オンデマンド交通×交流イベントによる社会実験により、コミュニティ活性化を図ります
-様々な出会いが毎日のスパイスとなるという想いを込め、車両名称は「SPICEBOX」と命名-
このたび、合同会社うさぎ企画(代表社員:森田創。以下、当社)は、2024年8月の約1カ月間、長泉町中土狩・下土狩地区3キロ圏内を対象としたオンデマンド交通実験(以下、本実験)を行います。これは長泉町の「令和6年度 交流型オンデマンド交通によるコミュニティ活性化事業」の受託事業で、自家用車を持たない首都圏移住者を含めた、30~40代のファミリー層を主対象とし、下土狩駅前コワーキングスペースや、公共施設、商業施設、子育て支援施設、飲食店、隠れた名所旧跡など約40カ所の停留所を設置します。主要停留所では交流イベントも行い、オンデマンド交通による日常生活支援と魅力的な出会いによるコミュニティ活性化を企図します。
本実験では、10人乗りのワゴン車1台を利用し、乗客の相乗りを許容しながら、AIが算出した最適ルートに基づいて走行します。運賃は、主対象とするファミリー層の移動需要を把握したいという想いから、本実験に限り無料とする予定です。予約配車は長泉町LINE上からの専用アプリを通じて行います。走行範囲は、長泉町内を中心としながら、住民の生活実態にあわせて、一部町外施設への停留所設置も検討します。車両名称は、地元住民と移住者の交流を含めた、刺激的な偶然の出会いが毎日のスパイスになってほしいとの想いを込めて、「SPICE BOX」と命名します。
長泉町では、下土狩駅前広場や鮎壺公園の交流拠点を整備する中で、交流イベント等を通じた、移住者を含めた住民のまちづくり参画やプレイヤー化を進めています。当社は、東伊豆町や焼津市での交流型モビリティ実験の実績を活かして、本実験の「移動×交流の掛け算」により、新たなプレイヤー創出と移動需要の掘り起こしを通じて、長泉町のコミュニティ活性化に寄与してまいります。
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