支援するプラットフォームであり、その活用によって、製造業のお客様のエンジニアリングチェーンの変革の加速と、さらなる付加価値の創出を実現していきます。
私たちLIGHTzは、ものづくり産業の強靭化、サステナビリティの向上に真摯に取り組まれている豊田通商様との連携によって、より良い製造業の未来を築いていけるよう、力を尽くしてまいります。ご期待の程、よろしくお願いいたします。
豊田通商 概要
会社名 | 豊田通商株式会社 https://www.toyota-tsusho.com/ |
所在地 | 名古屋市中村区名駅四丁目9番8号(センチュリー豊田ビル) |
設立 | 1948年7月1日 |
代表者名 | 取締役社長 貸谷 伊知郎 |
事業概要 | 各種物品の国内取引、輸出入取引、外国間取引、建設工事請負、各種保険代理業務 等 |
blooplinter(ブループリンター)
■株式会社LIGHTzについて
株式会社LIGHTz は2016 年10 月、日本の先端知が集結する学究都市つくばに『人と社会に良質の"気づき"を提供する』という理念のもと設立されました。社名のLIGHTz は、明るい未来をやさしく照らす光 = 灯(ともしび)を表しています。
創業からの7年の活動を通じて当社は、スペシャリストの思考を可視化する独自AI技術「ブレインモデル®テクノロジー」を開発し、ものづくりのパートナーとして、製造業を中心に、AIを活用した技術伝承、コンサルティングサービス、「ナレッジマネジメント」プラットフォームを様々な地域、企業に提供してまいりました。
当社では、スペシャリストの専門知をAI モデルに変換することにより実現されるDXを「汎知化®(はんちか)」と名付け、この推進を通じて、顧客の社内ノウハウの一元化、製造品質の向上、若手の活人、生産性の向上に寄与していきます。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社LIGHTz 広報部
https://lightz-inc.com/contacts/
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