シェアモビリティサービスを展開するClew、ドコモ・バイクシェアとの資本業務提携を締結
Clewは、かねてより京阪電気鉄道株式会社・一般財団法人京都市都市整備公社の2社と事業連携を行いながら、京都市と連携協定を結び市内でシェアモビリティサービスを提供しておりますが、この度の業務提携により、ドコモ・バイクシェアのシステム基盤であるシェアリングプラットフォームのシステムを使用し、既存のサイクルポート設置場所を活用してサービスを提供いたします。
◆背景
京都市は、年間5000万人が訪れる世界的な観光都市で、地域住民や国内観光客、さらに昨今急増する訪日外国人による移動需要が高まっています。また、高低差の少ないコンパクトな街であり、人口の10人に1人を学生が占める学生都市のため、自転車の利用が大変多いという特性も持っていますが、世界から街の魅力に注目が集まる一方で、人口減少や財政危機による財政面の課題、オーバーツーリズム、駐輪場不足や学生が卒業する際の自転車の廃棄問題への対応といった環境面の課題も抱えています。
これらの地域特性や地域課題に対して、シェアモビリティの浸透・拡大により、地域の移動手段の選択肢を増やすこと、生活圏の交わりを増やすことによって「住みたくなるまち」に変化するとともに、持続可能な社会の構築に寄与できると考え、Clewは京都市内で約250か所のサイクルポートを展開し地域のシェアモビリティ運営事業者として尽力してまいりました。
ドコモ・バイクシェアは、現在日本国内の52エリアでシェアサイクルサービスを提供しており、健康で環境に優しい日本の「まちづくり」に貢献することをミッションとしています。あらゆるステークホルダーの皆様と共に持続可能な社会の実現をめざし、国内シェアサイクル市場を牽引する企業として事業を推進しています。
この度の業務提携によって、Clewが培った事業基盤と、電動アシスト自転車をベースとしたバイクシェアサービスに大いなるシナジーが生まれ、お客様に最高の移動体験を提供できるよう邁進してまいります。
◆サービス概要
1.サービスの名称
Clew(クルー)
2.サービス開始日
2023年11月11日(土)午前6時より開始
3.サービス規模
自転車台数: 200台(電動アシスト自転車)
ポート数:38か所
4.利用料金
・基本プラン ショートライド(※)
・月額プラン 月額パス10、月額パス30(※)
・観光プラン ロングライド、1日パス(アプリ購入、WEB購入)
※2024年2月11日までキャンペーン限定料金で提供。
詳しくはこちら
https://www.clewbike.com/pricing/
4.利用方法
●新規登録のお客様
ドコモ・バイクシェアアプリをダウンロードし、ご利用アカウントの種類を選択。(「バイクシェアのアカウントで利用する」または「dアカウントで利用する」)
マイエリア選択で「京都市 Clew」をお選びください。
ダウンロードはこちらから
https://docomo-cycle.jp/howto
●ドコモ・バイクシェアアカウントをお持ちのお客様
ユーザーID連携対象エリアです。他のエリアで会員登録されているお客様は、普段のIDでそのままご利用いただけます。(料金プランはロングライドプラン60分ごと330円のみとなります)
【対象エリア】
東京広域連携16区、川崎、横浜(都心部・広域)、仙台、仙台海手、大阪、奈良、姫路、広島、大分・別府、鹿児島、沖縄
札幌、嬬恋、笠間、境町、甲州、美濃加茂、名古屋、上田・千曲、東御、新潟、金沢、小松、福井、敦賀、神戸、加東、関西(西明石、滋賀)神津島
ユーザID連携について詳しくはこちらからご確認ください。
https://docomo-cycle.jp/common-id/
5.サービスホームページ
サービス詳細は下記リンク先よりご確認ください。
ご利用方法
https://www.clewbike.com/
サイクルポート設置場所
https://www.clewbike.com/map/
◆今後に向けて
提供自転車台数については、今後増車を計画しており、いつでも利用したいときに利用できる環境を整えてまいります。また地域の企業との連携を高め、ドコモ・バイクシェアとの業務提携によりサイクルポートの開拓を促進し、観光名所をはじめとした利便性の高い場所にサイクルポートを設置することで、回遊性を高め移動しやすい街づくりに貢献いたします。地域住民の皆様や観光客に愛されるサービスを目指し両社で連携してまいります。
【株式会社ドコモ・バイクシェア概要】
地域に根付き人々に愛される新たなモビリティサービスを提供することで健康で環境に優しい日本の「まちづくり」に貢献することをミッションとし、あらゆるステークホルダーの皆様と共に持続可能な社会の実現をめざしています。
バイクシェアサービスは、2011年に横浜市における社会実証実験を皮切りに、全国自治体との共同事業を推進し、日本市場におけるシェアサイクルの拡大に尽力してまいりました。
多くのお客さまの移動手段としてお役に立てるよう、AIによる需要予測や、自転車に余裕があるポートから引き上げ、不足するポートにリバランスする業務を365日実施しています。自転車のスポット回収、充電専用拠点の設置など、お客さまの高い期待に応えるオペレーションノウハウを積み重ねています。
現在は、東京、仙台、横浜、川崎、大阪、兵庫、奈良、広島、大分、鹿児島、沖縄で合計28エリアを直営事業として運営するとともに、24エリアへシェアリングプラットフォームのシステムを提供し、全国で合計52エリアを展開しています。2023年5月には、東京都と共同で「東京EVバイクシェア(電動3輪)」を東京都臨海地域(お台場・有明エリア)でスタートし、ゼロエミッション東京の取り組みの一環として、新たな移動シーンの創出に取り組んでいます。
・会社名:株式会社ドコモ・バイクシェア
・本社所在地:東京都港区虎ノ門三丁目8番地8号
・創業:2015年2月
・コーポレートサイト:https://www.d-bikeshare.com/
・サービス総合サイト:https://docomo-cycle.jp/
・バイクシェアサービスの使い方、アプリダウンロードはこちら:https://docomo-cycle.jp/howto
【株式会社Clew概要】
京都市において一般財団法人京都市都市整備公社、京阪電気鉄道株式会社と提携し、約250か所のポートを運営し市内最大規模のシェアモビリティサービスを展開しています。同サービスは、商業施設・学校法人・行政関連施設・宿泊施設・オフィスビル・賃貸マンション・神社仏閣などとも連携してポートを設置し、ラストワンマイルモビリティとして公共交通機関の補完となるサービスを目指し事業を推進しております。
社名であるClew(クルー)の語源には「糸」という意味があり、「人とまち」「人とお店」「人と環境」「人とひと」などを繋ぎ「モビリティサービスを通じて人々の生活圏を広げる」ことを事業理念に掲げ、シェアモビリティサービスを単なる移動手段ではなく、ユーザーとその先のサービスを結ぶタッチポイント(接点)として捉えてその先につながるサービスの構築を目指します。
またシェアサイクルだけに留まらず様々なシェアモビリティを各事業者と連携し提供していくことで、観光客だけではなく、居住者や通勤・通学者も利用ができる「誰かだけのためではない」インクルーシブなサービスの構築を進めます。またシェアサイクルをはじめとする地球環境に優しいシェアモビリティの利用促進を図るとともに、持続可能な住みたくなるまちづくりを、地域の企業様とポート・サービス連携を通し一緒に実現していくことを目指します。
・会社名:株式会社Clew
・本社所在地:京都市下京区烏丸通仏光寺下ル大政所町680番1号
・創業:2021年10月
・サービスサイト:https://www.clewbike.com/
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