VECTRIX JAPANが、東京海上日動と協業契約を締結。四輪規準のユーザーサポート体制の構築と、開発・生産・販売における長期的な共生のための戦略的な協業に向けた検討を開始
【契約締結の背景と狙い】
世界のカーボンニュートラル化の流れに加え、ドライバー不足が恒常化している日本の物流は、働き方の大改革が必須となる「2024年問題」も重なり、未曽有の環境下にあります。この困難な状況を打開し、抜本的な解決につながる可能性を持ち、かつ環境への負荷が少ない小型商用EVこそが「ソリューションの主軸」との見方が急速に広まっています。
当社のEV製品 『I-Cargo』は「ラストマイルのEV化と地域カーボンニュートラルの実現」「女性・シニア層など新たな物流ドライバー層の創出」という社会課題解決の2大目標を掲げて開発を進めてきました。昨年10月にはプロトタイプを世界に先駆け東京で発表し、いよいよ来る2023年10月1日に量産型モデルの発売を開始いたします。
この1年間、“クルマでも無くバイクでも無い、ユニークな小型商用EV製品”である『I-Cargo』には、試乗会やヒアリングを通じ、当初想定していた以上に、多様な活用方法の可能性に通じる貴重なご意見を頂戴いたしました。
こうした中、東京海上日動との間で、これらの社会課題の解決を共に推進するパートナーとして、長期的かつ共⽣的な協業を⽬指す検討をスタートいたしました。同社の「『安心と安全』の提供を通じて、豊かで快適な社会生活と経済の発展に貢献する」という経営理念は、カスタマーファーストを標榜する当社にとっても最も重要な信条でもあります。
両社で将来のビジョンを共有し密接に連携しながら、日本における新しいモビリティのビジネスモデルを構築していくことで合意に至り、今回の協業契約の締結に繋がりました。
今後、具体的には、まず東京海上日動の豊富な知見、保険商品をベースとしたベクトリクス独自のユーザーサポート体制の構築を計画しています。これまで例のない四輪⾃動⾞規準の充実した内容で、10⽉1⽇の『 I-Cargo 』発売と同時のサービス開始を⽬指して準備を進めており、詳細が決定次第ご案内する予定です。どうぞご期待ください。
●東京海上日動火災保険株式会社について
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/
●『I-Cargo』ご購入に関するお問い合わせ先
◯『VECTRIX Tokyo Ginza Gallery』
営業担当:内田成
住所:〒105-0004 東京都港区新橋1-5-2
電話:03-6264-5995 FAX:03-6264-5996
販売エリア:全国対応
■VECTRIX ブランドについて
・1996年、米国で電動マキシスクーターのパイオニアとして誕生
・その後ポーランドに生産拠点を移した後、2009年に香港のバッテリー会社に経営母体が移る
・2018年、現オーナー(現ベクトリクス・ジャパン取締役)がVECTRIX株を取得し“新生ベクトリクス”として生まれ変わる
・2019年、小型商用電動3輪カーゴスクーター、『I-Cargo』の開発をスタート
・2022年10月、東京に世界初の旗艦店『VECTRIX Tokyo Ginza Gallery』をオープン。『 I-Cargo』プロトタイプを同時に公開
・同年12月、シンガポールに本社機能を移管。日本、シンガポール(ASEAN)、台湾、イタリア、ポーランドの有力企業によるグローバルチームを構成し、最先端の技術開発と研究を行っている
・2023年9月、東京海上日動火災保険株式会社と協業契約を締結
・2023年10月1日、『 I-Cargo』市販モデルの日本市場での発売を開始
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像