オンラインカウンセリングのcotree、住友生命保険相互会社・国立成育医療研究センターが行う「子育て応援サービス」の実証実験コンテンツパートナーに決定
オンラインカウンセリングで子育て世代のメンタルヘルスケアを支援
オンラインカウンセリング事業を展開する株式会社cotree(本社:東京都港区、代表取締役:西岡 恵子、以下「cotree」)は、住友生命保険相互会社(本社:大阪府大阪市、取締役 代表執行役社長:高田 幸徳、以下「住友生命」)と国立研究開発法人国立成育医療研究センター(本社:東京都新宿区、理事長:五十嵐 隆、以下「国立成育医療研究センター」)による、家事育児で大変な毎日を明るく活き活きとしたものにすることを目的とした、「子育て応援サービス」の実装に向けた実証実験に、コンテンツパートナーとして参画します。

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「子育て応援サービス」実装に向けた取り組みについて
住友生命は、株式会社三菱総合研究所が運営する未来共創イニシアティブ(ICF)に参画し、「産後うつを未然に防ぎ、明るい子育て生活を応援する」というコンセプトのもと、子育て応援サービスの実装に向けた検討を重ねてきました。
今回の取り組みの中でcotreeは、オンラインカウンセリングサービスを提供し、子育て世代の悩みをサポートします。
また、オンライン助産師・保育士子育て相談の「tomoiku(トモイク)」、健康医療相談チャットなどの機能を備えたヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」を展開するヘルスケアテクノロジーズ株式会社とともにコンテンツパートナーとして参加します。
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実証実験の概要
妊娠中から出産後まで、「子育て応援サービス」を継続的に使用することによるQOLの変化や、産後うつに対する改善効果を観察することや実装可能性について検討することを目的とした実証実験です。
国立成育医療研究センターで出産予定の方のうち、あらかじめ設定している条件に適合する希望者(※1)を2群に分け、片方にはユカイ工学株式会社提供のコミュニケーションロボット「BOCCO emo」(※2)と「子育て応援アプリ」をご利用いただき、必要に応じて、株式会社cotree提供のオンラインカウンセリング「cotree」やヘルスケアテクノロジーズ株式会社提供の健康医療相談チャットもご利用いただけます。
※1
対象:第一子妊娠中の、妊娠中期の成人の方。2022年9月下旬から募集開始予定。
期間:妊娠後期~赤ちゃんの生後3か月まで。
※2
詳細は2022年2月22日付リリース「住友生命とユカイ工学、モシーモ、三菱総研による「夫婦の明るい子育て応援サービス」取組み始動」をご参照ください。
https://www.sumitomolife.co.jp/about/newsrelease/pdf/2021/220222.pdf
本実証実験は、育児中の夫婦のメンタルヘルス低下予防のみならず、産後うつが深刻化することに起因した自殺や育児放棄、虐待などの未然防止に寄与するという点で社会的な意義がある試みと考えており、体験期間中にWHO-5(※3)、EPDS(※4)に回答いただく他、アンケート等を通じて、サービス実装に向けて効果検証を行います。
※3
「WHO-5精神的健康状態表」ともいう。WHOが精神的健康の測定指標として推奨する質問票で、研究対象者の日常生活における気分状態を問う5項目の設問からなり,各設問に0~5の6段階で回答する。
※4
「エジンバラ産後うつ質問票」ともいう。研究対象者の産後の気分について問う10項目の設問からなり,各設問に0~3の4段階で回答する質問票。
cotreeは、本サービスの実証実験への参画を通じ、メンタルヘルスケアのインフラになり、やさしさでつながる社会をつくることを目指します。
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